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犀の狩猟記録(ライナーノーツ):逆噴射小説大賞2024
逆噴射小説大賞というものがございまして、パルプ小説の冒頭800文字の形式で、続きが読みたいと思わせる面白さを競う催しです。
ここで私の参加履歴を振り返ってみよう。
二次選考のハードル、年々上がってきている気がするんですよね・・・。最近思ったのですけど、「大賞は狙わないが二次選考通過のみを狙う」という意味不明なやり方は、逆に難しいかもしれない気がしてまいりました。年によってレベルが違ってたりする
靴屋と曲紹介とSpotifyの謎
どうもこんにちは! ウナーゴンだよ。
突然ですがNAOTというイスラエルの革靴ブランドがあるみたいです(今知った)。
その日本のお店やさんのページで、湯川潮音がBlossom Dearieの"Doop-Doo-De-Doop"という曲を紹介していた。いろんな人がおすすめ4曲を紹介するミニコーナーのようです。
Blossom Dearieはもともと好きなシンガーだったので、同様に好きなミュージ
画像で世界を認識している話とパルプとドリトスとレディ&オールドマン
~ 戻ってきたウナーゴン ~
どうも久しぶりだな。ウナーゴンだよ。
私は仕事をしており(えらい)、その繁忙期はおおむね半年サイクルで出現するため、その間のアウトプットは極端に少なくなる傾向にある。半年ってちょっと長すぎる感じがするよね。その間クリエイターとしては息をしていないみたいになってしまうので、ここらへんの事情は今後もうちょっとこう、どうにかしてゆきたい(漠然)。
ところで、私の本質は
Mary Hopkinを聴いたら思った以上に湯川潮音だった
そういえば、諸星大二郎先生の新作『オリオンラジオの夜』を買って読んでいたんですよ。
オリオンラジオの夜最近の諸星大二郎先生は、初期作品のような原初の衝動に読者を巻き込むようなヤバさは徐々に薄れ、穏やかな作風に遷移していっているように思う。とくにここ最近は、実在する音楽に着想を得た短編を複数描いており、『オリオンラジオの夜』はマスターピース的な楽曲とそれにまつわる不思議な人間模様が描かれている。実
ウェブ漫画広告のアレで思い出した『夜をとめないで』
どうもこんにちは! ウナーゴンだよ。
突然だが今、私の手元には『夜をとめないで』というマンガの単行本がある。(以下のリンクで試し読みができるようです)
私はこの本の作者であるハルミチヒロ先生には全然詳しくないのだが、本屋さんでふと気になって購入した単行本の一つだ。まず表紙の色がとても良い。そしてふわっとしていると同時にしんみりした絵に興味をそそられた。
◇
そもそもなんでこれが目にとまった
マッドメンがすき(諸星大二郎ニウムの伝導)
どうもこんにちは! ウナーゴンだよ。
突然だが私は諸星大二郎作品の中では『マッドメン』が最高傑作だと思っており、なおかつ一番好きだ。
この記事は「これから諸星大二郎作品を読もうかな?」という人にもおすすめの内容です。
マッドメンは英語の綴りだと"Mud Men"、つまり泥マン・・・泥の仮面を被った祖先の霊達だ。この作品はめちゃめちゃすごい。読み進めるにしたがって予測もつかない展開になり・・・
2018年の振り返り
どうもこんにちは! ウナーゴンだよ。
ぼんやり過ごしていると、年の境目とかも割とどうでもよくなってシームレスに20億年くらい平気で経ってしまう気がしたので、忘れる前に2018年に自分が何をしていたのか、アーカイブを参照しながら備忘録的に振り返っておこうかと思います。(見返していると全部振り返りたくなるけど、ざっくり行きます。)
それではレッツゴー!
【2018年1月】6ノート文章系記事部門:
ア・トンガ・ダ・ミロンガ・ド・カブレテーがすき
どうもこんにちは! ウナーゴンだよ。
突然だが私は『ア・トンガ・ダ・ミロンガ・ド・カブレテー(A Tonga da Mironga do Kabuletê)』という曲がすきだ。
これはブラジル音楽の名曲の一つなのだが、相当に謎めいている。
まず聴くと耳に飛び込んでくるのは、爽やかなボッサの演奏、次いで謎の野太い声によるラップだかシャウトだかわからない激高したような語りというか怒鳴り声みたいな
逆噴射小説大賞の二次選考通過報告
どうもこんにちは。UNARGONだよ。
2018年10月に開催された逆噴射小説大賞の二次選考結果がでましたね。11月末の話なのでだいぶ経ってしまいましたが、最終選考結果が発表されてしまう前に、備忘録兼セルフインデックス的な感じの記事を書いておきたいと思っていたので、書きます。
逆噴射小説大賞というのはこれです。↓
3作品中2作品が選考通過した私はこれまでにも文章媒体の創作記事を書いてはいたの