鉄板ナポリタンがつくれるぞ。
ご当地グルメをアレンジ再現していて、気になるけど、再現は難しいなぁと思っていたひと品があります。
それがこれ。みんな大好きナポリタンを、鉄板で仕上げる、名古屋めしの鉄板ナポリタン。
🍝鉄板というハードルを超えて
なにがハードル高いって、やっぱり鉄板ナポリタンが鉄板ナポリタンであるための最大のアイデンティティでもある鉄板。これです。
だって…。ナポリタンはつくれても、ふつう家に鉄板、ないですよね。ええ、そう。うちにもないんです。鉄板。なので、普通にナポリタンをつくることはあっても、鉄板スタイルはあきらめてました。
でも。でもね。今回、それがなんだかいけそうなんですよ。
なぜいけそうなのか。
ふふふ。それはのちほどのお楽しみとして、まずナポリタンをつくりましょう。
🍝いつものナポリタンづくり
麺はいつもの細麺カッペリーニ。えのきを混ぜ込んで、これもいつもの糖質オフ仕様です。
今回の具はソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、しめじ。ナポリタンの具に玉ねぎは必須。そこにソーセージorハムorベーコンのお肉類に、きのこはマッシュルームかしめじ、彩りと食感のアクセントにピーマンまたは甘唐辛子の組み合わせが理想です。
茹でた麺とえのきを加えて、ケチャップ投入。ここで、粉チーズとタバスコも隠し味に加えます。
炒め合わせて、さあ、いつものナポリタンができました。
🍳理想のひとめぼれ
そしてここからです。ここからが、鉄板ナポリタン。
その秘密はこちら。
これを手に入れたんです。スキレット。
ほしいな、ほしいなと思いつつ、重くて収納場所にも困りそうな気がして、ずっとためらっていたのですが、たまたまふと立ち寄った、調理器具や雑貨も売ってるディスカウントショップのようなところで、出会ったのがこれ。ひとめぼれしてしまいました。
というのもこのスキレット、まずサイズがやや小ぶり。ちょうど1人前の感じです。そして、気になっていた重さも比較的軽い。なぜなら、陶板製なんですよ。
もう、運命の出会いとしか思えず、買ってしまいました。というわけで、今回のナポリタンにたどり着いたわけです。
🍝鉄板ナポリタン爆誕
さっそく、油を敷いたスキレットを熱します。
そこに、溶き卵を投入。
縁が固まってきたら、さあいくぞ。
ナポリタンをオン・ジ・エッグ。
おお、これが憧れの鉄板ナポリタン。
スキレットの余熱で、最初は半熟の状態で麺に絡んだ卵が、いつしか薄焼き玉子に変わっていく、この感じ。これぞ、あつあつ鉄板ナポリタンです。
玉子で包むようにして、パスタを食べると、ちょっとまろやかな味わいになったり、そのままナポリタンだけで食べるといつもの味だったり、味変効果も楽しめました。
そういえば、お好み焼き屋さんにいくと、焼きそばを玉子で包んだオムソバがメニューにあったりしますが、これはまさにオムナポリタンの天地返しバージョン。きっとみんな好きな料理でしょう。
スキレット、買ってよかったです。煮込みハンバーグとか、ビーフシチューとか、ぐつぐついわせながら、食卓に運んでみたくなりました。きっと、この冬活躍すると思います。