帯広の豚丼に煮卵載っけてみました。
暑い日が続くと食欲もなくなりがち。でもそんなときこそ、パワーのつく料理を食べたほうがいいかなと思ったりもします。
夏のスタミナ料理といえば、定番はウナギ。脂ののった蒲焼をごはんに載せて甘いタレをたっぷりと。美味しいですよね。
でもウナギは高いので、そうそうしょっちゅう食べられれるものでもありません。
そこで思い出したのが、あるご当地グルメです。
🐽パワフル丼のヒントは鰻丼
北海道帯広の豚丼は、鰻丼をヒントに生まれたという記事を読んで、今回はこのメニューをアレンジ再現チャレンジです。
🐽豚バラの下ごしらえ
🐽材料
・豚バラ…ブロックを切り分けます
・オリーヴオイル
・あらびきコショウ
・ごはん
・スナップエンドウ
・醤油…大匙1
・砂糖…大匙1
・みりん…大匙1
今回は豚バラ肉のブロックを使います。
少し厚めにスライスして使います。
もちろんあらかじめカットしてある、焼肉用の豚バラでもOKです。
オリーヴオイルとこしょうをからめて、冷蔵庫で30分ほどマリネしておきます。
🐽せっかくなのでちょっと寄り道
と、ここでちょっと豚丼から寄り道します。
せっかく塊で買った豚バラなので、残りはチャーシューにしてみます。
🐽材料
・豚バラブロック
・ねぎ
・しょうが
・水
・醤油
・みりん
・砂糖
・茹で玉子
まずは下茹で。葱の青い部分、しょうがと一緒に豚肉を水から入れて、沸騰してから30分ほど茹でます。
茹で汁は豚の旨味がたっぷり出るので、一旦冷ましてから表面に固まった脂を取り除けば出汁として使えます。インスタントラーメンを作るときのスープにしてよし、玉ねぎやにんじんを煮て味噌を溶かせばお肉が入っていないのに豚肉の味がする豚汁風にも楽しめます。
お鍋に下茹でしたお肉とゆで卵を入れて、醤油、砂糖、みりん、水を入れて火にかけます。沸騰したら弱火にしてコトコト30分でチャーシューの完成。
今回は一緒に作った煮卵を豚丼のトッピングにしようという作戦です。
🐽グリーンピースをあれにアレンジ
続いて彩りの準備。
豚丼はいわゆる“茶色は美味しい色”系料理なので、ちょっとした緑があると見た目のいいアクセントになります。
豚丼発祥のぱんちょうさんのレシピではグリーンピースを飾るとのことですが、グリーンピースってなかなか使う機会が少ないので、どうしようかなと考えて思いついたのがこれ。
スナップえんどうを茹でます。
実をトッピングに使うことにしました。
さやの部分はマヨ醤油であえておかかをまぶして小鉢としていただきます。スナップえんどうとか絹さやのマヨおかか和え、けっこう好きなおつまみです。
🐽さあ豚丼の仕上げです
いよいよ豚丼準備もクライマックス。
オリーヴオイルを敷いたフライパンを煙が出るまで熱して、弱火にしたら豚肉を広げて入れます。
焼き色がついたら返して、反対側も弱火でじっくり。
両面がこんがり焼けたら、砂糖、醤油、みりんを合わせたタレを用意します。
強火にしてタレを入れます。
お肉にからめながら煮詰めてタレにとろみがついてきたらOKです。
ごはんの上に豚肉を並べていきます。
帯広豚丼というと真ん中から外側に、開いた花びらのような盛り付けが印象的。
上からたっぷりとタレを回しかけます。
仕上げにスナップエンドウの実をぱらぱらと。
そうそう、今回は煮卵も飾りましょう。
🐽夏のスタミナメニュー完成
香ばしいお肉の香りと甘いタレがからんで、食欲がそそられます。鰻丼がヒントという味つけには、粉山椒を散らしても合いそう。
夏のスタミナ丼メニューです。