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読みたい本がきっと見つかる「読書に学んだライフハック」
読書したいけど何を読もう……。
どんな本を読めばいいかわからない。
毎日、毎週本を読もうと決めたとき、ひとつネックになってくるのが本選びではないでしょうか?
読書をしようと思ったものの、何を読めばいいかわからないと困っている方におススメの本書「読書に学んだライフハック」(印南敦史 著)。
WEBメディアライフハッカーにて書評を書かれている著者が、厳選した本を紹介している作品。
仕事、生活、心の3つのカテゴリーに分けて様々な本が紹介されています。
・仕事での時間の使い方を学びたい
・早起きしたいけど続かない
などなど、様々な悩み解決のヒントをもらえる本が紹介されています。
次何読もうと迷わず、読書を日々の習慣にするために読んでおきたい一冊です。
知らなかった本を紹介してくれるとともに、書評を書く際の気づきも得られます。
〇紹介されている本の多さ
仕事のジャンルで23冊、生活で21冊、心で15冊の本が紹介されています。(間違ってたらすみません……。)
仕事は、人間関係を築くのに大事な会話などのコミュニケーションについてや、効率よく仕事をこなす時間術についてなど働き方について。
生活は、断捨離、早起きなど、日常生活に焦点を当てたもの。
心は、自己啓発を含めた、これからの人生のヒントに気づきを得られる本を紹介してくれています。
これだけ多くの本を紹介してくれていれば、しばらく何を読もうかなと頭を悩ませることはないはず。
〇伝わる書評の書き方
書評を書く際は、読む相手を想像し対象をしぼることが大切。
著者の印南敦史さんが、WEBメディアで連載している「毎日書評」では、取り上げた書籍がAmazonでの売り上げに影響を及ぼすほど。
記事を読んだ人に大きな影響を与えています。
媒体のコンセプトや考え方が異なれば、書評のアプローチの方法も違って当然。それに、ライフハッカーで扱っている書籍はビジネス書や自己啓発書が大半です。つまり、ビジネスパーソンから関心を持ってもらえるようなものを選んでいるということ。だとすれば、そこに「印南敦史の考え方」はあまり必要ないと考えているわけです。
記事を読ませてもらっていると、自分の考えや感情をほとんどはさまず、本の良さを紹介することにフォーカスされていることを感じます。
どんな人に読んでもらうか、どこをどう伝えるか。
本書も過去の記事をまとめているので、その技術を学べます。
〇良いと思った本を選んでメモしておく大切さ
僕も印南さんの書籍やWEB記事を参考にして、noteの記事を書いています。
書いた記事が多くなってくると、本書のようにおススメの本をまとめて紹介したいと思うものの、多すぎてどうやって選べばいいか混乱してしまう……。
そこで、印南さん著書の「遅読家のための読書術」から、
積み重なっていく読書実績を再確認する意味で、12冊分のレビューがたまったら、定期的に引用と感想を読み返すようにしましょう。
読み返して12冊分のなかでの№1を選んだらメモしておく。
この繰り返しで、心に残る本をまとめておくことができます。
まとめ記事の作成、本の内容を復習という一石二鳥の効果。
どんな本を読もうか迷った人におススメの本書。
何冊か読む本をストックしておけば、読書を習慣化しやすくなります。
そして、書評という視点で読むと、あくまで本という主役について説明するのが書評であることを再確認させてくれます。
生活に役立つヒントをもらいたい人、読む本がなくて困っている人、いろいろな人におススメな一冊。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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