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好きこそ物の上手なれ。自分の好きを突き抜けた物へ
子どもも大人も大好きなガシャポン。
小学生のときは、当時流行っていたポケモンのフィギュアを集めるため無我夢中でガチャガチャ回し続けていました。
大人になった今でも、好きなパワプロのフィギュアを見つけたらつい回してしまうし、ニュースでも海外の方が楽しそうに回しているのをよく見かけます。
水族館、動物園など観光施設でも当たり前のようにあるガシャポン。
リアルな作りに心奪われ、旅の記念にと買う方も多いはず。
「「好きなこと」だけで生きぬく力」(宮脇修一 著)では、フィギュアメーカーとして有名な海洋堂の社長である著者の、模型に対する情熱や仕事に向けられる熱い思いを本にされています。
企業戦略、マネジメント、難しいことではなく、純粋に自分の好きを極めてお客様からの信頼を得る働き方に心を揺さぶられました。
一心不乱に物事に向き合える「オタク」だからこそできる素晴らしい作品の数々。
見習いたい姿勢、考え方盛りだくさんです。
”「好き」を極めて生きていく”の章から、好きを極めるための心持ちを学びます。
〇もがき続ければ突破口は開ける
仕事でも何でもあきらめずにもがき続けることで、突破口が開ける。
出かけたり、読書したり、映画を観たりする日常の中から、思いがけないヒントが得られるかもしれないという気持ちが大切。
自分がいまやっていることが、未来をつくるんです。
だからこそ、どんなときでも、ジタバタし続ける。
日々、動いていれば、いつか突破口が開けるものです。
効率を重視するなど、限られた時間の中でやらないことを決めていくのが、現代では重宝されるやり方。
僕のように不器用で、次から次へと行動を移していくことが難しい方もいるかと思います。
好きなことをあきらめず、もがき続けるのも一つの方法としてはいいかもしれません。
たとえ上手くいかなくても投げ出さず日々考え続けることで、何かが変わる。
〇自分の好きに胸を張れるか
好きなことで自分がこれだと思うものには、無我夢中で取り組む。
好きという気持ちには人生を変える力がある。
いったん好きだと決めたからには、それくらいの使命感をもってほしいと思います。疲れた体にむち打っても、好きを極めなきゃだめなんです。
そういった情熱や行動というのは、必ず人生を大きく変えてしまうだけの、パワーを持っているはずです。
僕も読書が好きと言いつつも、書評家の印南敦史さんのように毎日読書し、膨大な量の本を読んでいる方からすれば、まだまだひよっこ同然。
比べるものでもありませんが、自分の好きや趣味を突き詰めていけば、それが仕事になるなど人生を変えてしまうほどのパワーが秘められています。
僕は毎日1冊は必ず読書をしているので、もっとこれを突き詰めていけば何か変わるのかもしれません。
いくら好きなことといっても、毎日続けるのはしんどいときもある。
いつか好きに対して自分の使命感を持てたとき、ひとつの物事に大きな熱量を持てたとき、人生は変わるのだと感じました。
好きだからこそどん欲に学び、一心不乱に取り組める。
本当の意味での「好き」を貫く姿勢や考え方を学べる一冊です。
こんな生き方を目指したい、好きを突き抜けさせたい、感情を盛り上げてくれる情熱のこもった内容でした。
自分の中の情熱を燃え上がらせてくれる!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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