子どもを産むべきでないのか、ということ
「遺伝する障害を持つ人は子どもを産まないで欲しい」そういう意見を見る。わたしが見る限りは、その人自身が何らかの障害を抱えているか、親やきょうだいなど身近な家族に障害を持つ人、そういう人が発言していることが多い。
この意見そのものは、優生思想的で、批判されて然るべきというのも納得できる。しかし、発言している人自身が障害を持っているということには、ただ優生思想と批判し否定するだけでは済まない問題があると思う。
こういった人たちは、もちろん個人差があるけれど、その言葉を自分