見出し画像

随所搾取(ずいしょさくしゅ)

随所搾取

今日は『我儘ではなく、あるが儘に』という言葉を紹介します。この言葉は元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんが作られた、「まいにち、修造!」という日めくりカレンダーの6日のページに書かれている言葉です。そこにはこのように書かれています。

「随所搾取(ずいしょさくしゅ)」とは、「周囲の言葉や目の前の出来事に惑わされず、自分主体で人生を生きる」という禅宗の教えです。僕は、「あるがまま」と言い換えています。自分の思いだけを押し通す「わがまま」とは違います。自分の思いをしっかり相手に伝え、相手の思いもきちんと尊重する。あるがままに生きることが、本当のより良い人間関係につながるのです。

人の顔色を見すぎて自分を抑制しすぎてもダメ。周りを考えずに自分の思いだけを突き通してもダメ。我儘ではなく、あるが儘に。

少し脱線しますが、数年前にブームになった「嫌われる勇気」でしられるアドラー心理学をご存じでしょうか。その提唱者であるアドラーは、「すべての悩みは対人関係である。」と言っています。真偽のほどはおいておいても、対人関係の悩みは誰もが持っています。今日の言葉は、その悩みの解決の一助となりそうです。

ちなみに松岡さんは人格者としても有名です。取材などのとき、自分より一回りも二回りも年下の人にも常に「〇〇さん」と呼ばれます。その姿が「きちんと相手に敬意をもって接している」と称賛されています。また、とても熱い方で、数多くの名言を残されています。その熱さは常識を超えており、松岡さんが海外に行くと現地が晴れて日本の天気が崩れるといわれているほどです。過去の例では、バンクーバー冬季五輪に行くと、バンクーバーが深刻な雪不足になり、ゴルフ全英オープンの取材に行くと、イギリスでは非常に珍しい熱波に襲われ、気温が急上昇。逆に松岡さんのいなくなった日本では涼しい日が続き、帰国すると各地で気温が40℃に迫る猛暑となりました。ソチ冬季五輪に行くと、現地の気温が急上昇して春並みの気温になり、雪不足に悩まされました。松岡さん不在の東京では13年ぶりの大雪警報が発令・・・。偶然なのでしょうか。

ときにネタのように扱われる松岡さんですが、大学に行かず、親から援助もうけずに単身アメリカでテニスの修業を積み、ウィンブルドンで日本人として62年ぶりのベスト8入りをされたすごい方です。今日はそんな松岡修造さんの名言を紹介しました。

最後に

フォロー58いただきありがとうございます。

基本的に500~1500文字程度の読みやすい記事を心がけています。少し空いた時間のお供にどうぞ。

「参考にしたよ」とコメントいただけるとやる気がわきますのでよろしくお願いします。好きマークも喜びます。よろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!