なぜ私は『うつ』になった?
どうもうつぬけサンダーバードことウッツ〜(?)です。
以前の記事で簡単な自己紹介をさせていただきました。
今回はより具体的に、私がどういった経緯でうつになったのか、について紹介(?)していこうと思うッツー。それに加えて、今後触れていこうと思う私が今までやってきたうつへの対処法、自分への理解を深めるための試行錯誤についても分かりやすくまとめていく。
なぜ私は「うつ」になった?
この問いに単一でシンプルな答えはない。答えは千差万別、十人十色。
それでもできるだけ簡潔に答えるのならば、自分の場合は、主に遺伝と環境要因の2つが挙げられる。
まず遺伝。これは良く知られていることかは分からないが、うつは遺伝する。そして私の親の家系をたどっていくと、うつ持ち、もしくはその傾向のある人は多い。
そして2つ目の環境要因。私の場合はコロナ禍で在宅が長引く中、気がついたらうつを発症していた。そして一回目の休職。後にカウンセリングを始め、カウンセリングの休暇期間(イギリスのカウンセリングでは、カウンセラーが夏休みを一ヶ月取る。その間カウンセリングはお休み。)に再度発症し、二回目の休職を取る。そして復職し、今に至る。
この辺の出来事については、もう少し詳しく下の記事に書いてある。
仮病だと思っていたうつ
一つだけどうしても書いておきたいのは、私の場合、うつを自覚するのに隨分と時間がかかったことだ。
一回目の休職は、かかっていた心療内科の医師に半ば強制的に進められて取った。当時の正直なところの心境は、自分は絶対にうつではないが、心は疲れ果てていて生きるエネルギーも湧いてこない。仮病を使って会社を休んでいるようで後ろめたい、が同時に働くこともままらない、だ。
その後、二回目の休職時にはじめて、「私は『うつ状態』に入りやすい人間なのであって、これは仮病ではない、れっきとした症状である」、という自覚に至った。
なぜそう思ったかと言うと、仮病であるならばある程度体調を自分でコントロールできるはず、である。調子が悪いと思った日でも、仮病であるなら元気を出して奮い立たせることができるはずだ。しかし私の身体はそんなに言うことを聞かない。鉛のように身体が重くベットから起き上がるのもしんどい日は、どれだけ自分に起き上がれと念じても、階段を上がることすらむずかしい。
そして、どうやら「自分の身体をこう動かしたいという念」に反して身体が全く動かない、という状態は、れっきとした「うつ状態」であり、自分の気合でなんとかなる問題ではないのだ、と割り切りができるようになった。
そこから私のうつと向き合うという長い旅が始まった。うつの治療は自覚から、というのは本当らしい。
どうやってうつを治す?
うつを本格的に自覚してから約一年半。私がやってきた、うつと向き合うための試行錯誤は簡潔に記すと以下のとおり。
週二でカウンセリングを始める。(フロイト派の精神分析、イギリスではサイコセラピーと呼ぶ。)
心に平穏をもたらすため、瞑想できるアクティビティを試す。その一環としてヨガを始める。
心の調子を日々アプリに入力し、後日分析する。不調の原因を因数分解する。うつフェーズに入ったことを素早く察知する。
身体の調子(睡眠、及び日々のストレス値)をデバイス主にオーラリングを使用し、モニターし分析する。
まだまだ模索中であるが、この1年半で隨分と自分とうつへの理解が深まった。
向き合い方や、何が効き目があるか、は個人によって変わってくと思う。が、私にとって効き目があった対処法、分析方法を共有することで少しでも似た境遇の方への助けになれば良い。
上記の点については後々個別で記事にして行くつもりなので、もし興味があればフォローしていただけるとモチベーションになります。どうぞよろしく。