少子高齢化と生産年齢人口の減少は日本経済をどのように変化させるのか?
私は、リフレ派の影響により、昔は緊縮財政による需要不足だけが景気低迷の原因だと考えていた。もちろん、長年のデフレは、需要不足が原因だったであろう。しかし、同時に、供給能力も減少していたのではないか、というように考えが変わってきた。
一部の経済学者は、日本経済の成長率を「生産年齢人口一人当たり」で換算すれば、アメリカと並んで先進国トップクラスだと主張している。つまり、わけのわからない新自由主義による「規制緩和が足りない」という主張は間違いで、単純に働く人が減少したことが原因と