めくるめく

これという特技も趣味もない平凡な人間なのですが、こんなわたしでもなにかパッションを感じ…

めくるめく

これという特技も趣味もない平凡な人間なのですが、こんなわたしでもなにかパッションを感じるものはないのか、と探してみたときに思いついたのが文を書くことでした。ハンドルネームの「めくるめく」はちょっと好きな言葉です。このあとにどんな名詞を続けてもとっても心躍る素敵な言葉になります。

最近の記事

【めくるめく】それよりぼくと踊りませんか?

 この週末は気分が落ち込んでいました。  アメリカンフットボールとベースボールの両方とも応援しているチームが大敗してしまいました。自分ではプレイすることはないのですが、応援には真剣に取り組んでいます。  そうそう。唐突ですが歳を重ねたせいでなにかにつけて涙もろくなっています。近本選手のヒッティングマーチを歌おうとすると、打てグラウンド駆けろー、くらいでぐっと胸がつまって最後の、燃えろーちかもとー、まで歌えなくなります。渾身のフルスイーング、のあたりでも顔が歪んできて、翔けろー

    • 【めくるめく】おお!ブレネリ!

       日曜日の朝、目覚めて朝食をとるまえにふと、なにげなくスイス民謡を口ずさんでいました。  おお、ブレネリ あなーたのおうちはどこー  わたーしのおうーちはスイッツァランドよー  冒頭の歌詞を歌ったところで、ふと疑問に思いました。  この会話はいったいどこで交わされているのだろう?  日本国内で、あなたはどちらのご出身ですかと問われて、わたしは日本です、とは言わないはず。外国での会話なら日本出身です、というでしょうけれど、日本国内ならば、わたしは神戸ですとか仙台ですといった

      • 【めくるめく】いつもとちがう・・・

            いつもなら、書きたくなるようなことが、ふと思い浮かんで、どんどんそれが頭のなかで文になっていくのだけれど、今日はなんだか落ち着かない。     午後2時にプレイボールなのに、11時にはすでに着いていました。着くのが早すぎるかと思ってたら、全然そんなことなかった!   甲子園駅前は開場を待つ縦縞のユニシャツ姿の人たちがすでに、いっぱいです。    開場時刻になったので、これから球場に入ります。     2024年クライマックスシリーズの第1戦。     今日はほんまに

        • 【めくるめく】まちがってることを追求するのだ!

           ー わたしは失敗したことがない。夥しい数のうまく行かない方法を見つけただけだ。  トーマス・エジソンの有名な言葉ですが、ほかにもこんな言葉を残しています。   ー 君は失敗したわけではない。誤ったと言ってはいけない。学んだのだといいたまえ。  挑戦し続けるかぎり、あきらめないかぎり、うまくいかなかったことは、うまくいくための学びのステップにすぎないってこと、そのとおりですよね。  ー もうこれ以上のことは考えられないというところまで行き着くと、たいていの人はそこでやる気を失

        【めくるめく】それよりぼくと踊りませんか?

          【めくるめく】 年齢をいうとたいていおどろかれます。

           小学5年生のとき、2年生のこども3、4人に絡まれたことがあります。  おまえ生意気やな。何年生やねん。  そうきくので、5年生ぢゃ!というと、2年生たちはさっと顔色を変え、それまでの尊大な態度をあっさりとひっこめて散り散りに逃げていきました。  小学校では学年が上というだけで、動かしがたい地位の差があるように考えられてましたよね。  こんなふうにすでに小学生の頃から、実年齢よりも若くみられることが多かったように思います。  昭和の時代、未成年の飲酒に対する世間の目はゆるーい

          【めくるめく】 年齢をいうとたいていおどろかれます。

          【めくるめく】秋の気配

           ようやく秋の気配が感じられるようになってきました。  秋といえば、大学の教養課程での英語の授業を思い出します。  リスニング専用教室で The Thanksgiving Treasure という米国のテレビドラマをみて会話をききとるという授業でした。少女が、自宅でつくったサンクスギビングの食事を、父と仲の悪いおじさんにもっていってあげる、それがきっかけとなって仲違いが解消する、という話だったと思います。  枯葉に覆われた小径、木もれ日にきらきら照らされた池の水面、風に揺れる

          【めくるめく】秋の気配

          【めくるめく】 めくるめくはカ行五段活用

           自己紹介するときに、「好きな言葉は・・・」っていうのはよくありますよね。  わたしが新卒で就職して3年目の春、新入社員歓迎会でひとりの新入社員の言った「好きな言葉」が爆笑を誘ったことがありました。  新入社員の人がひとりひとり好きな言葉はなに?と訊ねられ、たいてい「誠実」とか「有言実行」といった初々しい企業戦士らしい、2字か4字の熟語がでてきていました。  その人はわたしの目にはいかにも奔放なお嬢様育ちって感じの人でした。  「華麗」とか「風雅」とか、そういった答えが似合い

          【めくるめく】 めくるめくはカ行五段活用

          【めくるめく】オで始まってクで終わる語は・・・

           コロナパンデミックが猛威をふるっていたころ、わたしのいた職場では、顧客に提示するプレゼンテーション資料とか報告書にその語を用いてはならないと言われていました。日本の首都の名称を2020の数とともに用いることも。どうしても必要な場合は、たとえば「4年ごとの国際的な総合体育大会」とでも表現せよと指示されていました。  他者からステルスマーケティングの疑念を抱かれないためなのですが、けっこう厳格に取り組むんやなと思っていました。でも好ましいことだとも思いました。  ネットから他社

          【めくるめく】オで始まってクで終わる語は・・・

          【めくるめく】 こどもたちに謝りたい!

           わたしのこどもたちは、わたしのことをパパともお父さんとも呼びません。  本名のファーストネームに「さん」をつけて呼びます。乳幼児のころからわたしがそのように仕向けたのです。  人並みに父としてふるまえるのか自信がないから。  人にはそのように説明してきたのですが、本心では、親に頼らず自立した人になってほしい、との強い思いがありました。  わたしの幸せはわたしが決める。  最近、テレビドラマなどでもこのようなセリフをしばしば耳にするようになったように感じます。いいことだなと思

          【めくるめく】 こどもたちに謝りたい!

          【めくるめく】短歌や俳句もやります。

           最初の投稿で、文章を書くこと自体が楽しいと述べましたが、わたしの場合、文章をつくる際に自分の想いを的確に表現する語を採択できたときとか、想いを的確に表現できるリズムを文に織り込めたときが快感なのだと思っています。  短歌とか俳句には、五七五七七 とか 五七五 といった音数の制限があり、特に俳句には季語を含めるといった制限までついています。もともと日本語は五七五七七 とか 五七五のリズムが心地よく響くのでしょうし、それに加えて、作者の想いを的確に表現したうえで、なおかつそれら

          【めくるめく】短歌や俳句もやります。

          【めくるめく】夏休みの宿題には反対する派です。

           唐突に季節はずれなことをいうようですが、夏休みに(冬休みも)学校が生徒に宿題を課すって、どうにも賛同しかねるのです。  そもそも夏休みとはなにを目的として設けられた制度であるのかをわたしはよくは存じておりません。そのような者が、夏休みの宿題の是非を論ずるのはいかがなものかとも思うのですが、お役所がどのように定めているかは別として、実際問題として、「小学校、中学校、高等学校の児童・生徒にとってふだんの学校内では得られない体験をする機会を提供する」ということは夏休みに期待される

          【めくるめく】夏休みの宿題には反対する派です。

          note デビュー!

           思い返せば、いろいろ思い巡らせたことを文にするのが好きでした。  むかし、観光地のカフェや民宿などに、だれでも好きなことを書き留めておくためのノートブックがおいてあったりしました。今でもあるのかもしれません。ドラマ「海のはじまり」でも産婦人科医院においてありましたものね。  大学生の頃、研究室にそのようなノートブックがおいてあって、ほんとに他愛ないことをつらつらと書き留めていたりしました。そこに記されている文の半分以上はわたしが書いたものになりました。  就職したら、会社の

          note デビュー!