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ヨガを始めて(YOGAをすること①)

ぼくはヨガをしている。毎日毎日。

体のため。精神のため。そしてヨガ本来の目的のために。

今の日本のヨガ状況だと僕みたいな存在は圧倒的少数で、会社では言えないし、ヨガレッスンに行ってもはじめての合う女性はビックリした目をするし、ヨガを習い始めた最初のうちは家族にも変な風に思われるという完全アウェーな状態なのである。しかし、ぼくはヨガは決して女性だけのものではなく全ての人間のためにあるものだと思っている。

さて、なぜヨガを始めたのかといえば、40歳少し前にして、仕事でストレスを感じると体に結構な不調として出るようになってしまったからだ。

神経性胃炎、洞不全症候群(脈拍が異常に下がる)、腰痛など。仕事を辞めるとけろっと治るのだが、40を超えたらそうそう新しい仕事を見つけることも難しい。そして、なんとかしなければと心身の不調によいのはヨガなのではないかと始めることにしたのだった。

体幹を鍛え関節や節々を柔軟にするヨガの体操的な部分が体にいいのはもちろんのこと、精神にもいいのも何故か。

まず、ヨガがストレッチやティラピス、体幹トレーニングなどと大きく異なるのは、内観をするということだ。内観とは何かというと体の内側で起きていることを見つめるということ。これがヨガの大きな特徴だ。体を動かしながら、体をある体制で留めながら、または呼吸を吸いこみながら、呼吸を吐き出しながら、呼吸を留めながら。このことによって、ココロに振り回されずに、自分という存在がいまここにあることを全身全霊で感じることが出来る。ココロの中にある過去でも未来でもなく一瞬一瞬に存在できるのだ。

今は、マインドフルネスという言葉が有名になって、如何にそのことが脳や精神にいいか、それがつながって体調を良くするかということが、科学的にも証明されているしいろんなメディアでも紹介されている。

ぼくもヨガをすることでそのことを実感しているし、ヨガをはじめて4年目に突入している今では、ヨガをしている時間以外にも一瞬一瞬に身をとどめようと意識すればココロの動きから離れて目の前の事にとても集中出来るようになっている。それで、仕事もレベルアップ出来るし、私生活も充実する。いまでは嫁さんもヨガの効能を実感して、ぼくがヨガをすること応援してくれている。

しかしながら、ヨガの本来の目的というのは、健康のためでもマインドフルネスのためでもない。それらのことは、本来の目的に辿り着くための過程だ。それに気付いたのはヨガを始めてから二年ほど経とうとしていた時だった。

さて、この先はまた次回。

友達に薦められてはじめてnote書きました。読んで下さった方、ありがとうございます。

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