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インドのカースト制度は植民地時代に創造された!? 支配者の思惑は分断統治と完全管理。いつの時代もこれからの時代も同じなのである。では、ぼくらはどうしたらいいのかという事を問い続けたいと思う。 タイトルも長いけど本文も長いです💦3,690文字プラスリンク多数!!
前々回記事に(「反集中とは何か?」の記事)ヨガ八支則を載せたところ、note仲間のぼたんさんからこんなコメントを頂いた。
宇宙的な土壌基盤のあるインドという土地にカースト制度のような強烈な階級社会が根付いた意味が氣になってアーリア人から辿ってヒトラーユダヤetc...と長いサーフィンしてた🏄🏼😂
ヨガを日々していくにあたってインドのカーストの事は全く氣にしていなかったぼくははっとした。勿論氣にしなくてもヨガは身体操法技術なので出来るのだが、そこはきちんと理解したいと、ぼくは思う。
時は古代インド紀元前13世紀
西方から移動してきたアーリア人がインドを支配。
バラモン教に基づき、インドを支配した。
![](https://assets.st-note.com/img/1685859831882-Qoc0JdN4gn.jpg?width=1200)
バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラ
バラモン、司祭階級
クシャトリヤ、王、戦士
ヴァイシャ、商人、教育を受けた人民
シュードラ、農民、単純労働者、使用人(奴隷)
この4つの階級をさらに細かく分けたジャーティー(職業、地縁、血縁による社会集団)、
更には紀元後100年位になると不可触民の身分が生まれたとされている。
ウパニシャッド哲学とヨーガの誕生
瞑想的、儀式的に神に近づく方法を独占するバラモン階級に反発するように権力者階層はバラモンの秘密を盗み書きしウパニシャッド哲学を作り上げた。ウパニシャッド哲学では最高の存在であるブラフマンはありとあらゆるものに宿るとされ、よってありとあらゆるものはブラフマンと同体とされているのだが、しかし、この階層は変わることはなかった。
輪廻と解脱、カルマ(業)
インドの哲学では輪廻転生が語られる。バラモン教、ウパニシャッド哲学、後生まれた仏教においても。
よって人々にとっては、カルマによって今回の生ではこの階級だが来生は徳を積めばまた別という思考が一般的だったと思われ、それが何千年も続いているという社会なのである。
そこからの解脱はヨガなどの瞑想によって為される。
西洋による植民地化
16世紀初頭、ポルトガルにゴアなどのインド西海岸部が占領された。カースト制度のカーストという言葉はポルトガル語である。
西暦1858年イギリスによるインドの植民地支配が始まった。1947年の独立まで100年近くイギリスによって支配されていたことになる。
ヴァルナ・ジャティーという階級分けはカーストと呼ばれるようになり植民地支配にも利用された。
カースト制度は紀元前から1950年に法律によって廃止されてもなお今に残るインドの精神性に根深く突き刺さった制度なのである。
と、ぼくは理解した。
が、インドには他のイスラム教徒などもいる。
彼らには関係ないのではないかと検索をかけたところこちらのリンクに行き当たった。
なんと、イスラム教徒ですら階級に分けられ制度に取り込まれていた。(国外から来たイスラム教徒が上、インド在来のイスラム教徒は下)そして、こちらのリンクには驚くべき文言が記されていた。
《さて,現代インドのカースト制度は,果たして古代インドの『マヌ法典』の時代から連綿と続いてきたものなのだろうか。今日の研究者は,「ヒンドゥー教」が「発見」されたイギリス植民地時代に,それが「想像」または「創造」されたのではないかという論を立てる。彼らは一九世紀の資料に遡って,それを実証する作業に取り組んでいる。》
イギリスによる創造!
驚きである。
上記リンクは社会的少数派の陰謀論サイトではなく京都大学人文科学研究所のリンクである。
自分が思うにヴァルナ・ジャーティー、不可触民という階級はあったのだろうが、イギリス植民地時代にさらにそれが強化され差別、虐待などの酷いものになっていったのではないか。
またこちらには↓
植民地の支配層のイギリス人は、インド土着の制度が悪しき野蛮な慣習であるとあげつらうことで、文明化による植民地支配を正当化しようとした[17]。ベテイユは「インド社会が確たる階層社会だという議論は、帝国支配の絶頂期に確立された」と指摘している[17]。インド伝統の制度であるヴァルナとジャーティの制度体系は流動的でもあり、固定的な不平等や構造というより、運用原則とでもいうべきもので、伝統制度にはたとえば異議申し立ての余地なども残されていた[17]。ダークス、インデン、オハンロンらによれば「カースト制度」はむしろイギリス人の植民地支配の欲望によって創造されてきたものと主張している[17]。またこのような植民地主義によって、カーストは「人種」「人種差別」とも混同されていったといわれる
これを見てぼくははたと思い当たることがあった。
日本の江戸時代の士農工商穢多非人、
明治政府はイギリス留学を果たした長州ファイブによって運営された。
歴史は勝者によって作られる。
敗者は捏造によって悪とされる。
士農工商穢多非人も社会的な運用原則ではなかったか。
酷い差別などは勝者よって創られたものではないのか。
(現代でも差別、性犯罪、というような言葉でくくれないような行為がカーストの名の下に行われている・・・これがイギリス植民地時代に始まったものだとしたら・・・)
インドを支配した勢力と明治維新を起こした勢力は同じヨーロッパの支配者層貴族である。
そして、今も彼らは新たな分断、そして戦争、食料、エネルギー危機を引き起こし、より支配体制を強めるべく、完全管理社会を実現しようとしている。
こちらのリンクを見て違和感など感じる方は、
ぼくと同じ感覚、方向性である。
今、起きていること。
コロナ禍でのワクチンなどの不条理な政策、
地球温暖化詐欺、マイナンバーカード紐づけによる完全管理、ロシアウクライナ戦争による世界的な生活苦、
これらは全てこのムーンショット計画に向かって行われている事と思われる。どんどんどんどんサイバーな方向へ向かっていく。
メタバースもまだそれ程普及はしていないが
殆どの生活行為はメタバース内で行われ、それに対する通行許可書としてマイナンバーやワクチン接種歴等が使われるはずだ。配給給付などもそこで行われることだろう。
そこにぼくたちの自由はない。
肉体的にも、
精神的にもだ。
さて、ぼたんさんのコメントに遡ってみよう。
アーリア人
インド亜大陸に進出し支配した人種であるが
イラン、そしてヨーロッパにも進出している。
ナチス、ヒトラーはアーリア人こそ最高の人種だとしてユダヤ人に対してホロコーストを行った。
ヒトラーはロスチャイルドなどの支配勢力が用意した人物だと言われている。
支配者層もアーリア人至上主義者達なのか。
アーリア人至上主義はネオナチにも引き継がれ
2014年以降のウクライナに深く侵食している。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1686281009416-8SFXFMt8px.jpg?width=1200)
なんとニューヨークタイムズの記事からとの事。
インドカースト制度からアーリア人、
ヒトラー、支配勢力と過去と今からこれからの世界へと
ぼくの思考はまたも沼に嵌っていったのだった。
ご一読ありがとうございました✨
支配者の考えることは今も昔もこれからも同じ。
自分達を利する社会システムを作っていくということ。分断統治はお手の物だということ。
歴史はいとも簡単に書き換えられるということ。
これを踏まえた上でぼくらはどう生きていくか。
問いが止むことはありません。
インスピレーションを与えてくれた
ぼたんさんの記事はこちらから✨
宇宙とは何か!?ぼたんさん的ヌーソロジー始まり始まり〜💫💫💫
ヌーソロジー!????
最近は、Web3.0、DAO、NFT、メタバース等、新たなインターネットテクノロジーによってこれから起こってくる社会の革命が取り沙汰され、それが未来社会の中心的なビジョンとなっていますが、ヌーソロジーでは、むしろ、このようなサイバー社会の到来によって失われていく人間個々の生命感覚を奪回していくための新たなフィシス的な社会が、ポストコンピュータ時代に到来してくるのではないかと予想しています。言い換えれば、現在のような科学主義、データ主義中心の物質的世界観から、人間性そのものに価値を見る霊性中心の世界観への変容がもうまもなく起こってくるのではないかということです。もちろん、この変容は、単なるエコロジー的な社会への移行というものではないでしょう。よりメタな世界認識がもたらす新しい自然観です。ヌーソロジーが研究対象としているのも、素粒子認識を通した高次の自然認識に基づいた新しい社会設計にあります。
《このようなサイバー社会の到来によって失われていく人間個々の生命感覚を奪回していく》
《現在のような科学主義、データ主義中心の物質的世界観から、人間性そのものに価値を見る霊性中心の世界観への変容がもうまもなく起こってくる》
かっちぶーっすな(〃∇〃)
追記
長きに渡るインドカースト制度のネガティブなエネルギーは近年、IT産業の爆発的発展をもたらすというプラスの作用をもらたらした。
IT職種はカースト制度の外にあるのだ。
人間が蓄積してきた業を解消するための方法は
何かしらの外側にあるかもしれない。。。
以上です!
ナマステ✨