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学習塾にできること 25周年に向けて

教育を改革する
それがこの硬直する社会を変えるために必要だということは
誰もがわかっているのに

1月19日放送 TBS日曜劇場「御上先生」第一話のセリフより(TVerの字幕による)

人々の考える「改革」の方向は、きっとバラバラで、目の前に現れる問題に、毎日毎日対処している人たちの中でも、意見はたくさんある。

だから、変えることはできないと考える人もいる。

けれど、時代とともにいろんなことが変化していて、その変化は、ただ文明の利器の出現だとか、時が流れたからではなく、その流れの中に存在する人々の英知と努力で変わってきたものも少なくないはずである。

ならば、自分たちも変えられるかもしれないとー

私は思っている。

そして、この3月6日に25周年を迎える「寺子屋かめい」で、私たちは、新しい塾の形を模索している。

昨日、Small Talkの中で触れたけれどー

授業中、3回も起こされながら、寝切ってしまったという高校生ー

子どもたちを取り巻く大人たちに問いたいー

当たり前だと思っていませんか?

高校生たちがー

勉強に、クラブに忙しいことー
そのために夜更かしすることー

勉強であれ、習い事であれ、ゲームであれ、夜遊びであれ・・・。

親の言うことを聞かないこと

生活全般のことであれ、勉強のことであれ
食事のことであれ、スマホの使い方であれ・・・

私たちは、まずは、その「当たり前」だと思われていることが
本当は当たり前ではないことを示したい。

それを当たり前だと思い込んでいる人たちの生活の仕方も含めて、少しだけでも変えるお手伝いが出来るのではないかと考えている。

寺子屋かめいのコンセプトの1つは、25年前の開校当時から

子どもたちを塾漬けにしないことー

生徒たちに、高校生になったら、自分のペースを把握して、自分で勉強できる人になってもらうこと

同時に、私の理想は、子どもたちに自分たちのことばかりで1日を終わらせないようにすることだ。

学校に、クラブに、塾に、習い事に

自分のことばかりをして、成績が良いことを優秀とは言わない。

きちんと人のためになる何かもする1日にしてほしいと思っている。

だから、今年は春からー

子どもの居場所プロジェクト2025を始める。

中学生・高校生対象のものは 「勉強部屋プロジェクト2025」と名付けた。

自分たちで決めて塾に来る。そしてするべきことを終わらせる。授業も来年度は8:30までに終えたいと思っている。

家に帰ったら、子どもたちが、お手伝いをしたり、ゆっくりと家族と団欒して1日を終えられるーそんな環境づくりの一環となれれば・・・と願っている。





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Terakoya Kamei
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