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やろうぜ!Vジャンプ定期購読!

4月〜7月はVジャンプ定期購読の季節

月刊『遊戯王』こと『Vジャンプ』の定期購読の時期がやってきました!

『Vジャンプ』の定期購読の魅力を一言で語るなら「元が取れる」定期購読です(転売を推奨しているわけではありません!)。今回は、そんな『Vジャンプ』及び定期購読の魅力を紹介します。

2022年のVジャンプ事情

定期購読の紹介の前に2022年現在のVジャンプがどのようになっているかを紹介します。雑誌自体を楽しむのが一番の目的ですからね。

遊戯王

月刊『遊戯王』の名の通り、数年単位で連続して毎月限定カードが付録されています。一時期は付かなくなったりしたんですけどね…。勿論『遊戯王』情報も紹介され、毎月最低60ページくらいは『遊戯王』に割かれています。

そして『遊戯王』の漫画が二作品連載されています。二作品ですよ。凄いですね。漫画の単行本にも限定の同梱カードがあります。『Vジャンプ』も単行本も店頭で購入するとたまにカードだけ抜かれているので注意です(犯罪です!マジでやめて!)。指摘すると自分が取ったように思われそうなのが嫌ですよね。そこでやはり定期購読です。定期購読は全てを解決します。

定期購読の時に細かく紹介しますが、定期購読すると毎月SPペーパーというのが付いてきます。こちらは特に『遊戯王』に限定されていないようですが、筆者は『遊戯王』しか見たことがありません。

さらに定期的に行われる応募者全員サービスとそれに使われるシリアルコードも付録として存在します。これも後述しますが、定期購読が届くのが少し遅くなったので先着何名みたいなのはやらないで欲しいですね。

ドラゴンボール

『ドラゴンボール』も『遊戯王』に並ぶ『Vジャンプ』の柱の一つですね。表紙は大体このどちらかです。『ドラゴンボール』はアニメに映画にゲームにカード等々とメディア展開が激しいので毎月情報もてんこ盛りです。

現在『Vジャンプ』では鳥山明先生原作の『ドラゴンボール』の続編であるドラゴンボール超』が連載中です。アニメよりも後の話ですね。
そして、デジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』の限定カードが付いてきます。筆者は遊んだことありませんが、知人のお子さん周りでは流行っていたそうです。こちらのカードも今のところ毎月付録されています。

ドラゴンクエスト

『Vジャンプ』の顔の一つであり、最も勢いがあると感じているのが『ドラゴンクエスト』です。勢いがあると感じる理由は2020年10月より二度目のアニメ放送が開始された『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の外伝であるドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王です。

オリジナル版と同じく原作を三条陸先生が、作画を『ZIPMAN!!』『ヨアケモノ』の芝田優作先生が担当しています。芝田優作先生は父に旧アニメ『ダイ大』にも携わった東映アニメーションの芝田浩樹先生を持ち、東京藝術大学出身なのもあってか非常に絵が綺麗で迫力も凄いです。三条陸先生は『DQ』に興味ないと知らないかもしれませんが、『仮面ライダーW』の脚本を担当していると聞くと興味が湧く方もいるのではないでしょうか。

本誌より遅れますがジャンププラスにて連載もしています。YouTubeの公式番組『ダイ好きTV 特別版#2【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】』にて連載形態変わるなどと怖い話をしています。Vジャンプで読みたい!

追いついたらVジャンプと同時連載とか、ちょっとまあそのタイミングで連載の形態変わると思うんですけど

ダイ好きTV 特別版#2【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】22:40より

一話目や最新話は無料なので是非目を通してみていただきたいです。

『ダイ大』は『クロスブレイド』というカードを使ったアミューズメントマシンを展開しています。そこで使うカードも毎月付いてきます。

そして『ドラゴンクエスト』の漫画はもう一つ『ドラゴンクエストⅩ』のサイドストーリーであるドラゴンクエスト 蒼天のソウラがあります。
別に『ドラゴンクエストⅩ』をプレイしている必要はありません。とても熱い展開で歴代『ドラゴンクエスト』作品や『ダイの大冒険』要素もあって非常に面白いです。

『遊戯王』や『ドラゴンボール』のように最新の『ドラゴンクエスト』情報は勿論のこと、『ドラゴンクエストⅩ』内で使えるデジタルコードも毎月付属しています。これも今のところ毎月必ず付いてきますね。筆者は『ドラゴンクエストⅩ』未プレイなので価値が分からないのですが、何かアイテムが貰えるらしいです。

2021年9月特大号より『実況プレイ配信者インタビュー』というコーナーで配信者インタビューを行っています。最初はホロライブ所属の兎田ぺこらさん戌神ころねさん白銀ノエルさんホロライブ専用企画なのかと思いましたが、2022年5月特大号にじさんじ所属のリゼ・ヘルエスタさんが登場しました。

最近の『ドラゴンクエスト』はVTuberに肩入れしすぎているように見えるので、中川翔子さんのアリーナのような不幸な事故が起きないか不安ですね(筆者はネットの声ほど違和感なく、クリフトとテリーの声を逆にしてほしいとかの方が気になりましたが…)。次は笹木咲さんなどにじさんじで続けるのか、大空スバルさんさくらみこさんなどとホロライブに戻ってしまうのか、はたまたVTuberから外してくるのか注目です。

NARUTO(BORUTO)

大人気漫画『NARUTO』の主人公ナルトの息子・ボルトが活躍する続編漫画『BORUTO』も『Vジャンプ』で連載中です。最初は週刊少年ジャンプ連載だったんですけどね…。アニメは観ていないのですが結構内容が違うようです。毎週やってるアニメと月刊連載ではそうなりますよね…。

アニメやソーシャルゲーム展開もしていますが、『遊戯王』や『ドラゴンボール』『ドラゴンクエスト』に比べると情報量は少な目です。

プレゼント

読者アンケートのプレゼントや不定期のプレゼント企画(ゲームやヘッドホンなどが多い)、フィギュアやジャンプグッズのプレゼント企画、ゲームが発売日に届くプレゼント企画などが行われています。『犬マユゲでいこう』も作品内で取り扱った作品のプレゼント企画をやっていますね。各コーナーにプレゼント企画があって書ききれないくらい多いです。定期購読をしていればSPペーパーという付録にもプレゼント企画があります。これ目当てで買ってる人も多くいるでしょうね。実際アンケートにも懸賞目的という回答項目があったりします。

SPペーパーのプレゼント企画
年間定期購読者限定なので他に比べて当たりやすい…かも!?

恐らく最も当選しやすいのがゲームが発売日に届く懸賞です。有名作品だと当選者数は数百名になります。『ドラゴンボール』のゲームだと「590(悟空)名様プレゼント」みたいな感じです。その代わり週刊少年ジャンプやジャンプスクエア、ヤングジャンプなど集英社の他の雑誌と合同になったりしますが、毎月真面目に送っていれば1~2年に1つくらいの頻度で当たります(個人の感想です)。

予約購入したゲームが当たると嬉しい悲鳴

その他

週刊少年ジャンプ作品の情報は勿論、『モンハン』などの有名ゲーム情報も豊富です。アンケートで「ジャンプ系の漫画を増やしてほしい」「オリジナルの漫画を増やしてほしい」「ゲーム情報を増やしてほしい」といった回答項目をよく見かけるのでこれらが主軸なんだと思います。

また、えのきどいちろう先生のコラム『吾輩はゲームである。』や石塚2祐子先生の『犬マユゲでいこう』といった古参作品もあります(Vジャンプ刊行が1993年、この二作品は1994年開始)。

Vジャンプ関連の社長や監督等への取材漫画(?)の『ビクトリー・アサダの超一流への道!!!』はたまに好きな人物が取り上げられていますし、『ONE PIECE』考察コーナー『GRELOG』は本誌に加え単行本を読んでいても気付かなかったことが出て来て非常に面白いです。

Vジャンプ定期購読について

Vジャンプは例年4月から7月まで年間定期購読キャンペーンを行っています。2022年は4/16(土)~7/15(金)です(継続する場合はいつでも対象!)。

途切れずに継続お申込みをいただいているお客様につきましては、キャンペーン期間を問わず特典対象となります。

Vジャンプ(ブイジャンプ)の【定期購読】『Vジャンプ』通販 | 集英社HAPPY PLUS STORE

特典

本キャンペーンの特典は以下の二つです。
(※筆者は『SDBH』の知識はないので触れません)

・特典カード10枚(遊戯王OCG6枚+ドラゴンボールSDBH4枚)
・SPペーパー

Vジャンプ年間定期購読|VジャンプWEB
特典カードは封筒に入って二回に分けて送られてくる

年間定期購読の目的と言えばこの特典カードです!
これが元を取れるのではないかというくらい充実しています(まあ一冊590円が年間定期購読だと12冊で8,040円(590×12=7,080)と少々高いですしね…)。環境や再録等で価格は常に変動しますが、例えば2019年の年間定期購読特典の『スモーク・モスキート』は2022年5月現在、駿河屋で2,300円で買取を行っています。

『遊戯王』のみで考えても、定期購読の特典カードが一枚500~3,000円くらいで6枚、毎月付属されるカードも同様で12枚と考えると元が取れそうに思えてくるでしょう。実際、人気カードが付録される時は転売目的か買い占められて全然買えないんですよね…。例えば2020年2月号に付属した『焔聖騎士-リナルド』は2022年5月現在、駿河屋で1,300円で買取を行っています。

SPペーパーは前述の通り別に『遊戯王』限定ではなさそうですが、『遊戯王』しか見たことがない雑誌と同じB5サイズの裏表印刷の一枚の紙です。
付録カードの使い方の説明や漫画の設定イラスト等が書いてあるだけで特に目新しい情報もありません。プレゼントもパック等で限定品はありません。まあ、応募者全員サービスでもないのに限定品を出されても困りますが…。

特典カードだけでも豪華なので期待してないのですが、年間定期購読の特典を名乗るのであればもう少し工夫が欲しいですね。

いうほどSPか…?というのが正直な感想

申し込み方法

年間定期購読の申し込みは2020年からHAPPY PLUS STORE』という通販サイトにて行う方式になりました。購入履歴等が簡単に確認出来るので管理しやすくて良いですね。

このサイト、どう見てもオシャレなファッション通販サイトなので『Vジャンプ』を取り扱っているようには見えませんが、実は『Vジャンプ』に加えジャンプキャラクターグッズも取り扱っています

『HAPPY PLUS STORE』は2020年1月15日に支払い方法が減ったのですが、雑誌の定期購読では引き続き以下のように豊富な支払い方法があります。

2020年1月15日(水)より通信販売における支払方法が変更になります。
■現在
クレジットカード、代引き、NP後払い、d払い、Amazon Pay、銀行払い、コンビニ前払い、LINE Pay、auかんたん決済
■変更後
クレジットカード、代引き、NP後払い、d払い
なお、定期購読サービスについては支払方法の変更ありません。

【支払方法変更のお知らせ】 30代40代50代大人の通販|HAPPY PLUS STOR
実際の支払画面

申し込み方法は専用ページが用意されています。
アカウントを作成商品ページにアクセス、後は通常の通販サイトと同じ流れで申し込むだけなので難しくはありません。

アカウントを作成して
商品ページにアクセスして
支払い方法を選んで購入

一度申し込めば翌年の更新の際は案内状が封入されているので、それに従って更新するだけです。「本案内状到着から3週間以内」に更新しろということなので届いたらすぐに更新しましょう。

感想

丈夫な包装で送られてくるので不満は全くありません
特典カードにいたっては3重の包装で来るので汚れたり破損する心配は殆どないと思います。

包装はこんな感じ

前述のように毎月店頭で購入するより少し高い気がしますが、いわゆる転売屋に買い占められて悲しい思いをするより全然マシですね。

『HAPPY PLUS STORE』になる前は発売日の前日に届いたりしてたのですが、今は発売日の二日後くらいに届きます。届いた日にアンケート答えられなかったりしたので、筆者は寧ろ満足です。

どうなる?これからのVジャンプ

『Vジャンプ』は1993年5月創刊なので29周年となります。『Vジャンプ 2022年 07 月号』掲載の『ビクトリー・アサダの超一流への道!!!』はVジャンプの歴史を振り返る回でした。読者プレゼント頑張ってるとかピンチな時期もあった等のぶっちゃけ話も多くて面白いので是非読んでみてほしいです。というか単行本化して下さい!

VJはもともと“メーカーと一緒にゲームを立ち上げる”ことをベースに創刊した雑誌でもあったんだ

Vジャンプ2022年07月号『ビクトリー・アサダの超一流への道!!!』ビクトリー36『Vジャンプの29年』

『Vジャンプ』の一番の問題は電子版が存在しないことだと思います。編集部も気にしているのか読者アンケート度々触れています。『遊戯王』がデジタル版の『マスターデュエル』を配信し大成功しているので、一番の目玉の『遊戯王』カード付録の価値が下がると『Vジャンプ』も変革しないといけなくなりそうですね。

読者アンケートの質問傾向だとゲーム雑誌、ジャンプスピンオフ漫画雑誌、『遊戯王』雑誌、オリジナル漫画雑誌、プレゼント雑誌あたりの方向性を模索中なのでしょうか?読者の声次第で『Vジャンプ』の未来は大きく変わると思うので定期購読をしたら、ぜひ読者アンケートにも回答してみていただきたいです。

出来ることが増えると記事に還元されます。コメント頂ければ参考にします。