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『休養学 あなたを疲れから救う(著:片野秀樹)〜休むことが苦手な日本人のための休養法と、意外な気づき

日本人は、休むことが苦手で罪悪感を覚えることが多いという国民性がありますが、そのような日本人がどのように考え、効果的に休養を取るかについて書かれた本でした。この本は、休むことの重要性を強調し、積極的に休養を取ることを提案しています。単に長時間寝たりゴロゴロしたりするだけでは疲労は回復しないため、適度な運動や、普段の仕事とは異なる知識や交流を通じてストレスを解消し、ストレスを感じにくくすることが重要だとしています。
私自身、休むことが下手だと感じており、特に今年の酷暑で体力が削られてやろうと思っていたことが思うように進まなかったため、この本を手に取りました。しかし、内容としては常識的な話が多い印象でした。スポーツ選手が取り入れている超回復理論や、お風呂の浸透圧の効用についても書かれていましたが、特に目新しい発見があったわけではありませんでした。
ただし、この本を読んで、炭水化物ダイエットの危険性が指摘されていた部分には気づきがありました。以前、炭水化物を抑えた食事を実践していましたが、自分には合わなかったのかもしれないと感じました。具体的には、主食の半分を豆腐に置き換えるという方法でしたが、元の食事に戻してから、疲れにくくなったように感じます。(気候が涼しくなってきた影響もあるかもしれませんが…)結果として、この本を読んで良かったと思っています。

https://str.toyokeizai.net/books/9784492047484/

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