動作トラウマ2
これの続き。心と体がバラバラな理由を考えた。
いつもは、noteに書きながら考えが出てくるのですが、今回は私にしては珍しく、考えを紙に書いてからnoteにのぞんでみたら、芋づるのように発展してしまいました。
幼少トラウマから社会人トラウマ、また最近の体の傾向まで、いっぱいいろんな種類の理由が出てきたので、連続トラウマシリーズ(笑😱)として長くなるかもしれません。
私の中の「傷」の部分であり、日常、あまり表には出さずに来た部分なので、ダークで不快かもしれません。すんません。
ざっくりリストアップすると
・幼少トラウマA「家事」幼少期のおてつだいと母との関係
・幼少トラウマB「私はノロい」
・幼少トラウマC「内的動機づけが甘い」なぜその動作をするのか
・社会人トラウマD「私は遅いから人並みに…」動きの速さ
・社会人トラウマE「全力グセ」
・体「常に緊張状態でリラックスできない」
・体「運動中に息をちゃんと吸えていない」
とりあえずこんな感じです。
…で、前回の続きに話を戻すと、
「心の速さ」と「体の速さ」がズレてるのは「なんでだろ~」って考えて、一番に思いついたのは
【幼少トラウマA】でした。
これは家事してるときに気づきました。
「義務感…」の記事でも、ちびっと書いてますが、家事してるときが、やたらと緊張するんですよね。(だから正直、家事嫌いです。)
家事を習う幼少期の思い出は、嫌な思い出しかない。
母親が本当〜〜に、怖かったんですよ😱。
わたくしは、ヒステリックで完璧主義、いろいろと厳しい母親に家事を習いました。
教わっている最中は、金切り声、切羽詰まった大きな声での制止がありましたし、
たとえ私が作業を出来ても「できて当然」で「できて0(ゼロ)地点」なので、まず褒めない。。「OK」が出るまでの審査基準は異様に厳しいですし、習う途中、ビンタが飛んできたり、イライラのオーラを露骨にビリビリ出しながらの「矯正、二人羽織」状態になったりします。
用語解説「矯正、二人羽織」(変身社、たね子辞典より)
子供が説明を受けて、その動作に入ると、「ちがうっ!」と怒鳴って手をはたき、後ろから「ガッ」と乱暴に両手を取り
「こうッ!」といって、母親のやり方と感覚を子供になぞらせる状態。主に「野菜を包丁で切る」などの家事を教わる際に発動されます。
たいてい、母親の「イライラオーラ」とセットで発動されるため
子供は「野菜をどう切ればよいか」という所を考えて体験するよりも、
「母親のこのイライラが早く静まってほしい」というところに
注意の焦点が向かうため、早く終わらせるために、母親の神経を逆なでしないよう、細心の注意を払って「言いなり」「なすがまま」になります。
しかも母親本人が、「人に教える」のが苦手だから、ほんとは子供に教えたくなかったようでして…。父親に「少し、家事の手伝いをさせたら?」と促されて、渋々教えることになったようです。
「家事は自分一人でやったほうが速い」という考えで、実際に母がそれを口にしているのを覚えています。要するに子供の手伝いは「邪魔」。実際に「居ると邪魔」も何度も言われてます。
母にとって「家事を教えること」とは、子供を「労働力」的に使えるようになるかどうか。自分の思い通りの基準になるかどうか。
そこに子供を「教え育む」「自分で考えさせる」という概念は、ほぼ無かったのだと思います。
おばあちゃん(母方の祖母)が母と家事をするときも、母をさらに上回る厳しさとヒステリックさだったので、それはもう「母」の家系の遺伝なのかもしれません。。。
ここで「そんな、おおげさな。母親は誰でも怖いよ〜」と思う方に申し上げたいのは、
家庭ごとにそれぞれ「母親」は違うので、あなたの母親の「怖い」と私の母親では「怖い」のレベルは確実に違うはずです。言い回し、表情、日頃の接し方、空気…私の文面では伝えきれないことがあります。
今の大人の私が、客観的に他人の親子として、その場面
「家事を教える母親と子供の様子」を見たとしたら…
…確実に、私は「ドン引き」です。
「そんなにしなくても…よくない??子供だよ??」って、青ざめると思います。
そういうわけで、私は、家事をするときにいつも
「怒られないか、ぶたれないか、合格できるレベルか、常にビクビク」してるのですね。自分の「こうしたいという欲求」よりも、
厳しい母親のジャッジの目や、失敗してぶたれる恐怖を常に感じている。
ビクビクして心が縮こまるとどうなるか。
体も緊張で固くなるわけです。
私はもう、大人になってかなり久しいのですが、
大多数の人なら「思春期までには完成するだろう」って思われてること=「動作」について、私は未だに、トラウマがあるんだなあ。
ってわかったわけです。