『大怪獣のあとしまつ』見た直後の雑記
TOHOシネマズ池袋にて三木聡監督・脚本最新作『大怪獣のあとしまつ』を見てきました。
途中までは『シン・ゴジラ』のような、いやそれ以上に一匹の大怪獣の屍体に日本政府がわちゃわちゃしているサマをコミカルかつ、いい意味でグダグダに展開。
だいたいここまでは三木聡監督作品らしく、予想通り。
で、このわちゃわちゃグダグダをどう締めくくるか、
と思ったら、
予想を大きく下回る投げやりなオチ。
ええ……
アカンでしょ。
それでも三木聡監督の奥さんでもあるふせえりが演じる環境大臣の意外な大奮闘と
予想通りひたすら振り回される西田敏行が演じる総理大臣や
岩松了が演じる国防長官のすっとぼけぶりなどで途中までは見ていられた。
うーん、三木聡監督、傑作だった『インスタント沼』以来、監督作品がいっつもグダグダなんですけど…。
もう、『亀は意外と速く泳ぐ』とか『イン・ザ・プール』とか『インスタント沼』みたいな切れ味を期待しちゃダメなんですね。