【生理不順・更年期・自律神経の不調etc・・・ なんと薄毛にも!~Aroma、エストロゲン様作用について①~】
“髪の毛”は、「女性ホルモン」
“体毛”は、「男性ホルモン」
って、ご存じですか?
キーワード:【エストロゲン】
歴史や食材なども含め、数回に分けて、ご紹介していきたいと思います。
「エストロゲン」は、
「卵胞ホルモン」と総称される性ステロイドホルモンで、
エステロン、エストラジオール、エストリオールなどが知られており、
「女性ホルモン」とも呼ばれていますね。
なんと別名は、「美人ホルモン」です!
一般的に、
♥心と身体に作用し、
♥自律神経を整え、
♥心を穏やかにし、
♥お肌にハリと艶を与え、
♥女性らしさを保つ、
ホルモンとして知られています。
妊娠中に大量分泌されるとのことで、
妊婦さんが”輝いて美しい”のはそういう効果なのかも知れませんね♪
ところが、残念なことに、
更年期以降はエストロゲン欠乏によって、
▲自律神経失調症、
▲倦怠感、
▲うつ、
▲不眠、
▲生殖器の萎縮、
▲骨密度の低下、
▲脂質異常症、
▲動脈硬化、
などの精神症状がでるそう・・・
年齢により急激に減っていく「美人ホルモン」
「出てきたぞ!」と脳が勘違い・・・('◇')?
食べ物でもそうですが、
Aromaにも
「エストロゲン様作用」があると言われている精油があります。
ここで、Aromaの歴史についてのお話をします。
~Aromaが出来上がったきっかけ~
1920年代、フランスの科学者が薬品で大爆発を起こし大やけどを負いました。
近くに付ける薬がなかったため、ラベンダーオイルを塗ったところ、やけどが綺麗に治ったそうで、
薬としての成分があるのではないか?
ということで研究し、発表した論文の名前が、「アロマテラピー」でした。
「テラピー」とはフランス語で、イギリスに渡って英語の「セラピー」の発音になりました。
日本で「精油」は雑貨扱いですが、
フランスでは「医薬品」として積極的に使われており、
お医者さんの処方箋で薬局から出されるものがあります。
処方箋として、カプセルに入れて飲んだり、
私達でいう「漢方薬」のようなイメージだそうです。
(※あくまで、フランスでお医者さんが処方箋として出しているものが飲めるだけで、基本、精油は飲んではいけません!)
フランスで生まれたアロマテラピーは、その後、イギリスに渡りました。
イギリスの人が注目したのは、
フランス人が病気になってから、飲んだり塗ったりして効果が出ていること。
では、「病気になる前に取り入れよう」という、いわゆる「予防医学」の考えから、リラクゼーションや生活の中に広がっていきました。
アロマ精油の一番注目する点は、分子構造が小さいことです。
塗ったり嗅いだりして身体に浸み込み、効果が出ている・・・、
イギリス人はそこに気が付き、マッサージに利用しようということになったそうです。
つづく・・・
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