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音の記憶

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たしょーの音楽歴について
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#自分にとって大切なこと

ニワトリ使いデビュー

ニワトリ使いデビュー

見事、オーボエの座を勝ち取った僕は必死になって練習した。
楽譜は読めない、クラシックなんて聴いたことない。
リズム感も無ければセンスも無い。

そんな高校一年生。

入部した吹奏楽部は、楽器経験者だらけで、みんなの話している音楽用語はドイツ語だったりイタリア語だったりで最早、外国にいる気分だった。
もちろん楽器も上手い人がいっぱい。

オーボエという楽器は、木管楽器で最も演奏するのが難しい楽器とし

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楽器大戦争

楽器大戦争

という事で、高校生活は吹奏楽部員として過ごすことにした。

その吹奏楽部の実力は、普通よりまあまあ上手いくらいだったと思う。
なかなかの人気部活動で、僕の他に数十名は入部した。
そのほとんどを覚えてないんだけどね。

入部時に最初に決める事。

どの楽器を3年間のパートナーとするか。だ。

フルート、サックス、トランペット辺りはやはり大人気で、各楽器で定員も決まっているため誰かは希望の楽器をパート

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ブックオフのカエルは少年にオーボエを教える

ブックオフのカエルは少年にオーボエを教える

さあ、とうとう高校生になるわけだが
その頃にはギターよりも気になる楽器があった。

中3あたりの僕は、例に漏れず厨二っぷりを発揮しており、とにかく沢山の本を読んだ。
小説や哲学書、なんだかよくわからない物理の本。
ブックオフへ行っては安い本を買い込んで、読みまくった。
難し過ぎる本はそっと閉じて、とにかく読める本を読んでいった。

今だに、伊坂幸太郎の『終末のフール』は好きだしソクラテスとかプラト

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孤独な日々と車輪の唄

孤独な日々と車輪の唄

そんな爆音と汗のニオイのなかギターの練習。
半ばテニプリにはなれないと悟りながらのテニスの練習。

練習、練習、練習。

練習ばかりだったけど、不思議と飽きずに両方続けていた。

テニスの方は、詳しく語らないけど、最後の試合で顧問と喧嘩して出場しなかった。
投げつけたラケットと共にあっさりとテニスの王子様になることは諦めたのでした笑

でもぽっちゃりだった身体はテニスのおかげでだいぶ絞れたので、良

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黒いギターと爆音クロスロード

黒いギターと爆音クロスロード

ギターフリークスをやり込んだ少年は
「あれ?エレキも弾けるんじゃね?」
という勘違いを原動力に、封印していたエレキギターを引っ張り出した。

フェンダーのアンプと安物エレキ。

楽譜も読めないので、ゲインミュージックスクール(だったかな?)の通信講座を受ける事にした。
だけど、なんかそのスクールでは洋楽ばかり課題曲として送られてくるのだ。
洋楽なんかほとんど聴いた事なくて、正直あまり楽しくなかった

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