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Tastemade Japan制作動画が日本アドバタイザーズ協会主催の第62回JAA広告賞にてグランプリ獲得!制作秘話などの裏側も公開


令和6年度にまたしても,,,!

みなさまこんにちは、Tastemade Japan note編集部員Rinです。
今年度は弊社Tastemade JapanはSNS総フォロワー数1,000万人を突破し、当社初となる大規模なイベントを開催するなど記念すべき年度になりました。

そんな令和6年度にまた一つの大きな成果がTastemade Japanに舞い込んできてくれました。

日本アドバタイザーズ協会主催 JAA広告賞
「消費者が選んだ広告コンクール フィルム広告(短編)部門」
にて、当社制作動画が同部門応募作品の中のトップである
JAA賞グランプリを獲得したのです!

広告賞への応募作品総数は965作品、内同部門総数は96点、その中のトップに私たちの動画が選ばれたことは、大変に喜ばしい限りです。

また、グランプリ以外の入賞メダリスト作品に目をやれば、名だたる大企業の広告が多数を占め、よくぞ勝ち取ってくれたと私自身未だに感動を覚えています。

日本における広告賞の中でもメジャーなものであり、広告に携わる人間であれば確実に見聞きしたことがある、そんな広告賞を受賞できたことは当社にとって大きな一歩で、今後の取り組みへの強いモチベーションとなったことは言うまでもありません。

今回の記事では、今回グランプリを頂くことになった作品の紹介や当該作品の制作における裏話などを紹介し、少しでも多くの皆さまに当社の作り出す作品の魅力をお伝えできればと考えております。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

JAA広告賞とは?

初めに、今回受賞したJAA広告賞の運営母体であるJAAについて簡単ではありますがご紹介です。

JAA(日本アドバタイザーズ協会)とは
日本アドバタイザーズ協会(以下「JAA」という。)は、日本の有力なアドバタイザー企業・団体自らが共同して、広告活動の健全な発展のために貢献することを目的として活動する公益社団法人です。

https://www.jaa.or.jp/about/

JAAでは、「広告の力により持続可能で心豊かな社会の実現に貢献」することを掲げ、60年以上にわたり日本の広告活動全般の向上に関わる事業を幅広く展開しています。

主な事業内容としては大きく、
「情報発信・共有」「人材育成」「調査研究」
「相談助言」「他団体への支援連携」「広告コンクール運営」
の6分野に取り組んでおり、
このなかの「広告コンクール運営」事業の中におけるJAA実施コンクールの中の一つが弊社が今回受賞させていただくに至った「JAA広告賞」となります。

そのうえで「JAA広告賞」とは、

広告は、企業と消費者のコミュニケーション手段として、消費者に活力を与え、経済の発展を促進し、さらに文化をも創造する社会生活に必要不可欠なものです。JAA広告賞は、生活者視点から優れた広告を表彰することを通じて、時代に即したコミュニケーションの在り方を模索し、広告の健全なる発展に寄与することを目的に開催しています。

https://www.jaa.or.jp/contest/adaward/

以上のような目的のもとで、一般消費者を審査員として迎えて受賞作品が選定されるため、有識者の視点だけではない新鮮な視点からの評価に基づいているという点が特徴的です。

審査基準は3項目で、

「好感、共感、親近感がもてる広告であるか。」(感性)
「わかりやすく、納得できる広告であるか。」 (理性)
「オリジナリティが感じられる広告であるか。」(創造性)

https://www.jaa.or.jp/contest/adaward/

この3項目をバランスよく満たしている作品が選定されることとなります。

この項目を元に、広告の形態により分かれた部門の中から、各部門の入選作品が選定され、その中からさらに審査を通り抜けた作品が、部門別のグランプリを頂けるという形です。

今回のクライアントである北海道漁業組合連合会様について

今回私たちが制作・発表した動画は、「北海道漁業組合連合会」(以下:「北海道ぎょれん」)様と共同して制作を行っていきました。

北海道ぎょれん様は、日本の水産資源産出量の中核を占める北海道の海の幸を全国に広め、日本の水産物自給率向上などを大きな目的に活動されている、組合連合会です。
全道の漁協が連携して北海道の水産資源の振興と発展に全力を挙げられています。

グランプリ獲得作品の紹介

そんな、北海道ぎょれん様の扱っている産物の中でも、特に中心となるのが、
「ほたて」「秋鮭」「昆布」
の3品目。
これらは、資源管理型のいわゆる養殖漁業によって生産され、全道の水産物水揚げ量の2分の1を占める程、インパクトの大きい産物です。

私たちの生活の中でもこの3品目は、海産物として食卓で目にかかる機会も多く、日常的に親しまれている産物だと言えるでしょう。

そんな、北海道の豊かな海の幸の魅力を、消費者の皆様に届けるべく、作成したのが今回JAAグランプリを頂くに至った作品3つ。
それぞれの品目の魅力を余すところなく引き出しつつも、Tastemade Japanらしいユニークさも発揮した、ワクワクするような作品です。
受賞した動画3本を以下に掲載させていただきます。

秋鮭といくらで世界一美しいプリンセスドレスを作ってみた

北海道の昆布を10時間かけて編み込んでみたら・・・?

北海道のほたてを使ってモンスターを爆誕させてみた

いかがでしょうか?
私たちらしさも感じていただけつつも、北海道の素晴らしい海の幸である3つを食べたい!そう思っていただけるような作品になっているのではないかと思います。

今回のJAAグランプリを頂けるに至った審査員の方々からの評価としては、

「芸術的。目が釘付けになった。」
「食材の使い方が絶妙。絶対食べてみたいと思えるような魅力ある広告。」
「視覚で味の素晴らしさが伝わる。」
「食材の魅力を余すことなく美しく表現しており印象的。」
「ユーモアがありおもしろい。」

こういったコメントを頂くことができました。
映像広告は視覚に訴えかけることが重要になるところ、審査員の方にそうした点を正確に評価していただけていることは素直に喜ばしいところです。

JAA広告賞を受賞することの価値の大きさ

実際のところ、こちらの記事をご覧の皆さんの中にはJAA広告賞につき聞いたことがないという方も多くいらっしゃると思います。

そこで過去のグランプリ受賞作品をここで簡単にご紹介し、その中に私たちが食い込み、一つの歴史の中に刻まれたことの誇りとその価値の大きさを少しでも伝えられればと思います。
以下引用する受賞作品については、筆者である私の完全な主観でピックアップさせていただきますので、その点ご了承ください。

・第61回JAA広告賞雑誌広告部門グランプリ
 
味の素株式会社様 『ハンパ野菜の叫び』
こちらの作品は、まずその野菜たちのビジュアルのインパクトに目を惹かれてしまいます。
また、フードロス問題が昨今話題に上がることが多い中で、そうした一見すると捨ててしまえそうな食材をユニークな形でピックアップし、そしてそれを美味しさ一杯の料理に様変わりさせるという、社会的な意義も過分に含まれている作品だと言えます。
こちらの作品は、博報堂株式会社様が企画制作に携わった作品です。

・第60回JAA広告賞テレビ広告部門グランプリ、経済産業大臣賞
 
公益社団法人 AC ジャパン様 『寛容ラップ』
みなさんもこの作品はご覧になった覚えがあるのではないでしょうか。
YouTubeなどの媒体やテレビCMとして放映されていたため、目に映る機会も多く、かつ内容も大変に印象的な作品だと思います。
本来であれば対戦相手のことをディスり、勝敗を決するラップバトルを、相手を褒めあうバトルに変換するというアイデアもさることながら、呂布カルマさんをはじめとするキャストの皆さんの映像におけるギャップにも引き付けられてしまいます。
こちらの作品は、東急エージェンシー関西支社様が企画制作に携わった作品となっています。

・第59回JAA広告賞新聞広告部門グランプリ
 
森永乳業株式会社様 『海に行けないみなさんに、海から会いにきまし
 た。~飛び出す癒し新聞~』

こちらの作品は、当時の時勢として、コロナ禍であり社会に閉塞感が漂っていたことが作品自体の魅力を引き上げていると言えます。
外出することも大きくは叶わず、自宅にいることが多かったあの日々の中で、ふと新聞を開いて紙面を読み進めていきこちらの広告が突然目に飛び込んできたときに心に広がったじんわりとした喜びがありありと想像できます。
こちらの作品も、上記作品と同様博報堂株式会社様が企画制作に携わっております。

いかがでしょうか?

受賞した各企業もさることながら、それぞれの広告の裏側にはそれを生み出した広告会社が存在し、そうした各広告会社についてもビッグネームが勢ぞろいしている、そんな群雄割拠の広告賞がJAA広告賞なのです。
そうした中で、私たちTastemade Japanが制作した動画がグランプリの一つに名を連ねるということは、まさしく、私たちの名前を世に知らしめる、一つの大いなる価値だと言えます。

制作の裏側に触れて、そこから見えた苦労や努力

さて、本記事の最後に、今回の動画制作に携わったTMJメンバーが語ってくれた制作中の思いをもとにして、動画制作に係る苦労や困難にスポットを当ててお伝えしようと思います。

やはり今回の動画は、普段私たちが投稿している動画と異なり、北海道ぎょれん様の魅力を伝えるCMのような要素が強いものでした。
かつ、15秒という非常に短い時間の中でインパクトを与え、そして各食材の魅力を伝えなければいけない、という条件まであり、制作にあたっては、繊細かつ正確な準備とそして長時間にわたる撮影が必要となりました。

メンバーが語ってくれた中でも印象的なエピソードは、昆布と鮭の動画の制作にかかるもので。

まず昆布に関しては、動画をご覧になっていただけたらわかるように、見事な編み込みを披露してくれているわけですが、あの編み込みを生み出すまでにかかった時間は、なんと10時間以上。
早朝から編み込みを続けて撮影に臨んだということで、大変な労力が垣間見えます。

また鮭に関しては、イクラがプリンセスのドレスのように広がっていくという演出を行うために、試行錯誤が行われ、いくらに少々の油を加えてきれいに落ちてくれるようにしたり、一粒一粒のいくらの動きにまで気を配ったとのことで、強烈なこだわりが見えてくるエピソードです。

また、今回の制作にはTMJメンバーの中でも若手の二人がディレクターとクリエイターとして参画していたことも、TMJの社内の雰囲気を象徴するようなエピソードであると思います。

当社では若手やベテランに限らずに幅広くアサインを行います。
そのうえで、各メンバーそれぞれに仕事を任せ、対等な目線で寄り添いあいながら一つの作品を協力して作っていく。
そしてそうした制作についても、制作チーム任せになるのではなく、営業メンバーも付き添うことで、クライアントの意向を存分に汲み取り修正を重ねながら、最終的な作品が生み出されていきました。

今までにない形で食材の魅力を伝えるために、メンバーが協働し、そして多大なる時間と労力をかけて生まれた動画たちであるということがよくわかります。
しかしこうした過程を踏まえることができるのも、TMJという環境だからこそ為せるものであることは間違いなく、そうした努力の過程が肯定された、そうした意味でも今回の受賞は印象深いものだと思います。

今後の展望

さて、今回の受賞を私たちとしては、ここまで私自身が語ってきたように非常に重要かつ大きなものだととらえています。

しかしながら、こうした大きな実績だからこそ、これにうぬぼれることなく、もう一つ、もう一つと着実に実績を重ねていってやる。そうした気持ちで満ちています。

クリエイティビティに溢れたメディアであると一層みなさんに感じていただき、そして「シズルエンターテインメント」を私たちの価値としてもっと打ち出して世間に見せていく。
個人個人のメンバーが持つ個性や対応力、そのすべてをこれからも遺憾なく発揮し、自分たちのことをどんどん高めて、世間に知らしめていくことができればと思います。

偶然のことだったと思われることのないよう、今後も私たちTastemade Japanは歩みを止めずに進み続けていきます。
ぜひ、今後とも私たちの作品、そして私たちTastemade Japanに愛情を注いで頂けると幸いです。


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