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信用創造「支店長の視点」

信用創造「支店長の視点」

『「自分が正しい」と「自分だけが正しい」は違う』の続き

信用創造「又貸し論は間違い!」を丁寧に説明して完結させつつ…
今度は、その自分の書いてきた内容を否定しまーす。

《今まで僕は「支店長の視点」だった》信用創造を考え、語る際に
僕は
『貸出を決裁者が決める瞬間』、『貸出(入金記載)する瞬間』までをイメージしてた。

貸出の決定の際に「銀行預金残高の確認が必須ですか?」とか
貸出実行って「入金

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【自分の視点を客観視すること】

【自分の視点を客観視すること】

入り込んだ議論、紛糾する議論の場合
「前提や範囲、定義や視点の違い」が原因だったりします。

後になって
「A視点の自分も正しい」し
「B視点で見れば、あなたの意見もなるほどね」ということがあるんで。

今まで僕が「信用創造で又貸し論は間違い!」と言ってきたけども、相手の話をきちんと聞いて、違う立場・視点を受け入れた時、「なるほどっ!」と心底納得できた。

ということで....

『これは何でしょ

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経済成長”秘密の裏技”があった!

経済成長”秘密の裏技”があった!

『日銀の窓口指導』という言葉を聞いたことがあるだろうか?

日銀が銀行に窓口指導、読んだ通りなのだが、これは「各銀行が民間企業にどのくらい融資をするか?」という総額を指導するといったものでなく、もっと緻密で詳細なものであった....。

その結果、『80年代以前においては銀行の信用増がうまく制御されていた、というのがこれまでの研究で一般的な合意となっている』のである。

本記事は
『日本における窓

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心地の良い8、聞きたくない2の声か?

心地の良い8、聞きたくない2の声か?

いま
とあるプロジェクト進行中。

何事もプロトタイプ、初期の段階で重要なのはフィードバック。

最初に多様な意見を聞いて改善する、あるいは新たな問題に気づく、当初の前提を疑って軌道修正を行う.....。 これがプロジェクトの成功する方法論。


8割は良い反応。

だってこっちも必死に考え、試行錯誤して、対話を繰り返し反映してのプロトタイプだからね。

『素晴らしい出来でびっくり。』とか言われ

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『毎日は変化の連続。』金融編①

『毎日は変化の連続。』金融編①

歴史を学ぶと分かります。

毎日は変化の連続です。

『そんなことできっこないよ!』『理想ばっかり言って』
という批判はありがたく頂戴し、課題解決の難しさを実感しつつも

「どうやったら達成できるか?」前向きな姿勢は変える必要はないです。

だって、世の中、考えられないような変化しまくりなんだから。

『世の中、変わらない』って冷笑する方が無知なんです。

《66年》建設国債の発行が開始建設国債の

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総合研究所によると(公共投資が呼び水となって景気回復へ)①

総合研究所によると(公共投資が呼び水となって景気回復へ)①

日本総合研究所調査部:JRI news release 2009.2.20.
「公共投資の意義を問いなおす」ビジネス戦略研究センター によれば

公共投資の景気押し上げ効果について
” 効果は低下しているものの、効果が全くなかったとするのは言い過ぎ。”

という前提を共有した上で

”公共投資の配分やカバー範囲を
見直すことで、便益性の高い社会資本が整備されることは可能。”

景気後退が深刻化・長

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