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ジャンプ力を上げる為に考えること
名古屋市東区のパーソナルトレーニングジム、TAROジムの川口です。
この記事では、ジャンプ力を上げたい人向けの内容となっております。
まず初めに、方法だけが知りたくて自分の頭では何も考えたくない人には非常につまらない内容です。ご了承ください。
ジャンプ力を上げたい(上方向)
この目標を達成する為にどうすれば良いのか?
(想定される課題)
・目標を達成する為に適切な体重なのか?(ここでは筋肉量、体脂肪率など全て含まれます)
・基礎的な筋力が足りているか?
・パワーやスピードといった能力が低くくないか?
・ジャンプのフォームや技術の面に問題はないか?
・そもそも普段のジャンプの量、ジャンプの強度は適切か?
・加速、減速などの身体の操作性に問題はないか?
・身体重心の初速度、床反力の力積については知っているか?
・お腹の力が入っているのか?
・反動動作が適切か?
・腕の振込動作は適切か?
・伸張反射や弾性エネルギーを利用した運動はしているか?
(課題に対する解決策)
・除脂肪体重の増加、体脂肪率を減らす
・上肢、下肢共にウエイトトレーニングを行う
・体幹トレーニングを行う
・クリーンやハイプルなどクイックリフトを行う
・スプリントトレーニングを行う
・速度を意識したトレーニングを行う(適切なフォームで)
・プライオメトリクスのトレーニングを行う
・普段のジャンプを行う回数を増やす
・全力のジャンプを行う頻度を確保する
・ジャンプのフォームを見直す
・アジリティやクイックネスの部分を強化する
・力を加える方向を理解する
・腕の振込動作に必要な柔軟性や可動域、筋力の獲得
・ジャンプ動作での反動とは何かを理解する
ざっと挙げるとこんな感じです。
人によって行っているスポーツ競技や練習内容、体つきや骨格、トレーニングの内容や頻度などなど違うので、挙げられる課題や解決策も違います。
ある人がウエイトトレーニング(バックスクワットが体重の2倍上がるようになった)をして、ジャンプ力が上がった場合はその人にとってのジャンプ力を上げる為の課題が”基礎的な筋力が足りていなかった”という可能性が高いので、行った解決策(ウエイトトレーニング)が適切であったということです。
もしかすると、そもそも全力でジャンプする頻度が少ないという課題の人もいる可能性はあります。
体重が軽いと高く跳べそう。という印象を持つ人も多いと思います。
課題のところにも記載はしましたが、現状の体組成から筋肉量は変わらず体脂肪率を減らした場合の体重を軽くしたは高く跳べる可能性は高いです。がしかし、体重を軽くした=体脂肪率だけでなく筋肉量も減っているという場合の跳べる高さが高くなる可能性は低いと思います。※過体重の場合を除く
自己分析ができる人は自分で課題を見つけ解決策を講じて実践をしていけば良いですが、そういったことが難しい、苦手な人は専門家に対面で分析や評価をしてもらうことをお勧めします。
ジャンプ力を上げたい人含め、パフォーマンスを向上させたい人は「疲労の管理」「セルフケア」「高く跳べるようになった=体にかかる負荷も大きくなっている」という点は頭に入れておくと良いかと思います。
ジャンプ力を上げる過程でこれらを飛ばして進むと体の故障や怪我に繋がることが想定されます。
当ジムでもそういった相談を受けたり、ジャンプ力を上げる為の指導は行っております。
TAROジム
川口