たのしごとうれしごと/熱を伝える音声メディア

ロングインタビューをきっかけに「いいしごと」をする人に出会うきっかけをつくります

たのしごとうれしごと/熱を伝える音声メディア

ロングインタビューをきっかけに「いいしごと」をする人に出会うきっかけをつくります

マガジン

  • 本づくりの準備室

    「仕事」をテーマにした本を作るプロジェクトの準備日記。 書籍として流通させる本を作ります。

  • たのしごとうれしごとについて

    プロジェクト運営にまつわる情報まとめ

  • インタビュー:大越さん/まちをつくるアパートCo-mito

    茨城県水戸市、茨城大学前で活動中の大越瑞生さん。「幸せな暮らしに気づいて、考えて、より良い方向に持っていきたい」「僕の幸せに付き合ってほしい」そんな想いを抱きながら営むまちをつくるアパートCo-mitoについて、大越さんがたっぷりとお話。

  • インタビュー:花水理夫さん/茶園管理責任者・茶師

    美味しい和紅茶をもっと日常にしたい。茨城を和紅茶のトップ産地にしたい。そんな夢を抱きながら和紅茶を作り続けるのは、茶師・花水理夫さん。美味しさ「だけ」に留まらない花水さんの和紅茶づくりへの想いを、ぜひお聴きください。

  • 活動トーク:大越瑞生さん/まちをつくるアパート〜こみと〜

    「みんながいい感じに暮らせて、程よくいい感じに共存できる、そんな町に住みたい」「そんな町をつくる仲間を募集しています」 茨城県水戸市の茨城大学前でそんな想いを抱く大越さんとの、「いい感じ」に触れそうで触れないお話し会。

最近の記事

ゼロから本を作ってみる 定量&定性調査やってみる編

今現在の時点までのまとめ。はしりがき。 まずはインタビュー調査からとりあえず実践です。いま企画の段階ですが、以下のように分けています。 企画→「①調査」「②分析」「③テーマ決め」「④目次づくり」「⑤取材先選定」 で、やっと①と②が終わったところです。 本を作って満足して終わる、というのが嫌なので、①と②をちゃんとやります。ちゃんと、と言っても、私にはマーケティングスキルや経験が無いし、分析能力も無いです。皆無です。 皆無すぎるので、試行錯誤しました。 最初は、うっ

    • ゼロから本を作ってみる なんでつくるの編

      頭の整理がてら本づくりのプロセスをメモしておこうと思います。 長い上にちょっと支離滅裂かもしれません。 なんで本をつくるの?いま自分はライターやフォトグラファーとして認知されることが多いです。そんな自分が、「編集長」にクラスチェンジしたいがために本づくりに取り組み中。 なんでクラスチェンジしたいかというと、机の前でじっとしている仕事が苦手過ぎて、その状況をどうにかしたいからです。これから仕事を続けていくうえで、辛いなあと思っていることをそのまま続けるのはちょっとしんど

      • 関わった人みんなが率先して語りたくなる「本づくり」ができたら

        かべ打ちインタビューは続いております!現在は、元小美玉市職員で、現在はNakamasagasとして「共創領域」でがんばる人を応援する中本さんとのかべ打ちが最新回です。 本づくりの壁打ち02-1|「対話してみないと、価値観や背景はわからないよね」たくさんのn=1と向き合うからこそできること/対話デザイナー中本正樹さん目次※時間は目安 03:00 なぜ辞めた小美玉市役所 08:00 Nakamasagasとして、「共創領域」でがんばる人を応援! 09:00 対話というか、

        • 定性調査スタート(ちょっと偏りがち)

          さっそく定性調査を開始しました。いろんな人の仕事観を知れるのは面白い! 初回は、お忙しい中でご協力いただいた3名。1日で4時間強ぐらいインタビュー。使う質問項目は、ひとまずChatGPTに作ってもらいました。 実は、生成された質問項目の良し悪しを自分は判断できません。判断のためには、調査に関するある程度以上の知識が必要だと思います。(これが、現時点では人間がAIを頼り切っちゃいけない理由かも) なので、一旦最後まで、今回のChatGPT謹製アンケートを使い切ろうと思いま

        マガジン

        • 本づくりの準備室
          16本
        • たのしごとうれしごとについて
          4本
        • インタビュー:大越さん/まちをつくるアパートCo-mito
          11本
        • インタビュー:花水理夫さん/茶園管理責任者・茶師
          7本
        • 活動トーク:大越瑞生さん/まちをつくるアパート〜こみと〜
          6本

        記事

          PODCASTで本づくりの壁打ちをしてもらう

          人に相談したり質問したり、というのが大概苦手なので、「ポッドキャストを作る」という名目をつくり無理やり話を聞いてもらうことにしました。 なんやかんや10人ぐらいの方からお話伺いたいなと思っています。 まずは、茨城県のローカルプロジェクトSETENを運営している戸板さんとお話。 仕事の楽しさの話の流れでAIの話に。若者的にタイパを重視し「AIを積極的に使う」のかと思いきや、全然AI使わないことに驚きでした。 そして戸板さんが仕事をする上で大切にしていることには自分も納得です

          PODCASTで本づくりの壁打ちをしてもらう

          何のためにデータ探してるんだっけ問題

          知識が無い人なりの市場データ探し「自分が作ろうとしている本は、果たして世の中に求められているのだろうか」を確かめるべく、いろんなデータを漁っておりました。 公官庁のデータ見たり、PR Timesで調査結果見たりなどなど…… でも、やればやるほど「自分がやりたいことを、客観的に『正しい』と認めてくれるデータ探し」みたいになっちゃってるんですよね。 それなりにヒントに出会うとはいえ、これまでにあまりやったことない作業をすると、新しい発見にも出会えます。 そこで出会えたのが

          何のためにデータ探してるんだっけ問題

          本のメモ

          気になった部分の覚書。 深く解釈したというより今後に使うためのメモみたいな感じ。 メモなので文章の体を成していないかもしれません。 生成AI――「ChatGPT」を支える技術はどのようにビジネスを変え、人間の創造性を揺るがすのか?LLM 大規模言語モデル。LargeLanguageModel。 言葉を理解して操る人工知能。いろんな生成AIのベースにある技術。 AIの幻覚 幻覚をハルシネーションとも。 言語で入力された問いに対して、AIが「内容は誤っているけどすごく確

          壁打ちポッドキャストをはじめる(「会話」がとても好きなので)

          世代関係なくお喋りしてもらえるのがとても嬉しい今日この頃です。若い世代も先輩世代も。 「佐野さんのことは年上だと思ってないですからねえ」というコメントをサラッと言ってもらえて、実はそれも嬉しかったりします。 年齢とは違う観点で互いを見ているからかもしれません。役職みたいなこともあまり意識していないような。 ある人は、人の繋がりの共通点を「心の底から湧き上がってくるものを持つ人たち」と言ったり、またある人は、自分の仕事や活動の在り方を「好きなことを好きな人と好きなだけ」と

          壁打ちポッドキャストをはじめる(「会話」がとても好きなので)

          解像度を上げよう

          こないだ、「スモールビジネスに関わる人がちょっとした刺激をもらえるような、オープン(透明)な本屋」、透明書店に行ってまいりました。 ビジネス書はもちろん、漫画、詩集、ZINEなどさまざまな仕事にまつわる本があってテンション上がりました。 そこで買ったのが、『解像度を上げる―曖昧な思考を明晰にする「深さ広さ構造時間」の4視点と行動法このページを検索』。 企画作りのインプットが足りないうちの近くの本屋さんでも認識しいていた本ですが、手に取ってちゃんと見てみたのは今回が初めて

          「働く人の意識」の調査を見てみる

          仕事の内容はもちろん、それが生まれた理由、どんな人が働いているか、どこに影響を与えるか、どんな現場か…などなどを伝える本って本当に必要だろうか?を考えるべく、いろんなデータを見て回っています。 その、気になった部分の抽出とメモ。 第14回 働く人の意識調査グラフや数値から読み取る力が無いので、データの前に「まとめ」ページがあってすごく有難いです。 まとめの気になった部分。 以下メモ。数字読めない人のメモなので、「へえそうなんだ」ぐらいで流してください。 p.2図4 

          算数から逃げてはいけない

          お金のこともきちんと考えねばなるまい、本づくりをする上で…. 1冊あたりのページ数や、その中で必要な外注費用、印刷費などをざざっと書き出してみると、すごくお金かかるんだなと驚きました。 で、どうしても原価と販売価格を考えなくてはなりません。 1冊3000円オーバーの素人作成本なんて誰が買うの印刷代入れて考えると、1冊作るためにはトータルで少なくとも200万円ぐらいかかります。 で、2000部印刷したとしたら、1冊あたりの製造コストは1000円。(印刷代はネット系印刷会社

          いろんな視点から感じて理解してもらいたいにです!という意気込みを伝える類書を発見

          作りたい本のイメージを1冊で伝えられる本は無いかなと思い、本屋さんや図書館を徘徊してようやく発見。 今まで、部分的な類書、つまり「この本のこういう表現方法も取り入れたいです」は見つけてきました。が、写真とか、図とか、イラストとか、文章とか、ページそれぞれにこんなふうに入れ込みたいんですよ!と一冊渡して説明できるものが無かったんですよね。 初めての本づくりなので、そういう、手っ取り早く「なるほどねー!」と言ってもらえるようなものが欲しいという。 ちびっこに混ざって児童書コ

          いろんな視点から感じて理解してもらいたいにです!という意気込みを伝える類書を発見

          ちょうどいい類書はあるのだろうか

          作ろうと思っている本は、「仕事を深く楽しく知ることができる本」。 なんですけど、そういう本ってすでに世の中にあるのだろうか?と疑問があります。 あまりにも類書であふれているのなら、あえて自分が作ることもありません。ただ、まったく類書が無いというのは、「そもそも世の中に求められていない」という状況だと思います。 多少は存在してほしい。 ので、用事のついでに、都内のでっかい本屋さんを徘徊してきました。 分かりづらいことを楽しく深く読んでもらいたいちょっと目をつけていたの

          やること多くて意外と的が絞れないので、自分が得意なパートをまず作る

          この記事は みたいなことが書かれています。 本づくりのためにやることを書き出してみたら、項目が多くて手が付けられない! 今回は取材と制作だけでなく、その前後も含めてトライしたい。で、ひとまずカテゴリごとに項目を書き出してみたところ、 企画 市場調査 お金の算段 メンバーあつめ 取材 制作 発信広報 営業 販売 と、盛りだくさん。 ここに挙げた項目の中に、さらに小項目としてやること作ることが並びます。 今回の本づくりは、「作って終わりにしたくない、必

          やること多くて意外と的が絞れないので、自分が得意なパートをまず作る

          出版社の立ち上げに立ち会えるのレアケースかも

          この記事は みたいなことがかかれています。 基本的に考えをひたすら言語化していきたいタイプですが、考えを人に話しているときのほうが頭の中が整理され言語化もスムーズになっていいなと思いました。 人と話していると、自分では思いつかなかったアイディアも生まれてきていいですね。 本日はイバフォルニア・ベースのノブさんと、ポッドキャストの話をしたり、収録をしたり、カバーアートを作ったり、ということをしておりました。 で、その中で話をしていて、「プロセスエコノミー的に作るなら」

          出版社の立ち上げに立ち会えるのレアケースかも

          2024年度は本を作ります

          この記事は みたいなことが書かれています。 今年度いっぱいぐらいかけて本を作ります。フリーペーパーではなく、書籍として流通できる売り物の本。 理由はいくつかありまして、 ①取材と制作だけでなく、企画や広報、販売、金策などなどまるっと学びたいから ②「作って終わり」ではなく、必要とする人にきちんと届けられるものを作りたいから ③自分なりの「いい取材」を体現してみたいから みたいな感じです。 取材と撮影と執筆を続けてきましたが、その中で自我が芽生えてきたり、自分の