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こどもをめぐる冒険~まちのオモシロ成分①~⑥
「じぶんの部屋と教室がすべり台でつながっているところを想像してみよう」「家の壁のなかでは水や電気やガスがぐるぐる流れていることを想像しながら生活してみよう」。まちづくりの既成概念をごっそり覆す43のテーマが書かれた本「こっそりごっそりまちをかえよう。」から好きなお題を選んで読んだ後、こども達にまちを歩いてきてもらいました。
小4~中学生対象に1年間かけて、2022年春に開催する「こどものまち」の
こどもをめぐる冒険~まちをつくる旅へ1
小4~中学生対象に1年間かけて、2022年春に開催する「こどものまち」のまち設計をする「こねくりケンチク研究所」を2021年5月22日はじめました。
こどもとまちづくりの歴史を見ると、1970年代からはじまり、80年代後半には様々なコンテストやイベントが流行。2002年に「総合的な学習の時間」(略して総合学習)が義務教育に導入されたときに「まちづくり学習」というものが積極的に行われるようになり、
ミニミュンヘンから考える、リアル・マイクラのめざし方
ミニミュンヘンという”こどもだけのまち”では、こどもたちはものづくりから政治まで100種類を超える仕事をしてお金を稼いで、ゲーム、映画、レストランやショップなどで使うことができるという壮大なまちです。
キッザニアとよく比較されますが、「こどもが主体的に決めている」ことが決定的な違いで、ざらっとしていて温かみのある空気感。
この「ざらっとして温かい」でも「本格的」というギャップが個人的萌えポイン
ミニミュンヘンというこどもだけのまちは、何をめざしているのか。
2年に一度、夏にドイツのミュンヘンに巨大なこどもだけの町が3週間できることを知ってますか?
2014年の春にその存在を知った時、「こどもの存在が迷惑」「走り回ると危ない」「音がうるさい」(←公共施設を使って活動をしていたので仕方ない部分があるのですが)といった周りの大人からのクレームにうんざりしていたので、大人がいないところで自由に遊べるなんて最高!と3か月後に開催されるミニミュンヘンへGO。
大人がいない・いいかげんでワクワクする”まち”を~「こねくりケンチク研究所」はじめます。
LEGOで建物を作っては並べていくといつしか”まち”になる。家の中は椅子やテーブルが並んでいるかと思えば、食事がどんどん出てくるロボットがあったり、どこでもドアがあったり、夢いっぱい。
おままごとだって一種のまちづくりシュミレーション。家族以外に近所のおばちゃんや、スーパーの人が出てきたりする。
こんなふうにこどもたちの遊びの中には家やまちでのごっこ遊びが溢れているので、「公園にまちを作ろうよ