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【復活の狼煙】パワー漲る発酵豚丼
いやぁ、派手に不調でした。お熱などはないものの、喉痛ややたらと痰が絡んで、スッキリしない日々が続いていて、レシピの制作も一旦お休みしていました。
しかし、徐々に調子を取り戻し、料理をする元気が出てきました。これまで野菜レシピメインであまり肉は登場していなかったのですが、ここはがっつりと肉を食そうじゃありませんか。
シンプルな甘辛の豚丼。でも発酵調味料をたっぷり使って一味違う味わいです。麹のおかげであんかけのようにもったり仕上がるので、ご飯にしっかり絡んでとてもおいしいですよ。体がポカポカとして、パワーが漲ります。
丼をがっつけば元気になれるさ
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しんどいときほど、食べることになっています。消化にエネルギーを使うので、食べ過ぎは良くないということもわかっていますが、めっちゃ食べるという行為そのもので元気を得ているのです。
この豚丼は、しっかり味ではあるものの、麹調味料をたっぷり使っていて優しい味わい。がっつりも優しさも兼ね備えているので、病気の治りかけ、あと少しパワーをブーストしたいときにうってつけです。
麹のおかげでとろっとすべての具材の一体感があり、とてもおいしいですよ。たまねぎやピーマンだけではなく、冷蔵庫にある食材を自由に投入してみてくださいね。ただし、具材量が多すぎると味がぼやけてあまりおいしくないので、タレと具材の量のバランスには注意してください。
材料
豚こま 100g
たまねぎ 70g1/2くらい
ピーマン 1個
油 小さじ1
⚫︎豚丼タレ
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
甘酒 大さじ2
発酵生姜 小さじ1
にんにく麹 小さじ1
水 大さじ1
↓発酵調味料の作り方は以下を参考にしてください。
作り方
1 たまねぎはだいたい1cm幅のくし切りに、ピーマンもだいたい1cm幅にカット
2 フライパンに油を熱し、豚を炒める。完全に火が通る前にフライパンから取り出す
3 たまねぎを軽く炒め、豚丼タレ用調味料をすべて加える。沸騰したら弱火にして火が通るまでだいたい2〜3分煮る
4 ピーマンと豚肉を戻し入れて、弱火でだいたい2〜3分煮る
5 丼に盛ったご飯にかける。お好みで胡椒や一味などを振る
↓作り方はインスタで動画でも解説しています
レシピのポイント
豚に火を通しすぎない
食材投入のタイミングをずらす
豚に火を通しすぎない
豚は先に炒めて、油に豚の香りを移します。この段階で火を通しきってしまうと、調味タレで煮込むときに火が通り過ぎて硬くなります。
煮込んではじめて完全に火が通るイメージで火を通しきらないタイミングで一旦引き上げましょう。少し赤い部分が残っているくらいで大丈夫です。
食材投入のタイミングをずらす
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楽したい場合は、たまねぎもピーマンも一緒に炒めてもOK。それでも十分おいしくできますが、炒めるタイミングをずらすだけで格段においしくなると思っています。
たまねぎとピーマンの柔らかくなるタイミングは違うので、ピーマンは後入れで。炒めるのではなく、調味タレで煮込むイメージです。