【薬学生向け】濃度依存と時間依存の話
濃度依存・時間依存とは抗菌薬には1日に飲む量が同じでも、1日1回で飲むか、1日3回に分けるかで薬の効き目が変わってくる場合があります。
この場合、1日1回で服用する方がよい薬を濃度依存性。
1日3回で服用する方がよい薬を時間依存性といいます。
例えると、弱いパンチを1日中浴びせ続けるか、強いパンチを1発食らわせるかの違いです。
どちらが効くかは薬剤の種類によります。
実際、レボフロキサシンはかつて「1回100mgを1日3回」だったが、現在では「1回500mgを1日1回」が一般