たまる

多趣味な薬学生です。 薬学関係で学んだ内容をまとめたり、新しい知識を紹介したり、たまには趣味の記事も書いていこうと思っています。 薬学生はもちろん、いろんな方と知識の共有をしていきたいと考えているので、フォローよろしくお願いします。

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最近の記事

【第109回薬剤師国家試験を受験した感想】

はじめに第109回薬剤師国家試験を受験してきましたので、その感想を記録として残そうと思い、この文章を綴っております。 (あくまで、私個人の感想になります) 前置きとなりますが、私は第108回薬剤師国家試験に失敗しておりますので、薬剤師国家試験を受験するのは今回で2度目となります。 また、現時点では自己採点が出来ておりませんので、合格者でも不合格者でもない立場での感想となります。 では、早速感想をお伝えしていこうと思います。 1日目の感想1日目は何といっても、理論①が難し

    • 薬学部卒業生が教える薬学部に向いていない人の特徴

      こんにちは。 某有名私立薬学部を卒業したたまるです。 実は私、薬学部に入ったことを何度も後悔し、退学を本気で考えたことさえあります。 なぜ、そこまで追い詰められたのか? 薬学部での生活や私自身の実体験を詳しくお伝えしようと思います。 決して、薬学部が悪いのではありません。 薬学部には向き、不向きがあるという話です。 読んでいただけると、薬学部に向いている人、向いていない人の特徴やその理由が分かると思います。 薬学部への進学を検討している方の参考になれば幸いです。 せっか

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      • 【薬学部志望必読!!】薬学部をおすすめしない理由

        こんにちは。 某有名私立大学薬学部を卒業したたまるです。 薬学部には良い部分もある一方で、悪い部分もたくさんあります。 今回はその悪い部分に着目して、薬学部をおすすめしない理由をお伝えしていこうと思います。 薬学部を目指す高校生、浪人生、あるいは保護者の皆さんには、ぜひ読んでいただきたい内容となっております。 1.お金がかかる私立薬学部の学費は、年間約200万円です。 さらに、4年ではなく6年間通わなければ、薬剤師国家試験を受験することができません。 つまり、薬剤師にな

        • 第108回薬剤師国家試験を終えての感想

          第108回薬剤師国家試験を終えて、2週間近く経ちました。 久しぶりにnoteを立ち上げたので、第108回薬剤師国家試験を受けた感想でも述べていこうと思います。 第109回以降に受験する方の参考になれば幸いです。 もしかしたら、私も含まれるかもしれませんが。。。 感想やっと終わった・・・ ただただ、これにつきます。 これ以上の勉強は一生できないと思います。 そして、やや易化したと言われる第108回薬剤師国家試験ですが、普段の模試同様に難しいと感じながら受験しました。 普

          【1人暮らしを始める方へ】後悔しないための新居選び

          新生活を始める大学生、社会人の皆さん。 複数回の引っ越しをしてきた僕の失敗談とともに、新居選びのポイントを簡単にお伝えできればと思います。 その1:遮音性なんといっても、最初は遮音性が重要です。 少しの物音なら気にならないだろうと考えているあなた。 長く住んでいると、少しの物音が大きなストレスになってしまうものなんです。 快適な新生活のためにも、内見時には隣人の生活音を気にしてみてください。 実際、僕も1件目の鉄骨造りのマンションで、隣人の生活音に悩まされた経験があります。

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          【無料配布】薬剤師国家試験用解答用紙

          こんにちは。たまるです。 来年、薬剤師国家試験を受験するということで、過去問用の解答用紙を作ってみました。 そして、皆さんと共有できればと思ったので、無料配布することにしました。 必須、理論、実践の3部構成になっています。 ぜひご活用ください!(^^)! また、自分自身の成績の公開や薬学生向けの記事の作成もしていこうと思っているので、ぜひフォローお願いしますm(__)m

          【無料配布】薬剤師国家試験用解答用紙

          【薬学生向け】薬局実習の服装って?事前に準備した方がよいこと

          薬局実習を控えている新5年生の皆さん。 服装はどんな格好がいいの?事前にやっておいた方がいいことってあるの? そんな悩みを僕の経験談をもとにお話させていただこうと思います! 少しでも参考になれば幸いです。 事前訪問でできるだけ質問しておこう薬局実習が始まる直前に、お世話になる指導薬剤師の先生と顔合わせをする日があると思います。 その時に自分が気になったことはできるだけ質問するようにしましょう。 以下は実際僕が質問したリストです。気になることは事前にリストアップして

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          【薬学生向け】抗血栓薬(抗血小板薬と抗凝固薬)の使い分け

          抗血栓薬とは、血栓が形成されるのを抑制する薬、いわゆる血をサラサラにしてくれる作用を持ちます。 この抗血栓薬には、抗血小板薬と抗凝固薬があるのですが、その違いは何なのでしょうか? 今回は、抗血栓薬の使い分けについてお話していこうと思います。 抗血小板薬と抗凝固薬の使い分けまず結論からお伝えします。 抗血小板薬は、動脈などの血流が速い場所での血栓の形成予防を目的で使用します。 抗凝固薬は、静脈などの血流が遅い場所での血栓の形成予防を目的で使用します。 その理由につい

          【薬学生向け】抗血栓薬(抗血小板薬と抗凝固薬)の使い分け

          【薬学生向け】濃度依存と時間依存の話

          濃度依存・時間依存とは抗菌薬には1日に飲む量が同じでも、1日1回で飲むか、1日3回に分けるかで薬の効き目が変わってくる場合があります。 この場合、1日1回で服用する方がよい薬を濃度依存性。 1日3回で服用する方がよい薬を時間依存性といいます。 例えると、弱いパンチを1日中浴びせ続けるか、強いパンチを1発食らわせるかの違いです。 どちらが効くかは薬剤の種類によります。 実際、レボフロキサシンはかつて「1回100mgを1日3回」だったが、現在では「1回500mgを1日1回」が一般

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          【薬学生向け】GLP-1受容体作動薬の話

          適応症2型糖尿病 一般名 リラグルチド エキセナチド リキシセナチド 投与方法 皮下注射 副作用低血糖 便秘 悪心・嘔吐 急性膵炎 腸閉塞 作用機序インクレチンの1つであるGLP-1と類似構造を持つことで、膵β細胞のGLP-1受容体を刺激します。(インクレチンにはGLP-1とGIPの2種類が存在) これにより、インクレチンの作用であるインスリン分泌促進とグルカゴン分泌抑制により、血糖値を降下させるという訳です。 重要ポイント・経口投与ではなく皮下注射により投与 ・

          【薬学生向け】GLP-1受容体作動薬の話

          【薬学生向け】DPP-4阻害薬の話

          適応症2型糖尿病 一般名シダグリプチン ピルダグリプチン アログリプチン リナグリプチン テネリグリプチン   等 (~グリプチンで覚えよう!) 投与方法食前、食後どちらでも可 経口投与 副作用低血糖 便秘 腹部膨満 浮腫 膵臓内酵素上昇 作用機序インクレチンの分解酵素であるDPP-4を働きを抑える働きがあります。 インクレチンはインスリンの分泌を促進させるホルモンであるため、結果的にインスリン分泌増幅につながるという訳です。 インクレチンに関してもっと詳しく知りたい

          【薬学生向け】DPP-4阻害薬の話

          【薬学生向け】分かりやすいインスリンの話

          インスリンとはインスリンとは血糖値を下げてくれる唯一のホルモンです。 食事により摂取された糖は血液に入ることで、血糖値を上昇させます。 血糖値が上がると膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞からインスリンが分泌されるといった仕組みになっています。 糖はエネルギーなので、血液に入っているだけでは意味がありません。 インスリンはこの血液中の糖を筋肉や肝臓、脂肪組織に取り込むことでエネルギーとして利用したり、貯蔵を行っているというわけです。 膵β細胞からインスリンが分泌される

          【薬学生向け】分かりやすいインスリンの話

          【薬学生向け】分かりやすいインクレチンの話

          インクレチンとはインスリン分泌を促進するホルモンのことです。 食事摂取をきっかけに小腸から分泌され、膵臓にインスリンを分泌するよう促します。 グルコースの濃度が高い場合のみ、分泌されるホルモンなので、食後高血糖を防いでいるという訳です。 2種類のインクレチンインクレチンにはGIPとGLP-1の2種類があります。 どちらも主な作用はインスリンの分泌を促進することですが、分泌部位やその他の作用が少しだけ異なっています。 まず分泌部位ですが、GIPは上部消化管(十二指腸、

          【薬学生向け】分かりやすいインクレチンの話

          【薬学生向け】分かりやすい糖尿病の話

          体に入った糖の行方糖尿病についてお話する前に食事などにより体内に取り込まれた糖の行方についてはご存知ですか? 糖は体にとって一番大切なエネルギーです。 糖がなければ動くことも考えることもできません。 つまり、エネルギーを必要とする体の部位に糖が届けられるということです。 では、食事をしてから糖はどうやって全身の細胞に届けられるのでしょう? 簡単に説明すると、 ①食事により摂取された糖は小腸から吸収され、門脈を通って肝臓に運ばれます。 ②肝臓から放出された糖が血液

          【薬学生向け】分かりやすい糖尿病の話

          【薬学生向け】分かりやすい白血球の話

          白血球とは血液中の細胞成分のうちの1つ。 (血液は赤血球、白血球、血小板といった細胞成分と血漿といった液体成分から成り立っている。) 人体の免疫機能に大きく関与しており、病原体や異物から体を守っている。 白血球は骨髄系とリンパ系に大別でき、骨髄系には顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)と単球、リンパ系にはリンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞など)がある。 ※顆粒球・・・細胞内に殺菌作用を持つ顆粒を豊富に含んでいる。 好中球異物を貪食し、殺菌する。 白血球の45~65%

          【薬学生向け】分かりやすい白血球の話

          auひかりに電話問い合わせをしたらオペレーターの対応が最悪だった件

          auひかりに電話を掛けたきっかけ今回、引っ越しをしたのですが、その際にいろいろ調べたのが、インターネット。 光回線が速いということは聞いていたのですが、なんといっても種類が多すぎる。 そこで、電話で問い合わせてみて、料金プランなどを詳しく聞いてみることに。 まず始めにauひかりに問い合わせをしてみたところ、対応が最悪だったので、今回はその内容を紹介しようと思います。 auひかりを検討している方の参考になれば幸いです。 auひかりのオペレーター対応 auひかりのオペレ

          auひかりに電話問い合わせをしたらオペレーターの対応が最悪だった件