【第109回薬剤師国家試験を受験した感想】
はじめに
第109回薬剤師国家試験を受験してきましたので、その感想を記録として残そうと思い、この文章を綴っております。
(あくまで、私個人の感想になります)
前置きとなりますが、私は第108回薬剤師国家試験に失敗しておりますので、薬剤師国家試験を受験するのは今回で2度目となります。
また、現時点では自己採点が出来ておりませんので、合格者でも不合格者でもない立場での感想となります。
では、早速感想をお伝えしていこうと思います。
1日目の感想
1日目は何といっても、理論①が難しすぎました。。
国試浪人中に、物理と化学はある程度、根本から理解できていたつもりでした。
しかし、蓋を開けてみれば、勉強した内容が全然出ない。
聞いたことない問題ばかりで、解き方すら分からない。
そんなパニック状態で理論①を終えることとなりました。
ちなみに、必須や理論②は、例年通りなのかなといった印象です。
1日目全体を振り返ると、昨年よりはかなり難しくなったと感じる結果となりました。
2日目の感想
1日目が難しかったので、2日目は簡単になるだろう。
そんな考えを持って、会場に向かいました。
実際、実践①と②は、例年通りといった印象です。
しかし、実践③が鬼畜過ぎました。
知らない知識や解き方が分からなくて鬼畜というわけではありません。
文章が長すぎるという意味で鬼畜でした。
実践③は薬剤師国家試験の2日目最後の科目であり、みんなが疲れ切った状態で挑む試験です。
その状況で、あんなに長い文章問題を出されると、頭に入ってくるわけがありません。
実際何度も読み返しましたし、諦めて飛ばした問題もあります。
普段の模試の実践③であれば、30~40分近く時間が余るので、2周目の見直しもしっかりできていました。
しかし今回の国試では、15分程度しか時間が余りませんでしたし、もう一度考えようと思っていた問題を何問か残した状態での時間制限となってしまいました。
全体の感想
全体の感想としましては、新薬の出題や見たことのない問題も多く、かなりの知識量が必要となる試験だったという印象です。
また、最終日の疲れ切った状態でも、脳を回転し続けられる体力、集中力、読解力も求めてくるんだなと感じました。
もちろん合格基準は、相対評価ですので、試験が難しければボーダーは下がるとは思います。
しかし、分からない問題が多すぎることで、精神的ダメージは大きいような気がしました。
以上が第109回薬剤師国家試験を受験した私の感想となります。
来年受験する方の参考になれば幸いです。