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源泉かけ流しにこだわるたま旅長野②小谷温泉
2日目は湯田中温泉→戸隠神社で裏散歩→小谷温泉(長野最北?ほぼ新潟)
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不動滝は昨日思う存分楽しんだので、さて今日はどうするか。。。
宿のおかみオススメの滝に行こうかと思いつつ、結局戸隠神社へ行くことにした。
私にとっては3度目、雪のない季節は初めての参拝です。
途中、お洒落な野菜ジェラート屋さんcentotto gelatoを発見!
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私は黒姫高原の牛乳を使ったミルク+エクアドル産のカカオをたっぷり使ったチョコリッチ+ホームメイドワッフル。Saoriは信濃町産のブルーベリー&ヨーグルト+糖度の高いとうもろこしをたっぷり使ったお店の代表作を注文。
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戸隠神社奥社へ到着。なかなかの人手。
我らは人が多いのは得意でないので、今日は気になっていた小径を散歩してみることにしました。
地図を見てみるとちゃんとした散歩道になっているようだ。
これならゆっくり自然を楽しみながら歩けそう。
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ただ「🐻熊注意⚠」の大きな看板が各所に設置されており、やはり北海道の記憶が蘇ってビビる。
こちらは参道と打って変わって人気がなく、笹薮が生い茂って突然動物と遭遇する可能性が高い為、熊ベル🔔を多めに鳴らして大きめの声で話す。
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何故かこの木にだけあった神話的なメッセージが。
ときおりカーン!ゴンッ。カーンっ!ゴンッ。と大きな音がする。キツツキとはまた違う音。
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頭に落ちてきたらかなり痛そう
栃の実は縄文時代から食べられている日本のナッツ。栗と似ていますが、アクがとても強いので家庭での下処理は困難だそう。
ちなみに下処理工程は以下の通り。
1.虫殺し 水に数日つけて虫を殺す
2.皮を乾かす
3.加熱後、皮をむく
4.流水に1週間ほど漬け、
木灰に熱湯を加え、栃の実を加える
5.保温して1日放置
6.水洗いをして餅などに加工する
気の遠くなるような下処理を経て、あのとち餅が出来上がるのかと思うと、これからは有り難くちょうだいしなければなりません。
40分ほどゆっくり歩くと随神門横に出てきました。
余り人が通らない為、蜘蛛の巣との格闘や、熊に警戒しながらのウォークだったせいか予想外の心地よい疲労感。
今からさらに歩くと思うとちょっとためらってしまう。
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人が多いのもあって、結構疲れた〜!
奥社に着くと、九頭龍大社へご挨拶。
と、後ろで話す男性2人の会話が聞こえてきた。
ご友人に相談を受けた男性の、とても丁寧で誠実な話し方に耳を奪われました。
美しさに目を奪われるという表現がありますが、ここでは話し方に耳を奪われました。
※盗み聞きをしてやろうというヨコシマな動機はありません(笑)
言葉がマナー的に美しいというんじゃなくて、話し方が丁寧。
ご友人の話をきちんと聞いている感、力になろうという誠実さが伝わってくる。
素敵な方に違いない。
参拝を済ませてさりげなく、チラリと視線をやると。。。
どこか北海道のじゃがいものような、揚げたてのコロッケのような(敬愛を込めて)ほっくりとした雰囲気の方だった。
あぁ、こんな方とお友達になって交流したいなと思ったが、戸隠神社奥社頂上で声をかける勇気はありませんでした。
旅の恥はかき捨て。
エイヤー!という思いで、いけばよかったかもしれない。
たまひろ、戸隠神社奥社での素敵な男性との出会い(見ただけ)のお話でした(笑)
さて、お腹が空いたのでに車を走らせている途中、光って見えるカフェがあり行ってみることにした。
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腹ごしらえも済んだので、今夜のお宿へ向かいます。
所要時間は2時間弱。
明日の長野最終日もここ戸隠へ1ヶ月前から予約した蕎麦を食べる為に戻ってくる予定です。
あぁ、遠いな。。。と思いつつ、
今夜のお宿が楽しみ。
雨飾荘は静かな山間部にある源泉掛け流しのお宿!
ナトリウム炭酸水素塩泉。山の秘湯としては貴重な毎分240リットル湧出の湯量を誇り、男女別の内湯・露天風呂とも源泉を掛け流しです。
山菜などを使ったお料理が魅力的で、後立山連峰が眺め、登山客もよく利用されるそうです。
永遠かと思われるくねくねとした山道を登り、
途方に暮れそうになったその時。。。。
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宿で受付を担当された男性が、夕食時にも現れ、実に見事な仕事っぷり!
お膳の上げ下げのタイミングから、夕食に関するちょっとした小話に好感を覚える。
夕食時に出た小谷村の醤油が濃厚なのにスッキリとしていて大変気に入ったので、売店に行くと、さきほどまで夕食を担当されていたのにこちらにも登場!
あちこち駆けずり回っているのに、イキイキ楽しそうで、素晴らしい。
これほど楽しそうに働いている人は久しぶりに見た。
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川魚の刺し身は好まないが、美味だった!
からの〜
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こりゃまた最高!
夕食全てのコースを通して、山葵は自分ですりおろしていただく。
りんごで育てられた信州牛乳の陶板焼きに、塩とわさびをちょこっと。
牛の甘みを塩が引き出し、わさびの花のような爽やかな香りが脂を優しく切る。
次の品が出る前に、スタッフの言葉に耳を疑った。
「それでは今から蕎麦をゆがいてきます。」
次、蕎麦をお出しします。じゃなくて、ゆがいてきますだって!?
旅館の夕食で湯がきたての蕎麦が出るだなんて予想していなかった。
蕎麦は地元小谷村産。
まずはお塩で。
細く、香りも舌触りも喉越しも、つゆも甘すぎず辛すぎず、かつおの香りがよく美味しい。
わさびをすって、いただく。
締めはわさび茶漬けでした。
最後まで美味しく、最高!
徒歩2、3分のところにワイルドな露天風呂があるそうなので行ってみる。
撮影は翌朝、Saoriが撮ってくれました。
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覚悟していたほどワイルドでなく、とても綺麗だったので安心した。
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虫にビビりながら素早く着替える
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フレッシュな源泉を直接手に取ると、細胞の喜び方が全然違う。
とっても気持ちがいい!
お部屋も大変広く、大満足の滞在でリピートしたいと思えるお宿でした。
※浴衣は薄々なので何か部屋着のご用意を。
敷布団も薄いですが2枚重ねでなんとかなりました。
3日目のとっても楽しみにしていたコースでいただくお蕎麦は残念ながら好みと違いましたのでここでは記載しませんが、休憩で立ち寄った鬼無里のいろは堂のおやきがめちゃめちゃ美味しかった!
おやきは大して美味しいものでもないと思ってましたが、生地も具材も本当に美味しい!
長野なので少し塩気は強いので1個食べずに、お友達と半分こがオススメです。
ネット注文もできます。
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我々は季節限定の舞茸と、小布施の栗餡を購入し、空港で日本酒真澄といただきました。
帰宅前の空港での晩酌が待ち時間の過ごし方の定番となってきました。
道の駅で買った蕎麦粉はコーヒーとアーモンドのクッキーに、青唐辛子はとうがらし味噌にして京都龍巡りの旅のお供に生まれ変わりました。
長野2泊3日源泉掛け流しにこだわる旅。
移動距離は500kmほど。
やはり日本って素晴らしい恵みの国だなと感じる。
とにかく水が素晴らしい!
飲める湧き水があり、身体を癒やす温泉がある。
旅中に湧き水を飲んだり、源泉に触れたりする機会があると、ボトルに入った天然水や消毒液が入った温泉とはエネルギーが別段に違うことがわかります。
「エネルギー」という言葉を使うとスピリチュアルっぽいが、生命力みたいなものを感じて身体が喜ぶ感覚があるのです。
私は癌で身体の絶不調を2度経験しているので、余計に敏感になったのかもしれません。
不調を知っているから、身体が元気な時、細胞がイキイキと喜んでいる時との差がはっきりとわかる。
そして細胞が喜んでいる時は、再生していっている感覚があります。
そんな感覚が増えて、どんどん元気になっている今、改めて本物の持つ力に驚かされる。
オーガニックコットンの布良もうさともその一つ。
余計なことはしない。
本来素材が持つ良さを引き出す。
人もそうだと思います。
そういう私もLokoでの内観、自己探求を通してどんどん本来の自分を知り、自分の持つ力を思い出していっております。
普段、何気なく飲んだり触れたりしている水。
今度、湧水など飲用可能なものを見つけたら、身体の感覚を研ぎ澄ませて飲んでみてください。
川の清流、源泉に触れてみてください。
本来水の持つ素晴らしさに気づくはず。
私は特別じゃないので感じれません。とどうか決め込まずに、ただ思うままに感じてみてください。
本来のあなたは感じる力を持っています。
読んでいただき、ありがとうございました。