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オーストラリア引っ越し歴
オーストラリアに住んでいた4年間だけで引っ越しを少なくとも10回はした。車にキャリーバッグとリュックを積めば大体のことは何とかなるので、フットワークは日本にいた時のそれと比べてかなり軽かったと思う。
新しい家を探す際に、不動産屋を通したことは一度もない。向こうではシェアハウスの文化があって、FacebookやWebサービスを使うと無数にシェアメイト募集の案内が出てくるのだ。日本じゃ考えられない。住
豪国肉工場ヒヤヒヤ日記
シドニーの肉工場で働いていた、あの頃オーストラリアでの4年間はいろんな仕事をさせてもらった。
ツアーガイド、フルーツ農家、引っ越し屋、治験、ウーバーイーツ、マダムの家のペンキ塗りetc…
総合的に一番安定していたなと思うのは、最後の1年間やっていた肉工場の仕事だ。
工場の朝は早い。朝3時45分に起きて、4時に家を出る。4時半にはもう工場のユニフォームを着て肉のベルトコンベアの前に立っている。
も
あの人は人生1回目だから
最近は訳あって、彼女の付き添いで毎週のように病院に行っている。こっちの病院はすごい。医療が発達しているとか、最新鋭の機械があるとか、そういうすごさではなくて、患者に対してとてつもなくドライなのだ。
小説家の西加奈子さんがカナダでガン治療をしていた時に「あ、ガンなんや。まあ頑張って治していこな」と他人事のように(確かに他人事なのだが)扱われたのが衝撃だったと言っていたが、それに近い感覚がオーストラリ
そして今日もあきらめて布団に入る
4月に入ったくらいからだろうか、英語学習にまた力を入れ始めている。僕は「漠然とした努力」ができない人間なので、とりあえずは年内にIELTS6.0を目指して勉強している。6.0というスコアは英検準一級レベルらしいので僕としてはちょうど良い。IELTSは海外の大学へ入学資格を得るために用いられることが多いテストだが、スピーキングやライティングも包括しているので、実践力を鍛えるにはもってこいのテストなの
もっとみる否定のできぬガレージで
「自分には何もない! 俺は何者でもない! 私の代わりはいくらでもいる!」
そんな抑鬱的な状態に陥ることを「アイデンティティ・クライシス」と呼ぶらしい。おそらくこれはアラサーの僕らのような世代が感じやすい傾向にあるのではないか。
若いうちは「今は平凡だけれど自分は特別で、いつか人生が変わる瞬間がくる」と夢に焦がれる。自分は何にだってなれるんだと。
しかし年を重ね、髭が濃くなっていくうちに、あるいは
あの頃のAKBにはもう会えない
7月上旬に一時帰国していた日本を離れブリスベンに帰ってきた。そこからすぐにカブルチャーというファームの街へ引っ越し、そこそこ綺麗な家で彼女と住んでいる(いま「かぶるちゃー」と打って変換しようとしたら予測変換に「かぶるチャーハン」って出てきたMacBookかわいい)。
カブルチャーハンで何をしているのかというとズバリ、いちごパッキングをしている。作業自体は簡単だ。ベルトコンベアで流れてくるイチゴのト
日本人老婆vsイギリスギャル
ワーキングホリデー、無職生活真っ只中だ。
8月はケアンズに1ヶ月住み、9月に入ってからはゴールドコーストに移ってきた。こちらで家を探すのは簡単だ。日本みたいに不動産屋を通さずに、個人間のやり取りで全て完結する。僕がいつも使うのは「日豪プレス」。このホームページは仕事も探せるので、日豪プレスさえあればワーホリ生活はどうにかなる。
今回のゴールドコーストの家も写真と紹介文を見ただけで即決で決めた。下