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#ベンチャーキャピタル
スタートアップ投資契約条件の日米比較:優先株式の参加型・非参加型
こんにちは、一般社団法人スタートアップ協会代表理事/株式会社スマートラウンド代表の砂川です。
先日、株式会社スマートラウンドの代表として、以下のようなプレスリリースを出したところ、関連Tweetが14万インプレッションに達するという大反響をいただきました。みなさんリツイートやいいねをありがとうございました。
このテーマに、皆さんとてもご興味をお持ちなんだな、意外に知られていないんだな、ということ
ARR100億円超え国内上場SaaS企業、1000億円への事業投資計画モデル
国内SaaS企業をリードするサイボウズ、freee、マネーフォワード、PKSHA Technology、ラクス、Sansanなど、ARR・NTM Revenue(Next Twelve Months Revenue:四半期売上 x 4で算出)が100〜200億円を超える企業が増えてきました。
また、未上場SaaSスタートアップでT2D3を達成したSmartHRもARR100億円を超えたというニュー
DX系SaaSスタートアップ 事業開発の全体像
こんにちは。GLOBIS CAPITAL PARTNERSの野本です。
SaaSビジネスに関しては、メトリックスに関するノウハウはネット上でも豊富な一方で、(僕が見つけられていないだけかもしれませんが)事業開発的な切り口が少ないと思ったので、DX系SaaS事業開発の全体像についてnoteにしてみました(12,000字超なのでちょっと長めですが、ぜひお付き合いください)。
SIerとDX系Sa
スタートアップ資金調達概論
はじめに
2022年に入り、スタートアップを取り巻く環境は昨年と比べて激変しており、資金調達含む資本政策にも影響を与えています。
このような環境下、CFOを務めるメディフォンでそこそこの規模感の資金調達活動を行いましたが、その中で感じたことや実務経験を踏まえ、資金調達のステップやポイントにつき、できるだけ分かりやすく説明していこうと思います。
資金調達には様々な流派があると思いますが、少なく
【考察】評価され続けるSaaS企業とは?〜LTVの本質とNRRの重要性・Expansion戦略について〜
PMF達成後、非連続な成長曲線を目指すために、第2の矢・第3の矢をどのように事業開発していくか。これが評価されつづけるSaaS企業を目指す上で重要なテーマになります。
先日の弊note「Vertical SaaSの成長戦略について」でも取り上げたVeeva、ToastやProcoreなどの急成長を続けるSaaS企業は、既存のお客様への複数サービスを拡販していくことで、ARRを伸ばし続けています。
「ケイデンス」は、カオスなスタートアップ組織に秩序を与える
こんにちは。ALL STAR SAAS FUNDの神前達哉です。VCとして新規投資D.Dや投資実行後のサポート体制の構築を担当しています。
SaaSスタートアップのピッチやメンタリングの中で、ケイデンスについて話をする機会が多くなってきたので、noteにまとめてみます。
PMF達成後は総力戦PMF達成後(シリーズA以降)のSaaSスタートアップは、成長スピードが命です。シャープな成長曲線を描く
【考察】Vertical SaaSの成長戦略について
2021年は北米にて、Toast(レストラン)、Samsara(IoT)などの業界に特化したVertical SaaS(※1)がIPOを果たしました。未上場ながら設備保守・メンテナンス事業者向けにSaaSを提供する、ServiceTitanも約9000億円という高い評価額をつけており、今後も成長が期待される領域です。
今回の記事では、バーティカルSaaSの成長戦略について特に海外の事例記事やS-