マガジンのカバー画像

蛸文(たこふみ)の読書記録

246
僕の読書記録です。月に3〜4冊ぐらいのペースで更新してます。
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

【クレーム対応 最強の話し方】ゲーム感覚(!?)でクレーム対応

【クレーム対応 最強の話し方】ゲーム感覚(!?)でクレーム対応

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜元地方公務員である著者〜僕自身、職業柄対面や電話などでクレームを受ける事はよくある。
そのクレームは多種多様で、一辺倒な「クレーム対応マニュアル」では力不足である。
カスハラ、なんて言葉が生まれて久しいが、クレームというものの存在自体が深刻な社会問題としてニュースでも頻繁に取り上げられているにも関わらず、クレームに頭を悩まされる人は多い。
かくいう、僕もその一

もっとみる
【物理学の野望】物理学史の入門書

【物理学の野望】物理学史の入門書

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜物理とは何か、を思い出した〜物理、は学生の頃割と好きだった科目である。しかし、大学は数学系の学科を専攻し、仕事も物理とは全く関係ないので、物理というものに受験勉強以来触れていないことになる。

なんとなく本書を手に取って読んでみたわけだが、「慣性の法則」「ケプラーの法則」「ファラデーの電磁誘導」などなど、懐かしい言葉が並んでなかなか面白く読めた。

本書の内容

もっとみる
【世界史の構造的理解】斬新な理系世界史観に、ついていけず…

【世界史の構造的理解】斬新な理系世界史観に、ついていけず…

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆

〜物理学者の語る世界史の理解〜「物理数学の直観的方法」や「現代経済学の直観的方法」など、独立研究者としてユニークな著書を書いている長沼伸一郎さんの最新著書である。
特に、「現代経済学の直観的方法」は、物理学の観点で経済学を直観的に理解するというアプローチの著書であり、この一冊で僕は長沼伸一郎さんのファンになったといっても過言ではない。

さて、今回は、物理学の観

もっとみる