#ミステリー小説
【魔眼の匣の殺人】1作目から続く考え抜かれた特殊設定
オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆
〜完成度が高すぎた1作目〜以前読んだ「屍人荘の殺人」の剣崎比留子シリーズ第二弾となる本作。
「屍人荘〜」の斬新な設定と謎解きロジックがあまりにも面白かったため、今作もかなり期待して読んだのだが、面白いは面白いのだけど、「屍人荘〜」の驚きと興奮を超えてくる事は、残念ながらなかった。
しかし、それは「屍人荘〜」の完成度があまりにも高すぎる故だと思う。
では、単発
【葉桜の季節に君を想うということ(ネタバレあり)】メインのトリックは"そこ"なんだ…(笑)と、やや消化不良
オススメ度(最大☆5つ)
☆☆
〜叙述トリックものは好みが分かれる〜2004年に様々なミステリー賞を総なめにした本作。ネットで「どんでん返し 小説」と検索すれば必ずと言っていいほどヒットする有名な作品だが、その評価は賛否両論であるようだ。
というのも、この作品はいわゆる叙述トリック(文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法)ものであり、この手の作品はしばしば「ずるい」とか「フェアでない
【殺戮にいたる病】(ネタバレあり)その結末はおぞましさの最たるもの
オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆
〜久しぶりに心が躍ったどんでん返し〜「どんでん返し 小説」と検索すれば、必ずと言っていいほど目にするこの作品。
これまでなんとなく読む機会が無くて、今回手にしてみたのだが、30年前の作品とは思えないほどその結末には興奮した。
この作品を読んだことある人からすれば、「この結末に興奮した」などと言えば、神経を疑われるかもしれないのだが笑、なんとも綺麗に騙された