息子が不登校になった日から (35)
こんにちは たけさゆです
前回は、息子に行き渋りがで始め、発達相談センターに相談しながら登校を続けた結果、息子の心のエネルギーが空っぽになり完全不登校になった話をしました
今回は、完全不登校になった後に改めて発達相談センターに面談に行き、その後どのような対応をしてきたかについてお話しようと思います
息子が完全不登校になり、
私は奈落の底に落とされたような気持ちがしていましたが、息子の気持ちも痛いほどわかっていたので、
ただ「元気を取り戻すにはどうしたらいいか?」
一番初めはそれだけを考えていました
最初の1週間は楽しく「ホームスクーリング」という感じで、
私と一緒に学校の時間割に沿って勉強をしたり公園で運動やボール遊び鉄棒などをして楽しく充実した時間を過ごしました
そのうちにふと、
「このままでいいの?」「未来は大丈夫だろうか、、」
と不安が頭をもたげてきました
それに加えて
「担任の先生からは電話すらない、、どうでもいいと思っているの?」
私は、担任の先生にも、発達相談センターにも、市の子育て支援センターにも、学校のカウンセラーにも相談してきました
それらの場所で言われたことは、
「息子くんは賢い」「大丈夫」「お母さんが寄り添ってあげて」「学校はいろんな子がいるから先生が怒ることもある」「厳しい先生がいることも経験だ」「優しいだけじゃ成長にならない」「厳しさを知ることも必要だ」「昔は教師は絶対だった」など、、、
私の話を聞いてはくれますが、最終的には、
「私たちが捉え方を変えて適応する必要がある」というところに結論はありました
そして、
「学校の現状を外部からのアプローチで変えることはできない、在籍する子どもは適応するべき」という「根底にある考え方」を知っていきました
学校に通いたいのならば、
「こちらが適応するしか 学校に居続ける道はない」
私はそれを「暗」に感じていました
ひょっとしたら息子もそれを感じていたかもしれません
でもそんな余裕すらなかったかもしれません
そんな目に見えない力を感じて モヤモヤとした感情を感じていました
そして不登校が現れ始めた11月の月末
ようやく発達相談センターでの面談の日がやってきました
私は、この日を待ち侘びていました
なぜって、
「やっと今まで感じていた違和感や体験してしまったことを直接訴えることができる!」
「その大変さを理解してもらえるかもしれない」
「良い対応がわかるかも」「何か方法があるかも」
そんな風に期待したからです
ですが、
心理士さんは、私からの詳細な話に「驚いて学校の対応に怒って呆れてくれた」ものの、
すぐに切り替え、
「息子が気持ちを抱え込みやすい性質であること」に焦点を移していきました
そして、1年ぶりにWISCⅣのテストを受けることが決まり、その日から約1ヶ月後に予約を取りました
私は、モヤモヤしていました
正直、「今更!?」って思いました
息子のせいにされているような気がしました
息子には「何も課題はない」「大丈夫」
「幼稚園の頃のように初めてのことに慣れるのは時間がかかるけど少しづつ慣れていける」
「初めは頑張りすぎて疲れちゃうかもしれないけど安心を感じられたらパワーが出てくる」
「息子くんは慣れたら小学校を楽しめるようになる」
そう言われていたのに、、
その時期には、HSCや神経発達症などについてある程度知っていましたし、
一度は「神経発達症の疑いすらない」と言われていたので、
そこについて質問してみると、
「それは知らない」と一言
私は ズーン と気が遠くなるのを感じました
確かに、相談センターにお世話になっていましたが一年ごとに担当者が変わっていたのでそういう言い方もできるかもしれません
でも、
毎回記録とっていたよね!?
そのカルテみたいなものを残していないの!?
それってチェックしていないの!?
口頭の簡単な申し送りだけで次の担当者に任せるの!?
私は、驚くと同時に悲しくなりました
大切にされていない、、
「問題なし 大丈夫 賢いから」
そう言われ続け 信じて頑張ってきたのに、、
適応できなくなったらこちら側の問題にされるんだ そう感じて憤りが湧いてきました
とにもかくにも、
当時は他にどこを頼ればいいのか、適した場所がどこなのか判断がつかなかったので、一通りテストを受けて医者と面談する予定を組みました
12月に検査
↓
1月に近隣病院の小児科医(発達障害診療医師名簿にものっている小児神経専門医)との面談
↓
それらの結果と判断について心理士さんからの説明と、今後について相談するための面談
という流れでした
検査は私が思っていたよりも良い成績でした
よく知らない人を怖がったり幼児退行の行動が出ていたのでコミュニケーション力が幼稚園の頃よりも幼くなっていましたが、
この時のテスト結果は予想外で嬉しく、ホッとしたのを覚えています
とはいっても、
長期に渡りストレスを受けたことで「脳機能の低下」を認識していましたし、不登校になってから「幼児退行」「不安症状」が強く出ていましたし、
それより何より、
「すでに脳が委縮し始めているかもしれない」と想像すると悲しくなりました
長くなったので今日はここまで
次回は1月に医師と面談をした時のことについて話そうと思います
つづく
♡私たちは 生きているだけで 素晴らしい♡
子どものペースを尊重して
ママのペースも尊重して
それぞれの マイペースで歩んでいこう
大丈夫 進んでいるよ
読んでくださりありがとうございました^ ^