【できていることを認めていく】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
夕方の水田の水面に映る太陽が素敵でした。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
あなたはご自分のことを労うことができていますか。
つい自分のできていないこととか、嫌な部分に目を向けてご自分のことを責めていらっしゃらないでしょうか。
日々の介護の中では思うようにできなかったり、「何で自分はできないのだろう…」と落ち込んでしまうようなときもあると思います。
けれど、本当にできていないことばかりでしょうか。私はそんなことはないと思います。
毎日親御さんの食事を準備することが出来ていたり、デイサービス等への送り出しができたり、コミュニケーションがとれたり。一日を無事に終えられればそれもできていることです。
人はどうしてもできていないことや自分の弱い部分にフォーカスしがちです。
けれど、必ずできていることはありますし弱い部分も含めての自分です。
日々の介護の中で気分が落ち込んでしまったりしたときに試してほしいこと。ご自分のできていることを思いつく限り書き出してみてください。
どんなに小さなことでも構いません。
親御さんと話せた。これでも構いません。
そうしてそれを眺めながら、自分よくやっているなぁって自分に声をかけてみましょう。
きっと心が元気になってくるはずです。
あなたは必ずできていることがあります。
その部分を認め、自分に温かい声をかけ労っていきましょう。
【今日のワンポイントレッスン】
・できている部分に目を向ける
今日も介護をがんばるあなたを応援しています。