noteでの受賞歴・寄稿歴をまとめました|ドレスの仕立て屋と文筆家 タケチヒロミ(2024.11加筆修正)
ドレスの仕立て屋と文筆家のタケチヒロミです。
ドレスの仕立て屋と文筆家、って?
わたしの本業はウェディングドレスの仕立て屋、リメイク作家ですが、文筆家としての仕事もしています。
以前、原稿を依頼されたnoteの編集担当の方から、わたしのことを「文筆家」とおっしゃっていただきました。「文筆家」、なんて素敵な響きでしょう。古い物語のなかの架空の職業のようです。そういう意味では「仕立て屋」と並べても相性が良さそうです。そんなわけで、わたしのプロフィールは「ドレスの仕立て屋と文筆家」にしました。でも現代を生きる我々には、「文筆家」よりも「ライター」のほうがわかりやすいかもしれないですね。
ですのでわたしの肩書きは「ドレスの仕立て屋と文筆家、旅ライター」にしました。「旅」を入れたのは、旅が好きだから。そして、旅がお仕事につながることがいちばんうれしいことだからです。ライターに「旅」とつけた途端にワクワクしたので、決まりです。
note受賞歴
noteでの受賞歴をまとめました。
文藝春秋に2年連続掲載!
文藝春秋×note SDGsエッセイコンテスト、2年連続受賞し、文藝春秋にエッセイが掲載されました。
文藝春秋×note 第1回SDGsエッセイコンテスト グランプリ(2022)
▼受賞作品
▼ご紹介いただいたnote記事
文藝春秋×note 第2回SDGsエッセイコンテスト 優秀賞(2023)
▼受賞作品
▼ご紹介いただいたnote記事
▼それをきっかけに書いた有料noteです
▼関連note
SMBC日興證券 #推したい会社 コンテスト 賛同企業賞
note ×wowow コンテスト受賞作品
創作大賞 中間選考に残った作品
外部のエッセイ賞の受賞歴
有吉佐和子文学賞 佳作(和歌山県)
第26回 風花随筆文学賞(福井県)
執筆・寄稿依頼を受けたもの
國學院大學×noteで開催されたコラボ特集の寄稿作品として執筆した記事です。
自己紹介
わたしは神戸のちいさなアトリエでドレスのお仕立て、リメイクとお直しをしています。
また、通信制の大学院で文化遺産について研究する大学院生でもあります。(2024.11現在)
大学院では、日本の繊維製品の流通と歴史について、文化遺産との関係から調査研究をしております。仕事と両立しながらの研究は大変ですが、楽しいです。「学び」は特にわたしの得意ジャンルで、原稿のご依頼をいただくことも多いです。
得意なジャンル
ファッション
学び(現役大学院生)
アート、美術館、博物館(学芸員資格あり)
リメイク、SDGs(本業)
旅
地域創生(神戸×青森ビジネス交流事業など、地域とのコラボ)
本日のおすすめに選出され話題となったnote
参考までに話題となった記事を載せておきます。スタイルとして、旅とファッション、旅とブンガク、などのように、ふたつのことをかけあわせて(結局はドレスやファッションのことにつながってしまうことが多いのだけど)しつこいくらいに愛情たっぷりに語る記事が人気のようです。愛ですね。やっぱり愛です。
ドレスは環境問題に貢献できるか?
最近、SDGsへの関心からリメイクの注目が大変強まっているのを感じています。でも、まだまだドレスのリメイクは知名度が低いので、もっと若いひとたちに「リメイクという選択肢もある」ということを知ってもらえたらと思っています。
▼ドレスは環境問題に貢献できるか?シリーズ
美術館とファッション
しつこさ、偏愛っぷりが人気だったこってり記事。
旅とブンガクなど、旅と○○シリーズ
学び、学び直し
神戸と京都
神戸と京都に関するエッセイも人気があります。
外部メディアに掲載された記事
noteだけではなく外部メディアに掲載されたエッセイです。
わたしがドレスのことを書こうと思ったわけ
芸術大学の短期大学部でグラフィックデザインを学び、会社でファッション商品の企画デザインをしていた20代のわたしは、沢木耕太郎の『深夜特急』に導かれて自分探しのひとり旅に出ました。その旅先の経由地でウェディングドレスに出会い、雷が打たれたように運命を感じて、ウェディングドレスをつくる仕事をすることを決めました。
衣料品の企画デザインの仕事と子育てをしながら、洋裁とお直しの専門技術を教える学校で学び直し、2008年に独立。そこから、ドレスのお仕立てとリメイクの仕事をしています。
きっかけは、やはり2020年でした。みんなが家にいることを余儀なくされ、ウェディングの仕事はゼロになりました。
その時、どうやって生きていくか? と考え、ウェディングドレスではなくて普通のアパレル商品をつくることもチラリと考えましたが、それをしてしまうと、せっかく環境問題のことを考えて在庫を持たない「リメイク」と「オーダー」に専念してドレスを作ってきた意味がないなあという気持ちもあって。
そのときふと、「ドレスのことを小説に書こう」と思いついたのです。そして、小説を書くために大学に入って学び直しました。2021年4月のことです。大学は、2024年3月に卒業しました。
卒業論文として執筆した小説は、教員全員の推薦により大学内の賞「同窓会賞」に選出されました。
ドレスのことばを翻訳する
いったんウェディングドレスの仕事はゼロになりましたが、不思議とドレスのリメイクの依頼は途切れることはなかったのです。そのとき、わたしのなかでは「ちょっと時代が変わったな」という感覚がありました。
どこにでもあるものではなく、個人ひとりひとりの思いや歴史や物語を重視するものを選ぶ時代に変わったような感覚があったのです。
これだ、と思いました。わたしはドレスの物語を読むのが得意なのです。
昨年、お母さまのウェディングドレスのリメイクを手がけた花嫁さまに、こんな言葉をいただきました。
「タケチさんに、ドレスのことばを翻訳してもらいました」
わたしがやっていたことは翻訳だったのかと。わたしはドレスのことばを聞いて、書くことができるのだと思いました。
書くことが楽しい
そして今、書くことが楽しくて仕方がないのです。
もちろん、お仕事として書くとなると苦しいこともありますが、じつはその苦しみにも慣れています。なぜならドレスの仕事もほとんどが地味でめんどくさくて地道な作業であり、つくっている間はどちらかというと苦しいことのほうが多いからです。
それでも毎回ミシンの前に座るとうれしいし、楽しいし、しあわせなのです。
文章にも、同じ感覚を味わえるようになってきました。
お仕事のご依頼は classique.cloque@gmail.com
よりお願いいたします。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!
「好奇心の小部屋」というメンバーシップをやっていました。(現在はおやすみ中)
旅や、ドレスや、読書や、アートや、美術館など、好奇心のおもむくままに集めてきた宝物を、みんなでニヤニヤしながら眺めて学びあえるような部屋を目指しています。具体的には、旅や学び、アートやファッションに纏わるメンバーシップ限定エッセイを書いています。