本マガジンには、医薬基盤・健康・栄養研究所、理化学研究所、および、大学の一般公開に関するレポートが掲載されている。
拙レポートにより、自然科学の最先端研究に興味を抱いてくれれば、…
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2024年11月の記事一覧
第2章 列島が育む食材 02.キノコ―日本vs西洋の人気キノコ:特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」見聞録 その04
2024年02月09日、私は国立科学博物館を訪れ、一般客として、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」(以下同展)に参加した([1])。
トリュフ(セイヨウショウロ属)、ポルチーニ(イグチ属)、 モリーユ(アミガサタケ属)などは、欧米において高級食材とされる野生キノコである。 そのいずれの仲間も日本に分布するが、和食の材料としては登場しない。これらは発生する量も多く、昔の日本人がその存
第2章 列島が育む食材 02.キノコ―食用キノコと毒キノコ:特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」見聞録 その03
2024年02月09日、私は国立科学博物館を訪れ、一般客として、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」(以下同展)に参加した([1])。
日本には少なくとも約5000種のキノコがあると言われるが、日本のキノコの分類はまだ十分ではなく正確な数は不明である。
また、日本でとれるキノコのうち、食べられるとされているキノコは約100種類、毒キノコは約200種類とされ、残りの大半は、食べられる
2024年度 京都大学犬山キャンパス一般公開 訪問記:サルの研究は非常に奥深い。
2024年10月26日、私は2024年度 京都大学犬山キャンパス一般公開に参加するために、京都大学 ヒト行動進化研究センター(Center for the Evolutionary Origins of Human Behavior, Kyoto University:EHUB)を訪れた(図01,[1],[2])。
1番目に、EHUBセンター長による挨拶で、サル類を用いる研究の重要性、EHUBの