外出の原動力。
今も昔も見出し画像の通りだ。
大好きなケーキが、外出するための一番の原動力かもしれない。
食料はもうあまり残っていなかった。
そろそろ買い物に…と思いながら何日経ったことか。
それでもあまり食欲もないので先延ばしにしていた。
いつものことだ。
買い物は本当に大変だ。
日常生活でさえ困難極まる。
更にこうして先延ばしにしてしまうため、一度の買い物で約半月分は買う。
精神科医・藤野智哉先生のツイートが心に響く。
本当におっしゃる通りだと思う。。
他の精神科医の先生(樺沢先生)の話では、朝が苦手な人がほとんどだという。
何故なら、朝はまだ外の光を浴びてセロトニンという物質が作られていないからだそうだ。
しかしメンタル疾患に罹ってしまうと、他の人よりもセロトニンが作られにくくなるにも関わらず、もっとそれが必要になってしまうのだとか。
樺沢先生がいつもおっしゃる身体を整える習慣は、「睡眠、運動、朝散歩」。
今考えると、働いていた時はそれができていた。
睡眠時間は少し足りなかったかもしれないが、毎日自転車で出掛けて、基本的に立ち仕事。
そして週2回ほど、習い事で汗をかくくらいには運動もできていた。
では何故それができなくなったのか…
こちらは耳が痛いツイート。
お医者さんから「働ける状態ではない」と言われ、休むように促された。
ただ、「そんなはずはない…！」と聞く耳を持たず、それから1年以上アルバイトを転々とした。
今でも自分の限界はよく分からない。
もしかしたら誰でもそうなのかもしれない。
目に見えるものではないのだからハッキリと分かるわけがない。
ただ、下のツイートのように、「当たり前に出来ていたこと」が困難になっているのは確かだ。
「たまには褒めてあげてください」
…とあるが、ケーキは外出できたご褒美のようなもの。
少し頻度が高い気もするが…。
本当はケーキの美味しさを伝えたくて書き始めたのだが、もうメンタルの方がメインになってきてしまっている。
ケーキやお菓子は、子供の頃から頻繁に食べていたわけではない。
それぞれの家庭の事情は分からないが、ケーキは誕生日とクリスマスに食べる特別なものだった。
それが変わってしまったのは、10代の頃ダイエットに失敗してから。
ありきたりに聞こえるかもしれないが、今でもあまり笑える話ではない。
ちょうどその頃、祖父母が当時(今でも？)の自分にとって大金をくれた。
高校の卒業祝いとして孫たち全員にその都度渡すように決めていたようだ。
自分にとっては最悪のタイミングだった。
もう学校にはほとんど行かなくて良かったため、毎日のようにケーキ屋さんやスーパーなどでお菓子や食べ物を大量購入していた。
そしてそれを一気に食べる。
次の日もまた同じようなことの繰り返し。
高校卒業後のことなんて何も考えられない。
頭の中は食べ物のことで一杯だ。
お腹が空いてなくても止まらない。
涙も出てくる。
きっと病院でお医者さんに話すことができれば、摂食障害だとでも言われ、治療もできただろう。
さすがに何かしら気付いた家族が、無理矢理病院には連れて行ってくれた。
でもその時は何も話すことができなかった。
そのまま初めての一人暮らし。
状況はますます悪くなるばかり。
自分で何とかしようと、最低限のお金だけ残して、必要のない置き物なんかを通販で買ったりもしてみた。
…結局、どうあらがっても無理だった。
それから〇〇年。
相変わらずお菓子やケーキを食べることはやめられないけれど、今では美味しく食べることができるようになった。
何がきっかけだったかは分からない。
ただ、「無理して治すことを諦めた」ことが良かったのかもしれない。
そして、今ではタイトル通り、「外出の原動力」にもなっている。
今日もきっと、行きたいケーキ屋さん、食べたいケーキがなかったら買い物にも行けなかっただろう。
朝は、今日こそ外出できるように…と、直射日光で日光浴をした。
ほとんど外に出ないのに日焼けをしてしまったかもしれない。
そして朝ごはんはよく噛んで食べた。
どちらも樺沢先生がおっしゃっていた、「朝散歩」の代わりの「日光浴とリズム運動」だ。
それでも外出は厳しいかと思ったけれども、大好きなケーキ屋さんのインスタグラムの言葉を思い出した。
「ゆめメロンショートは約2週間ほどの期間限定です❗」
こちらだ。
自分はインスタをしていない。
ちゃんと貼り付けられているだろうか…
もうこちらの投稿を見て、今しかないと思った。
こちらのケーキ屋さんは知る人ぞ知る名店。
まだ新しいお店ではあるが、本当に美味しい。
ビックリするくらい普通の家のような外観で住宅地にあるため、自分も最初は場所が分からなかった。
そのためか、遠くの色んなイベントなどに出店されることも多い。
お休みの日が多いため、約2週間などきっとあっと言う間だ。
こちらのケーキ屋さんでメロンのケーキを買うために、ついでに約半月分の買い物もできたと言っても過言ではない。
手持ちのバッグと、大きく重い買い物バッグ3つを持っての入店。
もう恥ずかしいことなどない。
むしろ明日の筋肉痛が気になるところだ。
ここでやっと購入品の紹介だ。
期間限定のゆめメロンが入ったスイーツは全て購入！
いちごのケーキは以前にも何度か頂いていて美味しすぎることは承知済み。
さて、いちごがメロンに変わったら…
…大変だ。
ショートケーキなのにジューシーすぎる。
こんな美味しいメロンもケーキも初めて食べたかもしれない。
メロンはもちろん、生クリームとスポンジの美味しさも例えようがない。
やはりこちらのケーキ屋さんは本物だ。
なんとチョコレートのメロンケーキまであった…！
こちらの組み合わせも絶妙だ。
最初のメロンケーキとは似ているようで全然違う美味しさだ。✨
こちらは生大福のいちご🍓
中にはブルーベリーや生クリーム、ジューシーなスポンジも入っている。
そしてお餅もとろけるようだ。
初めて食べたわけではないが、改めて美味しく頂けた。✨
他のケーキもあっという間に食べてしまえそうだったが、ゆっくり味わいたい。
今朝はあんなにしんどかったのに疲れも吹っ飛んだ。
もう美味しいお菓子やケーキは自分の生活には欠かせない。
地元にも関西にもたくさんの美味しいケーキ屋さんがある。
最初に摂食障害について書いたが、諦めることができたのは割と早かったと思う。
おかげで今こうして、味わって心から美味しいと思える。
宝塚遠征をしていた約10年間も、次はどこのケーキ屋さんに行かうかな〜と調べるのが楽しみだった。
健康に良いのか良くないのかは分からないけれども、少なくとも今日はケーキのおかげで外出できた。
少し遠いハーブスさんのメロンメロンケーキも発売予定がHPに出ていた。
昨年は行けなかったけど、今年こそ行きたいと思う。
https://www.harbs.co.jp/next-cake/
ハーブスさんは洋酒入りのケーキが多くて大好きなケーキ屋さんだ。
お酒は飲まないけども、お酒のきいたケーキは大好きだ。
初めて行くケーキ屋さんではおそらく毎回お酒のきいたケーキがないか尋ねていると思う。
今のところ、近場で満足できるほどのケーキはハーブスさんにしかないようだ。
先日大阪に行ったときは売り切れてしまっていたけれども、諦めずに3店舗見てまわったのはそのためだ。
どこのケーキ屋さんも、なるべくお酒を使わないようにしている所が多いようなのは残念だ。
自分はお酒のきいたケーキがあるかどうかを尋ねるのだが、おそらくその逆の質問をする人の方が多いのだろう。
店員さんは申し訳なさそうに「微量であまりお酒の味はしませんが…」と言われるか、「どれもほとんど使ってないので大丈夫ですよ！」と勘違いされるかのどちらかだからだ。
やはりnoteの「記事」を書き始めると時間があっという間に過ぎていく。
しかし「つぶやき」では足りないので仕方ない。
今から何をしようか…
少し休みたいところだが、夜寝れなくなってしまう。
ゲームをするにも微妙な時間だ。
ケーキを食べるにはもう少し時間が必要そうだ。
やはりゲームか…？
とりあえず、外出できて一安心。
これでしばらくはゆっくりできるだろう。
最後に、引用元さまのツイッターを。
精神科医・藤野智哉先生。↓
精神科医・樺沢紫苑先生。↓