尊敬する人。
長尾和宏さん。お医者さん。
約一年半ぶりにツイッターが更新されていた。
自分がつぶやきサイトをしていた時には一切更新されることはなかった。
先ほど久しぶりに覗いてみて初めて気付いた。
少しずつ世の中が変わっていっているのだろうか…
こうやって堂々とツイートできるくらいには。
自分は長尾先生のことを知ってから、まだ一年にもならない。
おそらくごく普通の「町のお医者さん」であったのだと思う。
それがこのご時世で、ある界隈では良い意味でもあまり良くない意味でも有名になられてしまったのだと思う。
ツイッターやユーチューブで発信できなくなられてからも、ブログやニコニコ動画、講演会などで、命懸けで発信をし続けられていたようだ。
あまり知らない、そして医学的な知識など全くない自分が詳しく書きすぎるのは良くないと思う。
昨年は、つぶやきサイトでたくさんの人のツイートを引用させてもらいながら「少しでも多くの人に届くように…」と、無謀なことをしてしまっていた。
自分はまだ先生の出された本もろくに読めていない。
知人から借りていたが、最初の数ページくらいで気分が悪くなってしまったのだ。
読みたいのに読めない…
以前は一日もあれば本の一冊くらい余裕で読めていた。
本当に悔しい。
それでも最近、樺沢先生や他の精神科医のお医者さんのつぶやきや動画を見るようになって分かった。
「今の自分には無理」なのだ。
どんなに簡単な本であっても一日数ページで集中力が途切れてしまう。
唯一読み続けていた漫画のワンピースも、もう2年以上読めていない。
そんな状態で、自分にとってかなりの集中力と読解力を要する本など読めるはずがなかったのだ。
悔しいけど仕方ない。
今の自分が最優先するのは、しっかり休んで正しい療養生活を送ること。
その療養生活が、自分を助けてくれたと言っても過言ではないかもしれない。
知人から長尾先生のことなどを教えてもらうまでは、外出困難なせいで他の人たちが当たり前にしていることができなくて罪悪感すら感じていたのだ。
今思うと、本当にタイミングが良かった…と言ってもいいものだろうか。
おそらくあのまま働き続けていたら、精神的にも限界だった自分にとっては、思い掛けないことで死に至ることもあったかもしれない。
昨日誕生日をお祝いしたばかりの知人(鳥好きさん)だが、本当に助けられてばかりだ。
樺沢先生のことを教えてくれたのも鳥好きさんだ。
自分は本当にこの人の影響を受けやすい。
できればお手紙主さんの健康生活の影響も受けたいところだが…
欲張りだろうか。
話を戻そう。
長尾先生について下手なことは書きたくない。
せっかくツイッターを再開された先生の邪魔をすることにもなりかねないからだ。
なので、唯一自分で知り得たことでもある、昨年行った講演会について!少しだけ!書こうと思う。
初めて行った講演会。
舞台など以外で、今まで自分でお金を払って行ったものはこちらくらいかもしれない。
長尾先生のことを知ってすぐ、行ける範囲内で講演会があることを知り、チケットをとった。
最初は独特の雰囲気に怖気づいた。
それまでタブー視するのが当然だと思っていた「死」について、明るく話されていた。
常連のお客さん(?)らしい方も楽しそうにされていたように思う。
おそらく何かしら病気を抱えた患者さんも多かったと思うのだが…
もっと堅苦しいものだと思っていたが、笑いもあり、歌まであった。
そして初めてここで、今の自分の目標である「自然死」という言葉を知った気がする。
ちなみにそんな自分も質問コーナーでは真っ先に手を挙げ質問した。
一つは、「先生の将来の夢はなんですか?」
もう一つは、「自分にできることは何がありますか?(曖昧)」
…なんて幼稚な質問であっただろうか。
先生も苦笑いされながらお答え下さった。
将来の夢については、逆に「あなたも聞かれたら困りませんか?」と質問返しされてしまった。
しかし少しムッとしてしまった幼稚な自分。
「あります!少しでも多くの人を救うことです!」
…この時は本気で思っていたのだ。
自分の病気と向き合う決断をして数ヶ月…
「いずれ自分のように、見た目だけでは分からないような障がいなどを抱えた人が大勢いることを、小さいうちから知ってもらうために絵本などを書きたい」と。
それが、「多くの人を救うために自分ができること」だと信じていた。
ちなみに今でも、病気さえ何とかなれば…と、思ってはいる。
そのためにはやはり「勉強」や「読書」は欠かせないと思うのだが…
そして二つ目の質問の答えはよく覚えていない。
今思うと、先生は呆れ果てていらっしゃったのかもしれない。
「あなたはマザー・テレサですか?」
「あなたが選挙に立候補されるのでしたら止めはしませんよ?」
などと笑いながらおっしゃったのは覚えている。
今では少しバカにされていたのかもしれないとも思うが、世間知らずなことに違いない。
それが自分だ。
そして更に何か質問しようとしたところ、やっと他の人も手を挙げて下さった。
もしかしたら自分の幼稚な質問に呆れたお客さんがちゃんとした質問を考えて下さったのかもしれない。
当時は気付かなかったが、せっかく講演をして下さった先生を残念がらせてしまったかもしれない。
自分の質問で終わらなくて良かった。
この時は、双極性障害との診断は受けていなかったが、どちらかと言うと躁状態であったのだと思う。
少し長くなりそうなので後は写真を主に書いていこう。
今まで有名人のサインなどもらったことがなかった。
初めてサイン待ちの列に並んだ。
皆さん本を手にしていらっしゃることに気づいた。
あわてて列から外れて続編購入。
・ワクチンは「打ちたい人だけが打てばいいだけ」ではなかったの?
・医療は、誰のためにあるのだろう?
国民のため?医者のため?政治のため?
製薬会社のため?
皆さんにそれを考えてほしい。
・ウイルスよりもワクチンの方が10倍怖い。
ワクチンよりも、人間の偽善と欲望が100倍怖い。
大真面目なお話なのに申し訳ない。
遠出をしたらこれだけは外せないのだ。
講演会でのことは以上だ。
残念ながら、最近ではネットでの情報収集もしなくなってしまっていた。
もしかしたら自分が思っているよりもはるかに世の中は変わっているかもしれない。
しかし先日お出かけした際、大人から小さな子供までマスクをしている姿にガッカリしたものだ。
していないのは自分くらいだったかな…
もちろんマスクをするかしないかは自由。
花粉症などもあるだろう。
それでも舞台で踊っている人たちは、客席で静かにしているお客さんよりもはるかに多く息をしているというのに…
もう以前のような生活に戻ることは難しいのかもしれない。
それでも長尾先生のように発信し続けて下さっている方も大勢いらっしゃる。
まだまだ少ないかもしれないけれどもゼロではない。
上のツイートは昨日のもの。
リツイート先の方のアイコンも見覚えがある。
おそらく、つぶやきサイトをしていた時にフォローさせて頂いていた。
こちらの女性のツイッターも久しぶりに覗いてみたけれども、本当に哀しい。
自分が知らない間にまた多くの人が亡くなっている。
因果関係が認められていないとはいえ、周りに原因不明の突然死などがあった人でないと、まだ疑問に思うことも難しいのかもしれない。
防ぐことのできない「死」であれば、残された人たちもそのうち受け入れられる時が来るかもしれない。
ただ、「人災」の場合はどうであろうか…
最初のうちは仕方のないこともあるかもしれない。
それでももう3年以上…
さすがに、何かがおかしいことに、権力のある人たちは気づいているはず。
それを認められないことも人間の弱さ故か…
時間=命。
いつの日か、先生をはじめ、多くの人が命がけで訴えかけてこられたことが、少しでも報われる日が訪れますように。