【私の仕事哲学?】 感想:『コンサル一年目が学ぶこと』 大石 哲之
感想
私は「コンサル?何それ怪しげ・・」とか思ってしまっている視野の狭い人間です。
ですがコンサルタント業って増えてきているような気がしています。
この本のタイトルは そんなコンサルについて学ぶために、役立ちそうと思って読んでみることにしました。
この本では「話し方、思考の方法、デスクワーク、プロフェッショナルマインド」について詳しく解説されており、これは単にコンサルの人だけではなくて、全ての社会人が知っておいてもよい内容だと思いました。
とくに私は話し方の章が気になりました。
結論から話そう。
聞かれたときに端的にストレートに答えよう。
数字を使って事実を話そう。
聞く相手は「そのテーマについて何も知らない」という前提で話そう。
このあたりは、業務の会話だけでなく、講師として話すときや、文章を書くときにも役に立ちそうです。
この本を読んで実践したこと/したいこと
本書のプロフェッショナルマインドの中で
「医者、弁護士、音楽家、スポーツ選手、なんでもプロフェッショナルと呼ばれる人は技術のほかに、独自の美学や哲学を持ち合わせています」
と書かれていました。
あら?医者が入っていますね。
私の仕事に対する独自の美学・哲学、かぁ。。
これは考えておかないわけにはいきません。
美学 哲学というと身構えることで考えが停止してしまうので、仕事のときに心がけていること を考えてみました。
おもに3点です。
1つは「医療者&患者 vs 病気」という姿勢です。
これは過去にもとりあげたことがありますが、治療方針を考えていくときに、医者対患者ではなく、医療者と患者で共同して治療方針を考えていけるといいなぁと考えています。
医者がその考え方を決めるサポートができたらいいと思っています。
2つめは、できるだけ「笑って帰ってもらいたい」と思っています。
これは私が研修医のときに指導をうけていた先生の受け売りです。
放射線治療医が扱う病気は基本的には悪性腫瘍、つまり がん です。
その治療を考えていくという作業はどうしても深刻になります。
とくに初回の診察はお互いに緊張感があります。
できるだけわかりやすく治療について話をして、わかりました、がんばりますと笑って患者さんが言ってくれたら、関係作りの第一歩だと思っています。
3つめは、他の診療科の先生へのお礼です。
少し目先が変わります。
放射線治療患者は全て他の診療科の先生からの紹介です。
他科から紹介なしには私の仕事は成立しません。
なので紹介頂いたときはもちろん、電話で相談をいただく場合にも「ありがとうございます」と言うように心がけています。
他科の先生と円滑なコミュニケーションをとりたいと考えています。
そうして風通しがよくなれば、きっと必要な方に放射線治療を提供できるはずです。
文章にしてみたらと思ったより長くなりました。
改めて考えてみると意外と私にも仕事の哲学があったんだなぁと思いました。
おわりに
皆様の仕事の哲学ってありますか??
探してみるときっとあるはずですよ!
読んで頂き誠にありがとうございます!
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これからもどうぞ宜しくお願い致します。
基本情報
リンク:コンサル一年目が学ぶこと
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年3月27日
備考:
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