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パワハラアレルギー🤧
そろそろスギ花粉のピークが到来する。花粉症には辛い季節である。
皆さんは、何かアレルギーをお持ちでしょうか。
先日、教科書の仕事をしていたら、『化学物質過敏症に対応した教科書』に関する文書が届いた。
卵アレルギーの子どもが下膳の際、他の子どもの食器に触れたことが原因でアナフィラキシーを起こしたというニュースも報道された。
乳製品や小麦、魚…アレルギーを持つ子どもにとって、給食は命がけである。同じ工場で作られた場合もNG。魚の出汁もNG。命に関わることなので、こちらもとても丁寧な対応が必要である。
どうも、近年はアレルギーを有する子どもが増えているらしい。
「東京都が1999年から5年ごとに実施している3歳児健康診査でのアレルギー疾患に関する調査でも、食物アレルギーの子どもはこの20年間で約2倍に増加していました。この10年で見ると食物アレルギーを持つ子どもの比率は15%前後で推移しています。この状況は東京都に限らず、全国的な傾向と見ていいでしょう。増加の背景には、診断の精度が以前よりも上がったことで患者数が増えている側面もあるかもしれませんが、食生活をはじめとした生活習慣の変化など未知な何かが関わっていると考えられます」
かくいう私も、甲殻類・ネコ・花粉等々のアレルギーを持っている。
たまに給食でエビが使われることがあるが、自衛のために食べないことにしている。子どもには、代替食が充てがわれるが、教員にはそのような対応はない。
私自身は『まあ、あるもので食べるか。』くらいに思っていたのだが、不憫に思った栄養士さんが、健康教育課に相談してくれた。
すると一言、「大人なんだから、食べなければいいじゃないですか。」
別に期待はしていなかったが、栄養士さんが激怒していたことを覚えている。
だが、悩みの種は、食物アレルギーだけではない。寒暖差や下着の圧迫による蕁麻疹が起こることもある。毎日、ビラノアという抗ヒスタミン薬を飲んで症状が出ないように抑えているが、効かないアレルギーがあった。パワハラアレルギーである。
校長ガチャ失敗
どの記事かは忘れてしまったが、「私、パワハラだから。」という自己紹介に加え、あからさまに差別的な対応をとり、飲み会の席では大暴走する校長。
あまり人は嫌いになるタイプではないが、そのお方だけは体が拒否反応を示した。その方が校長室へ向かうときの足音。授業中に教師を監視するような目つきで教室後方に佇む姿。朝の打ち合わせの声。
とにかく全てがNG。ビラノアが全く仕事をしないため、本当はよくないとわかりつつも、仕事にならないため、アレグラを追加投入。
不思議なことに異動をすると、毎日朝から晩まで悩まされていた蕁麻疹がピタッと止まった。『病は気から』というが、文字通り。
乾燥や花粉症が厳しくなるこの時期になると思い出してしまう嫌な思い出。
上司は選べない。パワハラ即懲戒免職になってほしい。
世の中のパワハラが厳重に処罰されますように。