【執着を捨てる】
【執着を捨てる】
“勝ち” に対する執着を捨てる。
なぜなら、
人生に “勝ち負け” はないから。
“お金” への執着を捨てる。
なぜなら、
真っ当に生きてさえいれば、
お金に不自由することはないから。
“成功” への執着を捨てる。
なぜなら、
人生に成功も失敗もないから。
ただ、魂の成長があるだけだ。
“◯◯祈願” を捨てる。
なぜなら、
正しい道を歩んでいれば、
天が守ってくれるから。
『心だに誠の道にかないなば祈らずとても神や守らん』(菅原道真)
健康への執着を捨てる。
なぜなら、
正しい生活習慣をしていれば、
自ずと健康になるから。
“生” への執着を捨てる。
なぜなら、
この世の寿命は天命であり、
私たちは、
本来、永遠不滅の魂(スピリット)だから。
執着を捨てることの重要性について、
“YOU CAN HAVE IT ALL”(邦題「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則 著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
の中に、こう書いてあります。
「 宇宙エネルギーは、
わたしたちの内側も外側も、
自由に流れたがっているのです。
エネルギーが自由に流れるようにしてあげさえすれば、
あなただけでなく、
みんなもその恩恵に浴します。
エネルギーの流れをさえぎると、
さえぎった分だけ、
自分にくるはずの恵みをとどこおらせてしまいます。
からだは不快感を覚えます。
これは、
あなたは自然な流れに逆らっていますよ、
という宇宙からのシグナルなのです。
なにかに執着することも、
エネルギーの流れをさえぎってしまう、
大きな原因です。
人間は、
お金や、
金銭価値のあるものに執着します。
ものだけでなく、
人にも執着します。
人であろうと、
ものであろうと、
なにかにしがみつくと、
しがみつく対象とあなたが共有するエネルギーの流れをせき止めてしまいます。
その上、
新しい人やものが、
あなたのもとにやってこようとするのを、
邪魔してしまうのです。」
(138頁~139頁)
「 『手に入れるために手放す』。
この法則に慣れるには、
少々時間がかかるかもしれません。
手放すことは、
もっているものをすべて放棄しなさい、
という意味ではありません。
手放すのはあくまでも気持ちの上でのことです。
手放すことは、
なにかが絶対に必要だという思いこみや、
執着心をなくすことなのです。
では、実際に執着心を手放せるようにするには、
どうすればいいのでしょう?
それにはまず、
執着しているものや人が、
そばにあろうとなかろうと、
平和な気持ちを保つよう努めることです。
そうやって、
執着心を徐々になくしていきます。
平和な気持ちになるまで、
根気よくつづけましょう。
これを実践することによる、
大きなメリットは、
たとえ、
ものや人が自分のもとを去っても、
心に負うショックや痛手が最小限ですむことです。
〈執着しないことの法則〉は、
〈豊かさの法則〉
と表裏一体です。
宇宙が豊かであるというのが真実なら、
なにをどれだけ手放そうと、
遅かれ早かれそれにかわるものがやってくるのは、
自明の理ではありませんか?
豊かさというものを語るとき、
わたしたちは、
どうしてもお金、
もの、
人など、
かたちあるものだけに目がいってしまいがちです。
でも、
いうまでもなく、
目に見えるものだけが豊かさではありません。
人の役に立ち、
重宝がられる、
さまざまな才能も、
れっきとした豊かさのかたちではありませんか?」
(144頁~145頁)
エゴ(我欲)による執着を手放し、
真我(愛)による自己実現欲求にシフトしましょう。
お互い、
人の役に立ち、
重宝がられる存在になりたいですね。
心の豊かな人になりたいです。
『執着を捨てれば人生はシンプルで楽になる』
(推薦図書)
“YOU CAN HAVE IT ALL”(邦題「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則 著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)