MBAマーケティングの50冊を1冊にまとめてみた①:3.0から最新の5.0まで…!マーケティング戦略の変遷について
読書ノート(96日目)
さて、本日からは
昨日までの姉妹本として
こちらの本を紹介してみます。
昨日まではMBAの「経営理論」編でしたが
今回から「マーケティング」編で、
いよいよ3部作もこれで完結となります。
ということで本書のマーケティング編での
大きな章は以下の6つ
①戦略
②ブランドと価格
③サービス・マーケティング
④マーケティング・コミュニケーション
⑤チャネルと販売
⑥市場と顧客
これらを5回に分けて
簡単ずつでも紹介できればと
思っています。
今日は現代のマーケティング戦略といえば
コトラー教授から始めるのが良いのでは?
と思い、こちらの本の紹介です。
マーケティング戦略の王道といえば
4PとSTPですが、それを1.0、2.0と
変遷で整理されていることで
より理解が深まりました。
そして本書「マーケティング3.0」が
日本で出版されたのが2010年ということで
13年も前の本ですが、今も
価値主導のマーケティングの重要性は
変わっておらず、より企業のミッションや
ビジョンやパーパス(存在意義)が
問われる時代になっているのでは?
とも思います。
Amazonでコトラー教授を調べていたら
2022年4月に「マーケティング5.0」が
出版されていたとのことで
僕のマーケティング戦略の知識の
アップデートが止まっていた事を痛感…
せっかくの機会ですので
マーケティング4.0と5.0も合わせて
ここで紹介できればと思います。
(この記事がビジュアル的な整理もされ
非常に分かりやすかったです!)
…とここまでが簡単にはなりますが
マーケティング4.0と5.0の紹介でした。
マーケティング4.0の5A理論って
電通が提唱するデジタル時代の消費者行動
AISASモデルにかなり近い考え方ですね。
そしてマーケティング5.0では
デジタルのテクノロジーを駆使して
AISASモデルのそれぞれに
顧客とのタッチポイントを設計して
消費者への価値提供をする。
そこで活躍するのが、
データドリブンなどのデジタル技術…
今後マーケティング戦略を立案する際は
AISAS(5A理論)の理解はもちろんのこと、
デジタル技術にも精通している人が
大活躍しそう!!…と感じました。
※AISASモデルは以下の記事が
分かりやすかったです
PS.
いま、僕が本業としており勉強している
データ分析が、現在の人事領域だけでなく
他の分野でも活用の場が広がっている事を
このような読書を通じて実感しており
ますます、早めに習得しておこう!
という気持ちになります。
2月は読書ペースを取り戻すために
予備知識を多少は持っている(はず…笑)の
MBA関連の本を中心に読みましたが、
3月は腰を据えてデータ分析関連の本を
中心に読もうと思い、
これらの本をピックアップし始めています。
これらを読んだ後は、いよいよ
統計学やプログラミングなどで
自分で分析を実装できるように…!
というステージに進む予定です。
ということで、
ここまで読んでくださり
ありがとうございました!
今日が皆さんにとっても
良い一日になりますように!✨
それではまた明日―!😉