やせたくてタンパク質をとったのに太るってどういうこと?
タンパク質の摂取量がじゅうぶんなら、運動しなくても筋肉は増えるという!(*注:筋肉が増えることで痩せやすい体にはなるが、タンパク質を摂取したから痩せるというわけではない!!)
(こちらのブログ参照↓)
「量が大事なら肉を食べまくるぞ〜♪」
「焼肉ならやっぱりカルビ♡」
「そうそう、この霜降りがたまらんのよぉ。」
「コンビニのホットチキン最高!」
「鶏肉は皮付きに限る!」
と言って、タンパク質をのんきにエンジョイしようとしているあなた!
数日後には
「タンパク質とってるのに太ったではないか!」
と文句を言っている姿しか見えない。
なぜそう言えるのか。
例えば、おいしいぃおいしいぃ牛カルビのタンパク質と脂質の量をみてみる。
タンパク質が豊富だが、脂質はもっと豊富だ。
タンパク質のカロリーは1gあたり4kcalなのに対して、脂質のカロリーは1gあたり9kcalだ。
表の数値をもとに国産カルビのタンパク質と脂質のカロリーを計算すると
タンパク質 12.8 × 4kcal = 51.2kcal
脂質 39.4 × 9kcal = 354.6kcal
これではすぐに1日の摂取カロリーをオーバーしてしまう。だから太るのだ。
これを、1日の摂取カロリー内に収めようとすると、
こんどはタンパク質が足りなくなるので太りやすい体になってしまう。
この食事のしかたは、増量中の人におススメだ。
ここに筋トレをプラスすると、行きつく先の最高峰はお相撲さんだ。
ダイエットをする人は、タンパク質を増やすことだけではなく、脂質を抑えることまで気にしなくてはいけない。
「買い物する時、商品の成分表を見るくせをつけよう!」
どんな肉が高タンパク低脂質か?
ざっくりいうと、
牛肉より豚肉、豚肉より鶏肉の方が
高タンパク低脂質傾向だ。
ダイエットでおなじみの鶏のささ身やむね肉は、
やっぱり最高なのだ。
他には、
明太子、ちくわ、カニカマ、ツナ缶(ノンオイル)などもいい。
少しの脂質を許容すると
ひれ肉、赤身肉や油が乗りすぎていない魚類が視野に入ってくる。
特に魚類については質の良い油を摂取できるので、献立の中には組み入れたい。
とはいえ1日の摂取カロリーに制限をかけていると、
夕食で脂質オーバーになりがちだ。
そんな時にはプロテインに頼ったり、
本当に脂質を抑えたいときにはEAA(必須アミノ酸パウダー)に頼ったりすると乗り切れるのでおすすめだ。