2023年9月23日多言語活動 ※読みやすいように、ニックネームや登場人物を太字にしています。 通常、地域でマルチリンガルになりたい皆さんが集まって活動する場所を「ファミリー」と呼んでいます。なぜファミリーと呼んでいるかというと…、多世代が集まって、いわいる語学教室みたいな雰囲気ではないから…とぉ~っても、あっとホームな雰囲気なんです!やっぱり「ことば」を育てる場は、温かい雰囲気でなくっちゃ!!今日も、ファミリーでの多言語活動の様子をつづります。 一番乗りは、中学生と小
毎週、ヒッポファミリークラブには、マルチリンガルになりたい人達が多言語の公園のような場(ファミリーと言っています)に集まって、今日も多言語を楽しみにやってきます。(※ニックネームで呼び合っているので、メンバーのニックネームを太字で表記) 今日のファミリーは、渋谷地域からキンパ(母)&マーサちゃん小3が来てくれました。中国上海キャンプで一緒に行った仲間がこうして遊びに来てくれるのはとっても嬉しいです。マーサちゃんは、中国語の最初の場面をお話してくれました。そして、高校生になっ
2023年7月に息子が10か月のカナダ高校留学を終えて、帰国しました。息子のカナダの体験談を聞くと、公用語はフランス語と英語。だけど、カナダは、色んな人種の人々が暮らしているので、意外と色んな国の言語が聞こえてきたそうです。 息子が留学していたのは、マニトバ州のウィニペグという街。息子のホスト家族は、フィリピン人家族。だから、お家ではタガログ語で話されていたそうです。学校に行けば、フィリピン人も多いけど、インド人も多く、ターバン巻いている友達やサリーを着ている友達もたくさん
英語だけでも話せるようになるのに、苦労しているのに、多言語なんて無理!って声が聞こえてきそうですが、私も20年前は、そう思っていて、ヒッポファミリークラブで英語だけやって、リベンジしたい!と思って入りました。子どもは2歳なので、きっと多言語を吸収できるだろうなと思っていました。 だけど、やり始めてみて、すごく不思議なことがたくさん起こりました。 勉強ではなく、環境を作ることで、自然に話せるようになっていこうという活動なので、大人の私にも起こることなのです。 数年経って気
多言語育児(TAGOIKU)を初めて、数年たった頃。長女が小学生4年生の頃だったと思います。初めて、ディズニーランドに行ったら、面白かったです! ディズニーランドで歌われている外国語の曲は、すべて英語で歌っているのと思いきや、英語がほとんどですが、実は、スペイン語の曲もミニーちゃんが歌っていました。 そしたら、長女が、「ママ、ミニーちゃんスペイン語で歌っているね!歌詞、簡単だから、全部意味わかるね!」って言ってて、一緒に歌ったのを覚えています。 ディズニーランドのあの長
英語だけでも習得できないのに、なぜそんなに多くの言葉(多言語)を学ぶ必要があるのでしょうか?今回は、多言語学習をすると多くのメリットがあることをお伝えします。 多言語を学ぶメリット ①英語が多言語で、わかるようになる ②壁のない開かれた心を持った人に成長する ③脳機能が向上し、アンチエイジングに効く ④マルチタスクができるようになる ⑤言語の維持 多くの言語を学ぶ意味はどこにあるのでしょう。 最近は「AIの翻訳技術が進めば、多言語を学ぶ必要はない」という声をよ
いたって、普通です。笑 頭が混乱しているわけでもない。 何語が来ても、脳は自然にその言語脳に切り替わるだけです。自分自身で、切り替えようとスイッチが入るのではなく、相手が話す言語に自然に切り替わっている感じです。 例えば、関西人の人が、普段は標準語を話しているのに、電話で実家と話していたら、本人も気が付かないうちに、関西弁に切り替わっていて、周りの家族に「関西弁になっていたよ!」と言われたり、 会社では普段、標準語話しているのに、関西人と話していたら、関西弁にして
もちろん、NOです!! 世界には、3言語話せる人、4言語話せる人…公用語は3言語、現地語は15言語話せる人もいる。日本人には信じられない話かもしれませんが、多言語話者は、色んなことばが生活圏にあり、その中で暮らしているので、自然と話せるようになる。皆が皆、そうだから、特別なことでもないし、頭も混乱するわけでもない。 人間の脳はよくできていて、多言語脳の方が、新しいことばを吸収するのが早い。 不思議だなぁと始めた頃は思っていたが、考えてみれば、納得いくと思います。 イタ
中国on-line交流で、できた中国人のお友達Rちゃんと約束して、浅草を見せてあげたいと思って、日曜日に、日本の仲の良いお友達2人と一緒に行ってきました。いつも留学生が来ると、浅草が近いので案内する場なのですが、なので新しい発見なんてないだろうなと思っていたけど、 コロナも落ち着いて、2年ぶりに浅草に行ってみると、新しいお店ができていたり、リニューアルオープンしていたり、新たな発見もあったりして、意外と楽しい!しかもお天気が晴天で雲一つなく、気候も良くて、七五三をお祝いで着
今日は、オンラインで、東京から京都のファミリーに参加しました。もうすぐオランダに10か月間、家族でお引越しをされるお友達に会いに。そのお友達は、オランダでお友達を作りたい!と、家族でオランダ語で自己紹介が言えるように準備していました。 ヒッポのマテリアルCDは21か国語あるのですが、オランダ語はありません。私は初めてオランダ語を聞いたのですが、すごくドイツ語に似ているなぁと思いました。別の人が今のフレーズのところは「トルコ語に似ているね!」とも話していました。 皆、日本人
高校10か月の留学前、ホスト家族に送る資料(調査票)に、自己PRを書く欄があります。留学前に、自分の長所、短所を知り、ポジティブに表現していかないといけません。ですが、意外と自分の短所はわかっていても、長所がないと思う子が多いのです。日本の文化は謙遜するのが美徳。だけど、海外では、自分に自信を持って臨まないといけません。 高校留学した先輩からのアドバイスは、 「留学中は、いろんな問題が起こるので、自分のことで悩まず、その問題に向き合い、解決に向けて、気持ちをそこに費やすこ
英語とスペイン語は近いと聞いたことはありますか?私の体感として、それを感じたエピソードがあったので、紹介したいと思います。 私がスペイン語だけで話す会で1時間話した後、覚えては忘れていた言葉:スペイン語「Sorprendido」とジェスチャーしながら、次男に言いました。そしたら、次男は、「You mean suprise?」と言ったのです。 そうか、英語とスペイン語は似ているから、そう覚えたらいいんだ!って、ようやく腑に落ちて、「Sorprendido」と「Surpris
私は、子どものために多言語の環境作りをせっせと継続してきました。自分もその中で生活しているわけですから、当たり前だけど、「環境があれば、誰だって話せるようになる!」と言っているのですから、もう英語さえもできない!と思い込んでいた大人の私でも多言語がだんだんとわかるようになってきました。 でも、思うのです。 親が愛情を持って作る環境は、ちゃんと子どもに伝わっています。それが、日本で作れる疑似多言語環境でも、大好きな両親や兄弟と一緒にやっていれば、もうそれは本物の多言語の環境
来年、カナダに留学する次男と一緒に、高校留学の準備説明会に参加しました。 そこで、担当の方から言われたことが、来年の夏に出発までに、行く国の言語をある程度話せるようになっていく準備をしていくことも大事だけど、それよりももっと大事なことをできるようになっていこうねとお話がありました。 日本人は、与えられた課題をこなすことは、すごい能力。どの国と比べても、そこが秀でているそうです。 だけど、世界的に見て、日本人が苦手なことは、 『自分で考えて、すすんで自分から行動する』
中国天津の日本語を学んでいる中国人のお友達Rちゃん。 大学から、バスと地下鉄を乗り継いで、天津の中心街に行ってくれて、1時間、町を案内してくれました。 ランドマークの建築(天津の眼)の観覧車も夜だったので、ライトアップされていて、綺麗でした! 歩きながら、日本と中国、お互いzoomをつないで、おしゃべりしました。 Rちゃんの寮のお友達2人も一緒。同じ日本語を勉強しているそうです。 ビルの中に入り、火鍋を友達と食べる様子も。メニューを見せてくれながら、お友達とどの料理を
①の続きです。相手が中国を伝えてくれたので、今度は私も日本を紹介したくなりました。携帯片手に持って、家の近所を歩いて紹介することにしました。 大通りに出ると、交番を見せてあげ、その次に、セブンイレブンを見せてあげました。 郵便ポストがあったので、日本の赤いポスト。中国は、何色かな?中国は、こんな形だよ!って、相手から、そんな言葉がかえってくるかなぁと楽しみに予想をしていたら、中国の学生さんは、「日本は、まだ、ポストを使っているのですか?中国には、もうありません。全部、メー