子どもを見守るために「放っておく」
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は「子どもとの関わり方」について、考えたことを書いていきたいと思います。
ぜひ、ゆっくりと目を通していっていただければ幸いです。
目次は、以下の通りです。
①子どもを意図的に放っておくってどんな感じ?
子どもを意図的に放っておくことの具体例は、「失敗しそうでも、思い通りに動いてなくても、見守る」というイメージです。
この「放っておく」は「関心をもって待つ」と言い換えてもいいかもしれません。
ついつい、大けがにつながりそうなことはさておき、それ以外ことでしたら、多少のことは目をつぶってしまうというわけです。
ちょっと思い切ったことですし、悲しい思いをしたらかわいそうだなと感じるかもしれません。
ですが、思い切って放っておく。
すると、何回に一回かはほぼ確実に悲しい思いを子どもはすると思います。
それが大切かなと私は考えています。
自分で決めたり、考えたりして動いた結果、どうなったかという経験ができるからです。
経験をしたら、フィードバックをする声かけをしたり、助けを求めてきたら支えたりすればいいと私は思います。
失敗や危険を取り除くのではなく、「どう乗り越えていくのか」の経験を得ていくことが大切だと考えているからです。
人にもよると思いますが、自分の経験上、「放っておく」くらいの意識がないと意外と干渉し過ぎてしまうと感じています。
関心をもって待つために意図的に放っておく。
私が意識して実践している子どもとの関わり方の一つです。
②わかることは一部であるという意識をもっておくことが大切
子どものことを何でも知っておこうとすると放っておくことは難しくなります。
ですが、そもそも何でも知っておく必要はあるのでしょうか。
自分だって知ってもらいたいこと、知られたくないことがあるように、子どもにも少なからずそうしたことはあると思います。
だから、子どものことも似たような視点で見てあげる必要がある時もあると思うのです。
また、自分の子どもでも担当している子どもだとしても相手のことを全てわかろうとするのは現実問題、そもそも困難なわけです。
だから、そこに注力するのではなく、どうやって「わからない領域」を受け止めたり、考えや違いを尊重したりすることに意識を向けていくことのほうがよほど大切だと私は思います。
当たり前だけど、ついつい忘れてしまう大切なことなのではないでしょうか。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。