てるてるもみぢ
最高の秋晴れ。
今週は、妻側のじいばあと再会。
お弁当を調達し、新しくできたという遊具目当てに森林公園を訪れた。
色づき始めた樹々が、日光をうけキラキラと黄金色。
見惚れていると「一句出来ましたか」と義父。
一度、手紙に俳句を添えたことですっかり俳人扱い。
いやいやボーっとしてただけです。
遊具は子供たちで溢れかえっていた。
人見知りの四歳息子、
「ああいうのは好きじゃない」と我関せずの素振り。ほんとに?
小川の渓流や芝生で遊び倒し、3時過ぎ。帰宅の段。
息子がちらと遊具の方を見た。変わらずの人出。
気持ちを察し、押しつけがましくない言い方――
じいの言い方を真似て誘う。
「一回行ってみますか?」
照れ笑いの息子。可愛いなおい。
一度人に慣れてしまえば、そこからは「もっかいやる」のオンパレード。
結局、閉門の5時まで、暗くなって一人になるも、彼は散々その遊具を遊び尽くした。
照紅葉子らのひしめく新遊具
(てりもみぢこらのひしめくしんゆうぐ)
季語(晩秋): 照葉(てりは)、照紅葉(てりもみぢ)……日差しに照り映える紅葉。晴天ならではの輝きがある。