Vol.7:生活の質「QOL」向上させる「住」の考え方/「住の教科書」黒no+e 賃貸VS持ち家編 第一章:賃貸?持ち家?どっちがいいの?
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黒のno+eは、雑記、独自の考え方を展開する、自由な【住の教科書】
今後の記事の予定や構成は下記をご確認ください。
賃貸 VS 持ち家というテーマで、それぞれの特徴やそれぞれ向いている人など記事にしてきました。
ですが、私がこのテーマを通じて伝えたいことは
「住む家によって生活そのものが変わり、生活の質が変わる。
これからの生活の設計図を書いて、住むべき家を決めていきましょう。」
どこで何に住む?だけでなく、いつ・どこで・何に・誰と・何故・どうやって住む?という5W1Hを考えることで、住むことに関しての設計図を作ることができます。
また、向いている人というタイトルの記事が多かったですが、誰でも向いている人にもなれると思います。
私の記事の内容としては向いているというよりも、こう住めば失敗しないよという考え方を書いていると思ってください。
一旦は、生活の質「QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)」の向上について考えていきましょう。
■QOLの向上とは?
生活の質の向上って響きはいいけれど、一体どうやって向上するの?
何がどう向上するのか?定義がはっきりしている必要があると思います。
そもそもの定義
私の考えで「QOL」は人生の満足度、生活の満足度と捉えています。
実際は医療の現場や介護の現場で研究が進められていますが、一般的な生活においても常に向上を図るのは無駄ではないと思います。
実際のところ、WHOは1994年にQOLを「一個人が生活する文化や価値観のなかで、目標や期待、基準、関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」と定義しています。そして評価基準として、国際間比較が可能な「WHO/QOL」と呼ばれるQOL基本調査票を開発しました。
この基本調査票はQOLの構成領域を
「身体的領域」
「心理的領域」
「自立のレベル」
「社会的関係」
「生活環境」
「精神性/宗教/信念」
以上の6領域に設定、各領域をさらに細分化して質問を設け、その回答を点数として集計する評価法です。
「住の教科書」で考える領域
では、この「住の教科書」で向上を図る領域は以下の4つとします
1.「身体的領域」・・・健康になる、維持する「住」の領域
2.「心理的領域」・・・安心を得る、ストレスを減らす、金銭の余裕を持てる「住」の領域
3.「社会的関係」・・・地域社会への貢献、SDGsの在り方を考える「住」の領域(社会貢献という意味での使用)
4.「生活環境」・・・利便性の追求、家での過ごし方の追求をする「住」の領域
多少どこかで無理矢理なこじつけを行う場面も出てくるかもしれませんが、私が「住」を通じて人に伝えられる領域はこの4つだと思っています。
実際にどの記事がこの4つの領域に該当するかなというのを紹介していきます。
身体的領域の向上
住宅の質が原因の一つとして増えている病気というものがあります。
例えば、シックハウス症候群というのは有名かもしれません。
ですが、それだけでなく「小児喘息」や「アレルギー性鼻炎」も住宅の質が関係していると考えられています。
また、住宅内で起こる事故として「熱中症」や「ヒートショック」というのもありますね。こちらの事故は「死」に直結しますので、60代を過ぎたら十分注意して生活しましょう。
住宅の質で病気が増えたり、事故が起きやすいということを知っていればその対策を打つことができます。
健康になるため、維持する為に住環境を学ぶことというのは、身体的領域の向上につながるのではないでしょうか?
住宅そのものの学びとしては
黒no+e【住宅の基礎編】第一章:住宅に求めるモノ・求められるモノ
生活の仕方で健康対策する学びとしては
白no+eで記事を書いていきます。
心理的領域の向上
地震は怖いですか?
怖いですよね。
では、地震が来ても大丈夫な住宅ってどんなものだろう?
よく聞く耐震等級って何?
新耐震基準と旧耐震基準とは?
新耐震基準でも西暦2000年を過ぎた住宅と、それ以前の住宅ではかなりの差があったり、そもそも築年数によっては2000年の家でも危険視しないといけなかったりします。
そんな災害に備えた住についての学びは
黄no+eで記事にします。
また、住宅に住み続けるということはお金が掛かり続けます。
そのコストを如何に減らすことができるのか?
住宅に必要なお金ってどんなものがあるのか?
そもそも、そのお金をどうやって準備したら良いのか?などの金銭面に関わるマネーリテラシ―向上をすることで、安心して生活を続けられる環境を整えられると考えています。
この住に関わるマネーリテラシ―向上は
白no+eで連載予定しております。
社会的関係の向上
今、世界的に見てSDGsやカーボンニュートラルという意識が強まっています。
何故EVを流行らせようとしているの?
太陽光発電とか何故増やしているの?
差別問題の解決やレジリエンス強化等の取り組みというのは住に関わってくるものだと思っています。
これらは基本的に緑no+eで取り上げていく予定をしております。
既に太陽光発電や蓄電池については記事にしておりますので、よろしければご覧ください。
生活環境の向上
住む場所の考え方一つで利便性の向上というのは可能だと思いますが、それだけでなく生活の中で「こんな暮らし方」をすると、生活が楽になるよ。
なんていう記事だったり、便利アイテムの紹介。
こんな暮らし方というのは、例えば白no+eの断捨離するとお金増えるよ、というような記事を一つ書いています。
これが生活の工夫で生活環境の向上につながると考えています。
また、家の中が散らかっていると心が荒んだりしませんか?
片付いている家だとスッキリして気持ちよくありませんか?
生活環境の向上は心理的領域の向上にも関わると考えております。
ちょっとした雑学に近いかもしれませんね。
基本的には白no+e全般がこの領域に該当するとお考え下さい。
その他にも該当していく記事はあると思いますが、私が考える「QOL」の向上というのは上記のようなことを考えているんだなって感じていただくだけで充分です。
では、この賃貸VS持ち家編では何が言いたかったのか振り返ってみましょう。
賃貸 VS 持ち家編第一章を振り返る
Vol.1:ライフスタイルを考える
賃貸と持ち家どっちが良いの?という問いに対しては
「正解はない」と結論を先に出しています。
というよりも、これからのライフスタイルをどのようにしていきたいのか?によって、正解が変わると言っていいかもしれません。
一人暮らしなら賃貸でしょ!!ではなく、その人の貯蓄状況や年収、考え方によってはマンションを購入していても良いかもしれません。
家賃がもったいないし、結婚したから戸建てを買うぞ!!ってそれ本当に大丈夫?
将来破綻しない?
生活の質を向上させていくのであれば、じっくり考えてみましょう。
Vol.2:本当に買う必要ある?
ある家庭を想定して家を本当に購入しても良いのかどうか?
賃貸を借りる方が良いのか?を考えてみましょう。
貯金がいくらできるのか?
購入した後の生活も想像できているのか?
現実的に生活可能かどうか、どんな生活になっていくのかを考えて、賃貸と持ち家どっちが良いのかを考えていきます。
金銭面的にどちらが有利なのか?
家をもったらどんな生活をしたいのかも考えていきましょう。
Vol.3:賃貸に向いている人
賃貸に向いている人とはどんな人なのかを考えてみましょう。
賃貸のメリット・デメリットを考え、どんな人に賃貸住みが向いているのかを考えていきます。
一生賃貸に住むというのもどんな生活になるのか考えてみましょう。
Vol.4:持ち家マンションに向いている人
マンションを購入するのにどんな人が向いているのかを考えていきます。
メリット・デメリットから考えて、金銭面だけでなく生活スタイルにも触れていきます。
Vol.5:持ち家戸建てに向いている人
持ち家戸建て、中古戸建や建売住宅に向いている人を考えていきます。
メリットデメリットだけでなく、戸建て特有の注意点にも触れていきます。
Vol.6:注文住宅に向いている人
戸建てに向いている人と、注文住宅に向いている人は別です。
私は将来的に注文住宅で家を建てて悠々自適な生活を送れるような夢を持っています。
注文住宅の性能の違いの考え方についても少し触れていきます。
〇おわりに
結局やはり賃貸と持ち家どっちが良いとかってないんです。
全ての記事をお読みいただいたら伝わると思っていますが、家というのは買うとか借りるって考えではなく、どう住むのか?住んでいくのか?を考えて、初めて今の段階では何に住むのが良いのか?がわかるんです。
人によってお金がどれだけ持っているのかも違いますし、お金の為に生活をするわけでもありません。
どんな暮らしをしたいのかによって、選ぶべき住宅というものが変わります。
選ぶべき住宅をキチンと選べれば、
それだけで一つ生活の質「QOL」が向上できるのではないか?
と私は考えているのです。
家の選び方一つで生活というのは一遍してしまうのです。
慎重になりすぎる必要はないと思いますが、本当に必要かどうかは考えましょう。
そして、夢を叶えるのも大事だと思っています。
どうしても自分だけの家が欲しい思うなら、その為に知っておく知識というのがあります。
その知識の一端として、「大学生や若い世代の方に向けて、どうしても自分だけのマイホームが欲しいと思うなら〇〇するな!!」という記事を書く予定にしております。
是非今後もよろしくお願いします。
今回で第一章完結です。
参考になりましたか?
「住の教科書」黒no+e 賃貸VS持ち家編
第二章 :総支払い金額の違いを考える
へ続きます。
本気で賃貸と持ち家を金銭面的に比較した場合、どれだけ違うのかを考えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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