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レゴで簡単に作れるボードゲーム4 ウボンゴ

余って使えていないベースプレートが、
「もっと自分を使ってくれ」と
寂しそうにこっちを見ています。

ベースプレートがたくさん余っている。

このプレートをどうしようか考えた結果、

かねてよりベースプレートを使ってボードゲームを作っていましたので、

引き続きボードゲームを作るのに
ベースプレートをふんだんに使ってみようと思いました。

これまで投稿してきた簡単に作れるレゴのボードゲームでは複雑なブロックをなるべく使わないように取り組んできました。

手持ちのブロックで作れて誰もが楽しめるようなボードゲームを作ることを前提としているので、

今回もレゴブロックと、とても相性が良い
ウボンゴ(Ubongo)を作成してみることにしました。

ウボンゴ(Ubongo)とは

ウボンゴは、ポーランド生まれでスウェーデンのゲームデザイナーであるグルゼゴーツ・レヒトマン作のボードゲームのことです。

ウボンゴは8歳以上の1〜4人用のゲームで、プレイ時間は20~30分程度。

タングラムとテトリスを組み合わせた、アブストラクト(抽象化)なパズルゲームとなっています。

国内では株式会社ジーピーより販売されています。

ウボンゴのルール

簡単に説明すると、各プレイヤーは一斉にボードを受け取り、手元のピースをそのシルエットに合わせてはみ出さないように配置するゲームです。

サイコロを振り、砂時計をひっくり返します。 全員同時に、できるだけ早く、ダイスで指示されたタイルを、パズルボードにぴったりとはめます。

一番最初にできた人は「ウボンゴ」と叫び、他の人も砂時計が落ちるまで続けます。 9ラウンドプレイして、得点が多い人が勝ちです。

流石に本家の条件まで完全にレゴでコピーはできないので、よーいドンでプレートを取りピースをはめるルールにします。

最初のプレイヤーが完成後、制限時間を設ける方式にします。

制限時間は20秒ないし60秒くらいを設定するとアツいです。

このカウント内に2番手以降のプレイヤーが完成させることができた場合、完成させた全員が得点を獲得できます。

完成できなかった場合は、その得点は最初に完成させたプレイヤーに加算されます。

ゲームはその合計点数で競います。
(得点は各人で設定して良いと思います。)

では早速作ってみます。

ベースとなるウボンゴミニ

今回、ピースとシルエットはウボンゴミニを参考に制作しています。

http://www.gp-inc.jp/boardgame_ubongo_mini.html

ピースの制作

ピースは基本ブロックとプレートパーツのみで作成します。

ピースは8つ作成します。

ブロックの組み合わせでピースを作るのは
レゴの得意とするところです。

使用する色は、手持ちで割と多かった基本ブロックのうち、赤色、青色、黄色、黒色、緑色、灰色、茶色、オレンジ色を選びました。

色はお手持ちのブロックと相談ですが、同じ色で作っても多少見づらいですが問題ありません。

以下に作成したピースの写真を入れました。
作成の参考になれば幸いです。

ピースは8つ
青色 テトリスの凸
ブロック構成
緑色
ブロック構成
茶色
ブロック構成
黄色 基本ブロックをそのまま使用できます。
赤色
ブロック構成
黒色
ブロック構成
灰色
ブロック構成
オレンジ色
ブロック構成

さあ、完成しました。これらをプレイヤーの人数分作成します。最低2セットは欲しいところです。

ベースカードの制作

こちらはピースをはめやすいように、シルエットをプレートブロックで配置していきます。

主に2×2と2×4のプレートブロックを使いシルエットにしました。

色はどのような色でも良いかと思いますが、背景は白が見やすいかなと思います。

枠も作っておくとピースをはめ込みやすいと思います。

枠は見やすさを考慮し1×1〜4の基本ブロックを使用しました。

シルエットは白が見やすい。 
青い枠もあった方がはめ込みやすいです。

ブロック外しはあった方が作成が楽になります。

ベースプレートをふんだんに使い9セット作りました。3人プレイヤーで3回対戦ができますね。

9セット作成
ウボンゴ完成。

ウボンゴ完成!

完成しました。ベースプレートを9枚使ったので
きっとベースプレートも喜んでいる(に違いない)はずです。

使用したブロックも、ほぼ基本ブロックで構成されているので作成難易度は低いのではないかと思います。

早速プレイ開始します。

うーん、合わん! 脳みそフル回転

ピースの表と裏も使わなければならないので、
時間が短いと意外と焦りますね。

なおウボンゴをオマージュして、レゴで作成したので勝手にレボンゴと呼んでみようと思います。(レゴンゴ、レゴウボンゴなど考えてはみましたが、言いにくかったり、噛んだりしたのでレボンゴに、、)

レボンゴ、案外楽しめそうです。

ウボンゴの教育利用

ウボンゴ自体は、3~4 ピースのパズルを枠 にあてはめることで、空間認知力を高めることをねらいとしているため、ヨーロッパの教育機関では、知育教育として導入されている定番ゲームです。

様々なウボンゴ

ウボンゴはポケモンバージョンや立体バージョンも販売されており、さまざまなバリエーションがあります。

http://www.gp-inc.jp/catalog_ubongo.htmlより引用

最近、近所にボードゲームができる専門の店舗をちらほら見かけるようになりました。

アイデアが浮かぶかもしれないので、
少し覗いてみようかと思う今日この頃です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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