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米NY州の大学4年生/社会学・女性学/地方公立高校から海外大学

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米NY州の大学4年生/社会学・女性学/地方公立高校から海外大学

マガジン

  • 私が海外大学を選んだ理由

    今でこそアメリカの大学で好きな学問をのびのびと学んでいる私だが、実は国内トップ大学志望の超偏差値人間だった…!?数字でしか自分を評価できなかった人間が、海外の大学を選択した理由とは ――。

最近の記事

午後2時、桜降るユニオンスクエアパークにて。

今したいことは何か。 今楽しいと感じることは何か。 「今」に集中しよう。 ただそれだけを心に刻んだ時間だった。 ◇ 彼とは1年ぶりの再会だった。 大学卒業を目前にした春休み、偶然彼が住む方面へ遊びに行ったので、1年ぶりに連絡をした。 前回も、数ヶ月ぶりに連絡を取った時に偶然同じ場所にいたので、その日のうちに会うことになった。互いに活動拠点が全く違うのに、不思議な縁だ。 ◇ 彼と出会ったのは、私が高校生の時だった。 頻繁に連絡を取る仲ではなく、ある時は1年ぶりに、また

    • 2024/04/08

      『Seasons of Love 』 私は何をしにアメリカに来たんだっけ 私は何をしにニューヨークに来たんだっけ それを思い出させてくれる歌 ◇ コロナの影響により、演劇の道を閉ざされた。 ニューヨークにある大学の演劇学部に通っていた私は、いつの間にか、“普通”の学部に通う、“普通”の大学生になっていた。 表現の世界へ突き進んでいた私は、 2020年のあの春、問答無用で脱がせられた衣装を無理矢理大きなバッグに詰め込んで、お稽古場を後にした。 それ以来、二度とお稽古場に戻

      • #5|I'm back

        皆様、ただいま戻りました。お久しぶりです!とんとんです。 前回の投稿は昨年の6月21日でしたね…。 実は前回の記事を更新した直後に卒業後の進路を変更することになり、進路準備に集中するために、note執筆から一旦離れていました。 そして先日、進路準備にようやく区切りが就いたので、note執筆を再開します!インターネットの端っこにちょこんと存在する記事ですが、誰かの心に届いたら嬉しいです。ぜひ、気軽に読んでいただけたら嬉しいです! 今後ともよろしくお願いいたします。 ◇

        • #4|文系が2週間でアプリ制作をした件(Google日本オフィスへ行ってきた話もあるよ)

          以下、昨年7月に投稿しようとしていた記事です。 眠らせておくのはもったいないので、そっと公開しておきます。 _______________________ こんにちは、とんとんです。 さて、今日のタイトルは、『文系が2週間でアプリ制作をした件』!!! なかなかクールでしょう? 実は今回、かねてより志望していたプログラムの選考に通過し、念願だったプログラミングを学習する機会を得ました。今日は、そこで得た学びについて書きます。 この記事は、 ・ITなんて自分とは無縁だな…

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        • 私が海外大学を選んだ理由
          5本

        記事

          #3|留フェロの夏、始まる。

          今年も留フェロの夏が始動! 去年に引き続き、今年も7月キャラバン隊として全国を回ります! 北は東北、南は九州まで、みんなに会えるのが今から楽しみだ! ▽留フェロとは? ▽メンバー紹介ページ 今年は、大阪の女子校の2daysプログラムからスタート! 実は、昨年のキャラバン隊(以下CV)終了後、 「2023年の現場統括(チームのリーダー)の選考に挑戦しないか」というお話をいただいていたのだが、就活が本格化するのでお断りさせていただいた。 しかし、改めて自分の情熱や本心と向

          #3|留フェロの夏、始まる。

          #2|21才、海外大学3年目の人生設計の変化

          こんにちは、とんとんです。 皆様いかがお過ごしでしょうか?😺 私はというと、最近はいよいよ大学卒業後の進路の決断が差し迫っています…! 私の決断の鍵は、大学院進学と就職、どちらをするか…というものです。 大学卒業後も学びの舍に身を置いて勉学に励み続けるか、実社会に出て働くか。 (なぜこの2択で迷っているのかは、またいつかの記事でお話させてください!) この選択は非常に悩ましく、思い返せば本格的に考え始めたのはもう半年も前の昨年9月です。 どちらの選択を取るべきか結論を出

          #2|21才、海外大学3年目の人生設計の変化

          #1|「耐える」の真意(現時点ver.)

          __________________ この記事をオススメしたい人 ・リアルな海外生活を知りたい人✔ ・自分の行動や選択に迷っている人✔ ・前に進んで懸命に生きている人✔ __________________ 序章 気がつけば3年生の秋学期が終わり、大学生活も残り半分を切った。 今日は、久しぶりに大学生活のことについて記そうと思う。   「耐える」 私は数ヶ月前まで、この言葉の意味を知らなかった。 いや、正確に言えばこの言葉が苦手だった。   私は小学校高学年の頃から、目標が

          #1|「耐える」の真意(現時点ver.)

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~最終章

          ~前回までのあらすじ~ 数年間に渡る偏差値人間期間を卒業し、私はようやく海外大学受験を決意した。しかし、海外大学に行きたい気持ちはたしかにあるものの、その理由をうまく言語化をできていない自分がいた。この最終章は、「自分とは何者か」について、徹底的に自分に問いかけた私の海外大学受験戦記である。 最終章:『自分とは何者か』 高3の1年間で自己理解が深まったタイミングは主に2つある。   ①「自分とは何者か」という問いとの出会い 高3の夏頃にとある奨学金財団の説明会に行った。そ

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~最終章

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~ vol.4

          ~前回までのあらすじ~ 海外大学進学コースに所属したことでアイデンティティーを取り戻し、偏差値人間の皮を脱ぎ始めつつある自分。そんな中、いよいよ進路選択が迫ってきて…。 第Ⅳ章 国内? or  海外? 高2の冬。そう、進路選択が本格化する季節。 予定通り、国内組へ戻るのか。 それとも、海外大学を目指すのか。 私は、かなり迷っていた。 受験準備は学校の決まりで国内用も海外用もどちらもしていた。 しかし、高2の1月から海大進は国内模試の課題が免除になって海外大受験の課題

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~ vol.4

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~ vol.3

          ~前回までのあらすじ~ 高1までは舞台と学業を両立しながら何とか“優秀な自分”を維持してきたが、高2の5月に決壊してしまった自分。演劇を予定通り引退し受験生活に入ったものの、偏差値に支配されたままで…。 第Ⅲ章 脱皮 私は高2の5月に演劇を予定通り引退し、受験に向けた勉強1本の生活に入った。そしてここで、演劇を引退したこと以外にももうひとつ自分に大きな変化があった。それは、学校で海外大学進学コース(海大進)に所属したことだ。 海大進とは、高2から始まる2年間のコースだが

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~ vol.3

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~vol.2

          ~前回までのあらすじ~ 小学生時代は純粋な夢を持つも、中学に上がり社会に染まり偏差値に支配されるようになった自分。高1の1年間は、なんとか高成績を維持し優等生のまま乗り切るが…。 第Ⅱ章 偏差値人間の決壊 高校2年生になった。そしてこの5月、事件が起こる。 私は小5から演劇をしており、ゴールデンウィークは東京公演があった。GW初日から最終日まで、朝から晩までのリハと本番に加えて宿泊施設では小中学生メンバーの引率もあり、学校の課題が全く終わらなかった。普段から課題が多い学校

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~vol.2

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~vol.1

          序章 「東大、最低でも早慶に行けなかったら死ぬ。」 17才の私は、こんな思想で支配されていた。 本気でそう思っていた。 偏差値が全てだった。 トップの大学に行って、大企業に入る。 それが全てだった。 漠然とした憧れではなく、中学受験を経験した頃からかなり綿密に執念深く“成功”の人生設計を描いていた。中学生の頃には五大商社を売上高順で全て言え、高校に入った頃には、G〇とかモル〇〇という言葉を覚え、赤緑青が大人の世界では何を指すのかも知っていた。 小学校の卒業文集には「この

          『東大に行けなければ死ぬと思っていた。』~私が海外大学を選んだ理由~vol.1

          わたしの夢

          はじめまして、とんとんです🐷 インスタでは収まりきらなかった文章を、 こちらに置きます。 ↓   ↓   ↓ 20歳になりました。 少しだけSNSから離れていたのですが、 中高時代の先生方や地元の方々、 ミュージカルの先生方や仲間達、 学校や地元の友達、 合宿やキャンプで出会い、 今でも応援してくださってる方々… いつも支えてくださってるみなさんに近況報告をすることが今自分にできる感謝を伝える方法のひとつだと思い、この文章を綴ろうと思いました。 昨年8月にアメリカの

          わたしの夢