レジリエンスとは。。
みなさん、こんにちは。
今日は、「レジリエンス」について書いてみます。
最近「レジリエンス」という言葉がやっと流行り出して来たな、いや使われ始めてきたなの方が近いかな。。と思っています。
実は、私が、およそ10年前に「メンタルヘルス」の研修講師をした際に最後に少し触れたテーマでした。
レジリエンスとは、簡単に言えば、「回復力」です。
申し詳しく言えば、
困難をしなやかに乗り越え回復する力 レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」として、ビジネスの現場でも注目が集まっています。
10年ほど前、講演を依頼され、保育園・幼稚園関係者向けにおよそ100名程度の研修をかねた講演の際に使わせていただきました。
当時は(今もですが)、保育園、幼稚園の先生の負担は激務で、休暇を取るに取れない状況でした。子どもが好きだからという理由だけで、保育士免許を取得して、いざ働いてみると、相手は言葉をもたない人間ですから、教育というよりは管理するのが大変激務なわけです。
保護者から大切なお子さまをお預かりして、安全、安心で何事もなくお帰り頂ければそれでよいのですが、お預かりしている間の子どもに対する気の使いよう、子ども同士のやり取りへの介入、さらに叱るより諭すが優先すべきところが、相手は言葉がわからない。そのために、子どもに手を上げざるを得なくなるところを、グッと我慢して、いなして、機嫌取りして、とストレスがかかりたい放題なわけです。
そんな職場で働いている皆さんは、本当にご苦労様です。
講演の際、内容依頼の中で、「うつ」を理由に有給休暇を取り、実際には小旅行にいっているという、園長先生レベルからの相談もありました。
そこで、メンタルヘルスに関する講演というよりは、自分を振り返るワークショップをやりました。それぞれに、目標を持ってみる、やりたいことを書きだしてみるというようなことをやりました。
目標をもつことについては、別途noteに掲載しています。
詳しい内容については、また思い出した時に書きます。
「レジリエンス」についてはなしたのは、最後のまとめの時でした。
当然ながら、聞きなれない言葉に反応した出席者からは「何ですか?それ」という質問はきました。
つまり、生きていれば、色々なことがあります。
落ち込んでも、また、回復して次に進めるよう自力で(もちろん、色々な方法、例えば瞑想やヨガ、カウンセリング等も併用していいんですよ)普段の生活に戻ることです。
丁度アメリカの小学校の先生をしている方がTEDで紹介している、GRITも同じようなことを話しています。
アンジェラ先生はやり抜く力としてGRITを紹介しています。
レジリエンスが先か、GRITが先かは人それぞれですが、子どもでも大人もうまく活用できれば、日々の様々な出来事を受けとめ、乗り越え、そして前に進んでいくことができると思うわけです。
かくいう私も中々できない事の方がおおいですけれどね。